海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

高江の抗議行動への参加呼びかけ

2011-02-20 16:19:36 | 米軍・自衛隊・基地問題
 土・日曜日は沖縄防衛局も工事を止めたようだ。
 先週、沖縄防衛局の福島という現場責任者は、連日、安全性を無視した作業を強行した。ヤマトゥから来た彼は、作業を進めたという自分の実績を作れば、いずれ次の任地に転勤して沖縄を去っていく。自分が造ったヘリパッドで米軍のヘリやオスプレイが訓練を行い、住民が騒音や墜落の危険にさらされても、遠く離れた地で意にも介さないだろう。

 沖縄で訓練をつんだ米兵たちは、朝鮮半島やベトナム、アフガニスタン、イラクなど世界各地で殺戮と破壊をくり返してきた。沖縄防衛局員たちがやっているのは、日本の安全保障とは無縁な、米軍の殺戮と破壊を手助けするものでしかない。そして、66年にわたり沖縄に米軍基地を集中させてきた日本政府の差別政策を末端で支えるものだ。

 2月末を迎える21日からの一週間、沖縄防衛局は先週以上に、若い作業員たちに危険な作業を無理強いし、力ずくで土嚢を運ばせようと圧力をかけてくるだろう。ぜひ各地から多くの人が高江に駆けつけ、作業の強行に対し説得・抗議行動を行ってほしい。

※このところの雨で現場はぬかるんでいる所もありますので、泥で汚れてもいい格好で来てください。



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