海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

米軍の演習も作業もない静かな海。

2016-07-02 23:27:41 | 米軍・自衛隊・基地問題

 2日は朝、カヌー9艇で松田ぬ浜を出発した。汀間漁港を出て抗議船2隻がカヌーのサポートと海案内を行った。4日の独立記念日に向けて米軍は休みに入っているようで、海、陸ともに演習はなく、作業も目立ったものはなかった。

 米軍のリゾートビーチでは米兵の家族が水泳をしていた。沖縄の砂浜、海でありながら、米兵とその家族しか泳げない場所で、植民地の風景とはこのようなものなのだろう。

 ビーチの端にはフロートが山積みになっており、アルソックや軍警備員以外に、作業服を着た2人の男がフロートの作業現場を仕切る塩ビパイプ付近を歩き回っていた。ヤドカリの侵入を調べているのかと思ったが、はっきりはしない。

 カヌーを船で曳航する練習をしてから長島まで漕ぎ、休憩をとった。海上行動の前後に選挙運動をしたり、高江の支援他の活動をしている人も多い。疲れが溜まっている人もいて、体を休めてから松田ぬ浜に戻った。土曜日で差し入れの弁当をごちそうになった。有り難うございました。

 カヌーで海に出て戻ってくるまでの約3時間、猫はテント2の同じ場所で寝ていたらしかった。昨夜はどれだけ遊んだのか。

 海上行動のあとは、選挙のボランティアで名護市内を歩き回った。


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