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趣味人(シュミット)のプラジェクトX
#10 F-104S ピトー管
ようこそ !
趣味人(シュミット)の
プラジェクトX(ばってん)へ!
ITAZUKE AIR BASE SERIES
1947~1964 市岡禮助 著
ずいぶん前に頂いていたんですが、何やかやでご紹介のタイミングを逸していました。
クラブ活動で知り合いになった、福岡エアロレプリカクラブの重鎮、市岡禮助氏が編纂された福岡板付基地に駐留していたアメリカ軍機の精密図面集です。
氏は1956年からプラモデルとは技術的に一線を画す、図面を元に木や金属を削り出して完成させるという高等テクニックが必要なソリッドモデルを手掛けられていて、50分の1の飛行機を数多く製作されています。
その製作に用いた図面を印刷業者に3700枚もカラー印刷を依頼して自ら製本し、同好の友に無償で配本されました。
表紙のアップ画像です。
さっと目を通したところでは、何の違和感もなく非常に素晴らしい側面図のカラーガイドですが、[F-80C FT-423]の機体下にオレンジの細い線があります。
よほど神経質な方でなければ、気にはならないと思いますが、市岡氏によれば他にも一ヶ所刷り上がった後発見したと後述記に認めてあり、そこまでこだわる自分が「なし得た仕事」の微々たる汚点(こちらとしては気にならないし、気にも留めない)を残念がっておられました。
熟練ソリッドモデラーに「削り過ぎたらパテを打つんですか?」と質問したところ、「削り過ぎないよう作業しています」と、返ってきたので、「でもやっぱり削り過ぎる事あるのでは?」と突っ込んでも、ムッとして「削り過ぎないよう作業しています」と、ソリッドモデラーへはしてはいけない質問をしてしまったようです。
貴重な素材、自らひいた図面を頭に身体に叩き込んで、真剣勝負の研削作業。
何とプラモデルの作業効率の良いことか。ドンガラはもちろん、透明な風防、脚関係、爆装に至るまで、微に入り細に入りパーツが揃っているものをくっつけ立体化していくだけ。やれ形がイマイチだ、やれ作りにくいパーツ割りだなどとなんと次元の低いこと。
プラモデル自体が絶滅危惧種の仲間に入ろうとしているこの時代。ディープなソリッドモデル界も同じく、後継者の不足に悩んでいるらしい。
この期に及んでソリッドモデルへ乗り換える勇気も能力も持ち合わせていないが、生きている間はプラモデルというとっつきやすい?趣味を通じて、模型界の維持発展に微力ながら貢献していこうと思う。
私も大好きな通称“ハチロク”F-86セーバーは
次回の編集に回されているようで、長大な記録をまとめていらっしゃるのでしょう。
少し体調が思わしくないとの事で、無理をなさらない程度で進めてもらいたいところです。
貴重な資料を無駄にする事なくありがたく活用させて頂きます。
ありがとうございました。
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プラジェクトX(ばって〜ん♡)
F104Sをポチったら、おまけでついてきた挽物のピトー管を元に、ステンレスパイプの組み合わせで自作していきます。
製品としては真鍮の挽物で何の遜色も無いものですが、最終的にシルバー塗装を施さないと実感がない為、なら最初からシルバーピカピカのステンレスがええじゃん☆と、寸法採りのワークとしました。
ノーズコーン内に先を尖らせたφ5のプラ材を流動性の高いパテで固定して、硬化後ドリリングしてピトー管を差し込めるようにします。
ウクライナ
に平和を♡
ノーズコーン先端とピトー管の段差をなめらかにする為、ダミーの金属棒を仮固定してパテを整形後、それを抜いて画像中程にある本ちゃんのステンレスパイプ組み合わせのピトー管を装着します。
今日もご覧頂き
ありがとうございました。m(_ _)m
今回は この辺で ごきげんよう (^o^)/
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