海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

8月10日の大浦湾と辺野古側埋め立て工区の様子

2020-08-10 23:47:07 | 米軍・自衛隊・基地問題

 10日(月)は午後4時10分頃、大浦湾の様子を見に行った。台風5号は勢力が弱かったので影響が少なかったらしく、大浦湾にはいつも通りにランプウェイ台船が停泊していた。明日ガット船が入ってくれば、すぐに土砂の移し替えと陸揚げができそうだ。

 午後4時28分頃、豊原に移動して高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。公休日で工事は行われておらず、静かな風景が広がっていた。

 K4護岸側のオイルフェンスが一部片付けられているようで、護岸の内側に積まれているのが見えた。

 沖縄県の新型コロナウイルス感染者が昨日は159人も出て、今日は3人の死亡者が発表されている。高齢者に感染が広がれば、今後重症者や死亡者がさらに増えていく。

 比較的感染者が少ない地域から多い地域に、医療従事者の支援体制を国は早急に作るべきだ。そういう全国的な調整をやらずに各都道府県まかせにするのは、国としての責任を放棄するものだ。

 医療崩壊の危機は沖縄だけの問題ではない。全国の地方の医療が脆弱な地域を支援する体制を国が作らなければ、重症化リスクの高い人たちが真っ先に犠牲になってしまう。

 このままでは国の無作為で死亡者がどんどん増えていく。現に亡くなっている人たちの状況をメディアはもっと報じるべきだ。

 


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