海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

紹介:名護市立博物館で「平良孝七写真展」をやっています。

2015-08-24 12:32:06 | 生活・文化

 24日の正午過ぎ、名護市内も風雨が強まっている。とは言っても、ウチナンチューはけっこう外出して遊びに行くのだが。

 23日は午後から名護市立博物館に行き、平良孝七写真「女子学徒~ひめゆりを中心~」を見てきた。

http://www.city.nago.okinawa.jp/4/3282.html

 元ひめゆり学徒隊の皆さんの肖像写真が中心だが、一番最後に昨年末に亡くなった宮城喜久子さんの写真があった。

 あれは琉球大学の教養部や法文学部が首里から西原キャンパスに移った頃だから、1981年の5月か6月だったろうか。学生自治会の主催で、宮城さんを招いて講演会が開かれたので聴きにいった。宮城さんにとって自らの体験を語り始めた最初の時期ではないかと思う。

 今年に入って新聞で宮城さんの訃報を知り、30年以上前、法文学部の教室で話していた姿を思い出して胸が痛んだ。NHK戦争証言アーカイブスで宮城さんの証言を聴くことができる。

http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/shogen/movie.cgi?das_id=D0001130044_00000

 「平良孝七写真展」とあわせて、ぜひ見て、聴いてほしい。


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