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平成26年度入試 合格体験記 14

2013-11-18 14:24:18 | 2014年度(平成26年度)小学校受験

『お母さん先生』として、塾や幼児教室には通わず、家庭学習のみで迎えた第一回試験。
我が家なりの受験対策をしたつもりでいましたが、不合格となり、そこで初めて開智受験の厳しさを知りました。

絶望と焦りの中、以前からブログを拝見させて頂いていたアヤアカデミーに助けを求めるメールを送りました。
不躾なメールを一方的に送ったにもかかわらず、先生は30分もたたないうちにお電話を下さり、残された1枠の『開智リベンジクラス』に入れて頂くことになりました。

リベンジクラス初日。
まず、圧倒的な情報量の多さに度肝を抜かれました。
『お母さん先生』では到底太刀打ちできるものではありませんでした。
そして、親子ともども気楽でいたことを先生はすぐに見抜かれました。
それは、私どもの受験への取り組みや想いの甘さを思い知らされるのに十分でした。
「何のために開智を受けるのかというコンセンサスを、お子さんともう一度しっかりとらないとダメです。きちんと話をすれば、お子さんは受験のことをちゃんと理解できるはずです。」
厳しさに身が引き締まりました。
その言葉を噛みしめ、まずは親が変わらないといけないと夫婦で反省しました。

子どもには、開智小学校は試験に合格しないと行けない小学校であることを改めて説明しました。
そして、第一回試験は不合格だったこと。
でも、それはパパやママが試験のことをちゃんと説明していなかったことがいけなかったのだ、と謝りました。
子どもはうっすら涙を浮かべていました。
でも、力強く言ってくれました。
「ちゃんと先生の言うことを聞いて、頑張る!」

それからは、家族一丸となり、妥協を許さない猛勉強を開始しました。
ほとんど手付かずだった制作は、一日2個以上作り、翌週先生に見て頂きました。
運動でできなかった平均台は、夫が手作りしてくれ、それで練習をしました。

アヤアカデミーで頂く大量の演習プリントは、何度も何度もやりました。
そこで湧いた疑問点は、すぐに先生に質問メールをしました。
先生は必ず的確な返信をして下さいました。
最初はもちろん全くできませんでしたが、根気よく教え続け、理解が伴ってきたところで、次は解答の時間短縮を目指し、これまた何度も繰り返しました。

アヤアカデミーで頂くプリントは、段階を追ってレベルアップするように練られたものでした。
だから、それをこなしていくことで、確実に力がついていきました。
その証拠を、子どもがちゃんと見せてくれました。
「こんな問題を、こんな時間で、解けるわけがないよねぇ…」
子どもを寝かしつけた後、夫婦で絶望に打ちひしがれながら、夜が白々と明けるまで解いた問題。
それを、第二回試験が近づいた頃には、なんと、我が子が!
「こんな問題を、こんな時間で」解けるようになっていたのです!

必死さゆえに、親が感情的になる時もありました。
「そんなにできないんなら、やめてしまえ!」
…と、私がぐしゃぐしゃにしてゴミ箱に投げ捨てた問題。
それを黙ってそっと拾い、しわをのばして再びやっている小さな背中。
それを見た時、駄目なのはこの母親ばかりと気付かされました。
辛かったはずです。
大声で泣きたかったはずです。
でも、子どもは泣き言を一切言いませんでした。
我が子ながらこんなに根性がある子なのかと思いました。

もっと早くからアヤアカデミーで受験準備をし、親子ともども精神的にも体力的にも余裕を持って受験するべきだったと後悔しております。
しかし、この受験を通し家族が一つの目標に向かって頑張れたことで家族の絆が深まり、幸せな気持ちをもたらしてくれました。
それも、何よりも先生の精神的な支えがあったからです。
厳しいけれど愛情のあるアドバイス。
できた時には手放しで喜び、沢山褒めて下さいます。
不甲斐ない母親は、どれだけ励まされたことでしょう!
親も子も一緒になって学ばせて頂いたことに、深く感謝しております。

(S.T.)

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