智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

中学受験か、内部進学か…

2014-01-10 12:24:07 | 受験・教育全般

本日、開智中学、開智未来中学の入試がスタートしました。
それに伴い、娘たち開智総合部の子どもたちは、今日、明日と「時差登下校」となっています。
最寄駅や学校周辺の混雑を避けるため、受験生が集合する朝の早い時間帯に登校してはいけません。
また、受験生が入試を終えて帰る時間帯までには完全下校しなければなりません。
したがって、総合部の児童は、9時20分に登校し2・3時間目の授業だけを受けて給食・弁当無しで11時30分には下校します。
娘が利用している東川口バスも、ちゃんとそれに合わせて運行されます。

そんな娘も6年生。
世の、中学受験生が必死に頑張っている中高一貫教育の旨みを存分に堪能中です。
今日も「早帰り」を良いことに、お友達と遊ぶ予定を立て、お気楽なものです。

その昔、私は進学塾で10年間中学受験指導をしていました。
中学受験生がどれだけの質と量の受験勉強をこなしているか、知り尽くしています。
したがって、どの段階で受験をさせるのがこの子には合っているのか…
小学受験の時にはじっくりと考えました。
結果、中学受験という選択肢も残されている4-4-4制の12年間一貫教育=開智総合部の受験を選択しました。
外部受験を積極的に支援はしないが邪魔もしない、というのが開智のスタンス。
御三家などの開智より上位校に挑戦するなら、万が一ダメでも内部進学の道も用意されています。

ところが、娘にとって、開智はまさにドンピシャな小学校。
学校は楽しくて楽しくて仕方がないようです。
7年生になったらバスケの部活を始めることを今から楽しみにしているくらいです。
外部を受験する気などさらさらありません。

実際、娘の同級生には、外部受験をされるお子さんが、数名いらっしゃいます。
開智6年生の通常授業では、既に中学数学や中学英語をどんどん先取りしています。
学校の勉強も疎かにせず、受験勉強もこなすのは、本当に並大抵のことではありません。
優秀なお子さんたちにはそれができるのでしょうが、娘にはそこまでの実力と意思もありません。

しかし、内部進学と言えど9年生で今の受験生たち一貫部生と合流するわけで、勉強に手を抜くことは禁物。
我が家では、総合部の中で常に上位2割以内の成績をキープすることを必須としています。
そうでなければ、公立校へ通いながら進学塾へ行って受験を経験させた方がよほど得策だという考え方です。

学校の先生方のお話では、英語の「リスニング力」は圧倒的に総合部出身の生徒たちが強いそうです。
先輩保護者方のお話では、一貫部と合流後、学校行事を積極的に引っ張っているのは、総合部出身の生徒たちだそうです。
一方、一貫部の子たちは計画的に課題をこなし目標を達成する力が備わっているそうです。
中学受験を経験した子は、ここぞという時に力を発揮することのできる集中力のある子が多いですね。

中学受験も内部進学も、それぞれに良さがあります。
どの選択肢をとっても、我が子を含めその子が生き生きと輝く学校生活を送って欲しい…
中学入試スタートの日、昔の受験を思い出しながら、そんなことを改めて考えています。

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2014年 明けましておめでとうございます

2014-01-01 11:15:51 | AYA academy

新年を迎え、皆様のご健康とご活躍を、改めてお祈り申し上げます

AYA akademy 今年で7年目に突入です
まだまだ現役で子どもたちと一緒に走りますよ
本年もどうぞ宜しくお願い致します

1月4日、早速「入試分析会」を開催します。
仕事初め、気合いを入れて頑張ります

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