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F/A-18F 塗ってナンボ !

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お盆もいっていまいました。御先祖様方も、あっちの世界に帰って行かれました。

仏間の長押(ナゲシ)に掛けられたジサマ、バサマ、オヤジと戦死したオヤジのあんちゃんの遺影。

皆さん顔の輪郭に黒々としたシャドーを入れられ、なんとなく顔の立体感を強調された写真に仕立ててあります。

なにを隠そう、葬儀屋さんの手になる写真修正技術の為せる技であります!

遺族から預かったスナップ写真から顔を抽出し、首無し正装の上半身にはめ込み、背景を消しつつ顔の輪郭に沿ってシャドーを入れ、生前のふくよかで生き生きとした姿を現してあげたいと、棺桶の中の当人からも御遺族からも文句付けさせない渾身の一枚に仕立てあげられています!

今はデジタル技術でどうにでもなりますが、過去にはざっと顔のマスキングを施しエアブラシでプーッと単色吹いてあげると、涙を誘う遺影が立派に出来上がっていました。

その写真修正用にも使われている、口径 0.2のハンドピースを使ってカウンターシェードスキームの基本塗装をやっつけました。

全面サフ吹きを終えた機体の下面に、308(GSIクレオスラッカー塗料ナンバー。以下の記事中も同じく)をきっちり塗装。混ぜもん無しのビン生からスタート。






垂直尾翼下方の水平飛行時に陽が漏れるところは上面色が回り込み、影を相殺しています。
モデルから実測して紙に起こし、それを2枚重ねて切り出し、マスキングテープに貼り付け切り出しました。捨てマスキングをガイドに貼り込み、上面色 307の塗装に備えます。





機首の塗り分けも細切りマスキングテープできっちりラインを引いて、それに重ねて下面色のマスキングを施しています。

今回の機体の主翼後縁、垂直尾翼の前/後縁に337の塗装、垂直尾翼トップに327の塗装指示があり、上・下 基本塗装が済んだ後、新たなマスキングをして塗り分けています。

機首の発射口と、ジェットノズルは今流行りの黒立ち上げです。メタリック塗装には縄文時代から使われていた技法ですが、何故か主要の機体塗装にまで及んできています。

塗料の発色は無彩色あるいは白色の下地によって発揮されるものと確信していますので、何が何でも時流に乗って行こうとは思いません。
黒からスタートすれば、隠蔽力のない塗料は厚塗りしか方法は無く、モッサリした仕上げになるのは御免です。
ファウンデーションがガタガタだと、塗りたくろうが汚しでごまかそうが、仕上がりがヨレヨレになるのが見えてますから。



梅皿に基本色をとり、明度の高低差のある2色を取り分けリターダも添加し、まず暗部とパネルラインをエアブラシの極細引きで描きこみます。
明度の高いものでレタッチするので、はみ出しはあまり気にしません。塗装面とハンドピースノズルとの距離は10~20㎜前後のチョ〜接近戦で、コンプレッサーも0.5kgf/㎠のフワ〜っとした圧力で保ちます。もちろん塗料はシャブシャブの薄〜〜い隠蔽力の弱いもので、基本色をモロに潰さない程度の希釈率です。塗料の量もこれで充分です。ってか充分過ぎます。シンナーと合わせ2~3ccというところでしょうか。ハンドピースのカップもそれくらいしかありません。





上・下面の塗装がほぼ出来た状態です。まだデカルを貼っていませんので、その後のクリアコーティング→スミ入れ→最終のウェザリング/エイジングがまだまだです。

最期までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。今日はこの辺で。

では〜〜(^O^)/

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夏休みの工作

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チョー久々にヤフオクで、オールドキットを落札しました。



1/35 タミヤ MMシリーズ 36
Sdkfz 232(8Rad) ドイツ 8輪 重装甲車

以前、クレイジーストックのバブルに浸っていた時、これも欠かせぬアイテムとして罪多き存在のひとつでしたが、タミヤのエイトシリーズ3作品に欠かせないアイテムで、またまた欲しくなってしまい、適正価格(送料、税込みで¥1.800.-)で落札しました。

エイトシリーズ

☆ 8輪 重装甲車

☆ 88㎜ 対戦車砲

☆ うっかり八兵衛

うっかり八兵衛はタミヤのラインナップにはありません。m(_ _)m

8トンハーフトラックなんか、如何でござんしょ!

8号戦車 マウス も美味しそうですが、タミヤの製品企画にのぼっていないようです。

この8輪重装甲車のランナーに刻まれた金型の製作年度は、1974とあります。なんと!40年以上の歳月を経て、再びか三たびか分かりませんが、個人の手にすることと相成ったわけです。





キットの蓋の内側です。丁寧な作りで、厚紙を芯に印刷された紙を貼ってあり、内側に折り曲げられたのりしろにもツインスターやキャッチコピーが刷られていて、おっされ〜です。

パッケージ印刷技術の進歩でしょうか、またはコストダウンの為でしょうか定かでありませんが、このような作りの箱は模型業界では現在見なくなった感があります。

…………………………………………………☆



《 貼る 》ということで、10円木っ端を切り刻んで木ネジで止め、糊付きシートをざっと貼り込んで、キン肉マンとラーメンマンのお風呂を作ってあげますた!!ショボい夏休みの工作?です。





おんや?なんかチラッと見えるんですがね〜。



はい!実は接着剤のケース?というかベースです。倒した経験を持つボンクラ野郎の為に、『 転ばぬ先の箱 』をパパッと組んで、タミヤの化粧箱に触発されて、ホーネット飛行姿勢のディスプレイベースに使って余ったシートと、白色の同じものを貼り込んで仕上げました。下地作りはパス。これをひっくり返したら、金メダル級の大技でしょう。

リオ オリンピックで “ 熱い ” 夏が繰り広げられていますが、かたや大リーグではイチローが3000本安打達成をやってのけ、甲子園では熊本代表の秀岳館が初戦を突破しました!

がんばろう 熊本! がんばれ 日本 !!

では〜(^O^)/

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のーちぇくばーな

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先の日曜日 、八月七日は立秋でした。暦の上では秋。
とはいえ、無茶苦茶暑い溶けそうな日が続いています。北海道にお住まいの拙ブログの読者登録を頂いているマダ〜ムひさへさんところでは、涼しい秋風を感じたとの事で、うらやますぃー限りです。

……………………………………………………☆


ふと、「 のーちぇくばーな 」と言う言葉がポンと頭の中に浮かび、何だろう?とググったら、ラテン音楽のフルバンド 、有馬徹とノーチェ.クバーナ[ noche cubana : キューバの夜 ]でした。


Yahoo!画像検索 有馬徹ノーチェ.クバーナ

私の産まれる前から結成されている楽団で、「 マンボNo.5 」などの演奏は皆さんも一度はお耳にされていることでしょう。

親父が生きていたら今年90歳になるところですが、私の長男が産まれた年に59という若さで他界しました。その長男も三十路を数えます。

1945年、戦艦[ 榛名 ]が瀬戸内海 江田島沖で米軍機の猛攻を浴びて大破着底した時の水兵で、傾く艦から海に飛び込み、泳いで呉工廠にたどり着いたと聞かされていました。
戦争の話しは殆んど語ってはくれませんでした。仲間の死や戦争の悲惨さを自分の中に押し込めていたんだと思います。
原爆投下後の広島市中にたどり着き、その時の残留放射能をもろに浴びたのでしょうか、兵役解除から熊本に帰り着いたあとは大病を患い、頑健な若者から一転、あまり強い身体の持ち主ではなくなったようでした。

オヤジの若い頃の写真を見ると、昭和モダンボーイそのもので、劇団や素人楽団の姿もあり、たぶんこの頃[ のーちぇくばーな ]の軽やかな音楽を聞かされて、記憶の片隅に残っていたんだと思います。

もうすぐお盆。終戦の日が今年も巡ってきます。

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夏休みの自由研究

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人の体温を超える猛暑日が、あちこちで記録されています。

エブリバディ、如何お過ごしでしょうか?

こんな暑い中で体温計を脇から外した瞬間、グイッと上昇してしまうんでしょうか?

ナゾのまま人生やり過ごしています。

ここ数日、模型の作成はとんとご無沙汰しています。暑苦しい日中から解放されるべく、ザブンとひとっ風呂浴びてカパカパ呑むもんだから、ほろ酔いの度が過ぎて、手が動きません。

まぁ気が向かない時はほっぽらかしのほうが、チョンボすることもないし、気合いだ、気合いだ、気合いだー!!とノリノリになるまでやらない事にしてます。

今回は、せせこましい秘密基地から外へ出て、晴れ晴れとした広大な青空に浮かぶ雲を撮ってみました。同時刻の三方に浮かんだ(できた)雲です。

まずは東の空から。



手前は発達中の積乱雲。その遥か上空に巻雲。これを撮った5時間後、空一面を覆い、雷鳴とどろかせ夕立を降らせました。

転じて南の空は……



数百km彼方(方角として鹿児島方面)に発達しきった積乱雲。足元にはこれもかなり大きなものと思われる積乱雲がありますが、比較にならないほどデカく典型的な金床雲になっていました。
上空13000メートルほどまで達して風によって広がり、平らな雲頂から『 かなとこ雲 』と呼ばれています。



愛用の金床です。
槌でトンチンカン?トンテンカンたたく土台として使うものですが、これに滑り止めシートを貼って工作物の固定に使っています。
右手に見えるレールの上で、ポカスカジャン?トンテンカン叩く作業をしています。

話し 逸れました。
西の空です。



東シナ海側には、まとまった雲はありません。巻雲が僅かに浮かぶ中、ジェット機が残していく飛行機雲が見えました。爆音も聞こえない高空に、銀色の筋を引いて台湾あたりに向かっているのでしょうか。

北の方角は雲らしい雲は無く漠然と晴れているだけで、撮っていません。

ちょっと間を置いて撮った東の入道雲です。



ファイティングポーズをとったまま、熱中症でぶっ倒れこんだ入道に見えましたが……!

ささ、模型作ろ!!

では〜!(^O^)/

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