今朝の県内紙に、県議会の野党会派の要請団が、仲井真知事や真部沖縄防衛局長、ケビン・メア在沖米総領事らに、六月定例会で野党の賛成多数で可決した「辺野古新基地建設反対決議・意見書」を手渡し、建設断念を求めたことが報じられている。
仲井真知事や真部防衛局長、メア総領事らがそれを受け入れるはずはなく、議論が平行線をたどったというのは予想されたことだろう。全会一致ではなかった、という点で仲井真知事に反論の余地を与えてはいるが、自らの方針と対立する決議を議会から突きつけられて、知事も心中穏やかではなかったはずだ。決議を逆手にとって、政府との交渉の材料にしようという計算もあるかもしれないが、いくら強気の姿勢を見せたとしても、知事の足下が揺らいでいるのは事実だ。
仲井真知事については、その健康状態も注目される。八月にブラジル・アルゼンチンで行われる移住100周年を記念する行事に、仲井真知事は体調不良を理由に出席を見送った。こういう形で健康不安が露呈することは、政治家にとって大きなマイナスである。それでも無理はできない、という状態なのだろう。
昨年6月23日の沖縄戦慰霊の日に、仲井真知事は全戦没者追悼式典に出席したあと、軽い脳梗塞で入院した。以来健康不安はつきまとっており、テレビに映る最近の姿を見ても、年齢以上に老けて見え、やつれているという印象を受ける。はたして二期目に挑めるか否か、再来年の県知事選挙に向けて、県内の与野党や経済界、政府などは情報収集を行っているだろう。
仲井真知事も県民世論に従って普天間基地の「県内移設」を断念すれば、心労も減って健康を取り戻せるだろうに。聞く耳を持たないその傲慢さで、いずれ我が身を滅ぼすのだろうか。
仲井真知事や真部防衛局長、メア総領事らがそれを受け入れるはずはなく、議論が平行線をたどったというのは予想されたことだろう。全会一致ではなかった、という点で仲井真知事に反論の余地を与えてはいるが、自らの方針と対立する決議を議会から突きつけられて、知事も心中穏やかではなかったはずだ。決議を逆手にとって、政府との交渉の材料にしようという計算もあるかもしれないが、いくら強気の姿勢を見せたとしても、知事の足下が揺らいでいるのは事実だ。
仲井真知事については、その健康状態も注目される。八月にブラジル・アルゼンチンで行われる移住100周年を記念する行事に、仲井真知事は体調不良を理由に出席を見送った。こういう形で健康不安が露呈することは、政治家にとって大きなマイナスである。それでも無理はできない、という状態なのだろう。
昨年6月23日の沖縄戦慰霊の日に、仲井真知事は全戦没者追悼式典に出席したあと、軽い脳梗塞で入院した。以来健康不安はつきまとっており、テレビに映る最近の姿を見ても、年齢以上に老けて見え、やつれているという印象を受ける。はたして二期目に挑めるか否か、再来年の県知事選挙に向けて、県内の与野党や経済界、政府などは情報収集を行っているだろう。
仲井真知事も県民世論に従って普天間基地の「県内移設」を断念すれば、心労も減って健康を取り戻せるだろうに。聞く耳を持たないその傲慢さで、いずれ我が身を滅ぼすのだろうか。