海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

浜の工事用道路への抗議が続く

2015-12-07 23:41:08 | 米軍・自衛隊・基地問題

 7日は朝、瀬嵩の浜からカヌー14艇が漕ぎだし、抗議船2隻と合流して辺野古弾薬庫下の海域で抗議行動を行った。

 米軍のリゾートビーチ近くの浜では、先週から引き続き、埋め立て工事に向けた仮設道路の建設が進められている。割栗石を詰めた網袋を浜に並べて置き、その上に硬質のゴムシートのようなものを敷く作業が進められていた。

 浜の近くの岩場では測量作業も行われていた。風と波が強かったが、数艇のカヌーが近くまで行き抗議すると、作業員2人は岩場から降りて引き揚げていった。

 午前11時前、カヌー全艇がフロート内に入り、浜をめざした。数人が浜に上がって工事現場に座り込み、抗議を行った。そのあと自主的にカヌーに乗って海に戻ったが、海上保安庁に拘束されて、先にゴムボートに乗せられていたメンバーとともに抗議船に戻された。

 風と波が強かったこともあり、この日の海上行動は午前中で終了した。これまでより1歩踏み込んだ行動がなされた意義深い1日だった。

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 工事用道路建設への抗議(5... | トップ | 12月8日朝にキャンプ・シ... »
最新の画像もっと見る

米軍・自衛隊・基地問題」カテゴリの最新記事