海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

琉球セメント桟橋からの土砂搬出は、沖縄防衛局のでたらめさのため中断。

2018-12-04 23:23:59 | 米軍・自衛隊・基地問題

 4日(火)は朝、名護市安和区にある琉球セメントの桟橋に行き、抗議行動に参加した。昨日の午後、沖縄県の職員が作業現場に入り、搬出作業が中断したが、県内紙の報道によると、琉球セメントが桟橋の工事完了届を出す前に、土砂搬出を行う規則違反があったという。初歩的なミスとしか思えないが、沖縄防衛局のでたらめさを衝いて、県が作業停止に追い込んでいる。

 桟橋には運搬船の姿はなく、波も穏やかで、12月とは思えない日差しに海の透明度が増していた。港内のダンプカーや重機も昨日中断したままの位置で止まっていた。

 あとで本部港塩川区にも行ったが、昨日土砂を積み込んだ運搬船は、港の沖に停泊していた。

 港のゲート前も今日は穏やかな雰囲気で、道路を行く車にプラカードを掲げ、手を振って街宣活動を行った。沖縄美ら海水族館などに行く観光客が多く、修学旅行生が乗ったバスも次々とやってくる。手を振ってくれる学生も多かった。

 土砂搬出作業がないようだったので、今帰仁の実家に行って作業を行った。庭にはスパンプ(つわぶき)の花があちこちに咲いていて、ミツバチが蜜や花粉を集めにやってくる。

 ガイケー(キノボリトカゲ)も姿を見せたが、擬態が見事だった。

 


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