智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

20年度 開智&埼大附属 入試分析 

2008-04-30 09:29:56 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
さて、明日から5月に突入です。

皐月(さつき)=五月は、「春」か「夏」か

季節の問題は、幼児にとっては難しいようで、時々「ひぇ~~~」というくらいトンチンカンなことを言います。
まあ、大根もキュウリも年中スーパーにあるので、季節感がないのも無理の無いこと。
大人でも時々「あれ?」と思うことがありますよね。

俳句の季語の世界における「夏」は、4,5,6月。
「五月雨」(さみだれ)とは、夏の長雨、つまり「梅雨」のことを指します。

でも「暦の上では、もう春。しかし、まだまだ寒い日が続きます…」などとよく天気予報で聞きますが、その「暦」つまり「新暦」上の季節で言うと「夏」は5,6,7月なんですね。
カレンダー上、今年の「立夏」は5月5日、子どもの日です。
いずれにしても、5月は「夏」の扱い。

ところが、気象学的にはさらに1ヶ月ずつずれていて
春…3,4,5月
夏…6,7,8月
秋…9,10,11月
冬…12,1,2月
現代人の肌感覚からすると、やはりこれが一番しっくりきますね。
7,8月は文字通りの「夏休み」で、幼児にも理解しやすいし。
幼児の季節図鑑などは、だいたいこの区切りになっています。
ただし、図鑑によってさらに1ヶ月ずつずれていることも…
確かに地球温暖化の影響なのか、9月でも真夏日なんてざらですからね。

…と言うわけで、前振りが長すぎましたが、結論から言うと、5月は「春」


さて、その5月は、実際に娘が受験した昨年秋の20年度入試が、どんな内容だったか、実際にどのように進行されたかの詳細を、受験した開智学園総合部と埼玉大学教育学部附属小学校について20回シリーズでまとめてみたいと思います。

1 開智の出願
2 開智のペーパーA
3 開智のペーパーB
4 開智の行動観察
5 開智の作業
6 開智の運動
7 開智の自己発信
8 開智の受験生面接(口頭試問)
9 開智の保護者面接
10 開智の合格発表
11 埼玉大附属の受験
12 埼玉大附属の学校公開&説明会
13 埼玉大附属の出願
14 埼玉大附属の第一次「検査1」ペーパー 
15 埼玉大附属の第一次「検査2」運動
16 埼玉大附属の第一次合格発表
17 埼玉大附属の第二次「検査3」行動観察
18 埼玉大附属の第二次「検査4」親子面接
19 埼玉大附属の第二次合格発表
20 埼玉大附属の入試総括

あの、ぶ厚い、3000も4000円もする入試ガイド
いろいろ書いてありますが、高いワリには知りたいことって意外に出てないんですよね

私も入試を経験してみて初めて「こういうことか!」ってわかったことが多いです。
そんなことをまとめてみたいと思っています。
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開智の子どもの「共通点」

2008-04-29 09:09:47 | 開智っ娘
日曜日、開智小の1年生と一緒に遊んで、思ったこと。

とにかくみんな活動的で元気だなぁーと…
もちろん、それは1年生なら誰でも当たり前のこと。
公園に来てシートにじーっとすわりっぱなしの1年生がいたら、カンペキ病気です

そんなことではなくて、私が印象に残ったのは、全員にある「共通点」があること。

それは…
「好奇心」と「挑戦意欲」

みんな、何でも知りたがり、見たがり、そして、何より自分でやりたがり…
遊んだのは10人程度でしたが、全員ですよ、全員
たいてい1人や2人はいるものですよ。
やる前から尻ごみしたり、モジモジして勇気が出なかったりする子が…
そんな子が、誰1人としていないんです
これには、ビックリしました。

で、そのことが勉強にも少なからず影響を与えているのではないか、と思ったのです。
そう考えると、私たち親は、小さい時から「勉強」「勉強」と追い立てるのではなく、いかに子どもたちの「好奇心」や「挑戦意欲」を育てていくか、ということを考えれば良いのではないか、と改めて思うのです。

じゃあ、その「好奇心」や「挑戦意欲」を小さい時から育てるにはどうしたら良いか…
それは、やはり「ほめる」ことだと私は思います。
「ほめられる」ことで達成感を味わった子どもは、「次はどうなっているの?次もやってみたい!」と必ず思うものです。
そうすれば、あとは「知りたい」「やってみたい」という彼らの気持ちに親や教師が上手に応えてやれば良いだけなのではないか、と。

開智は「子どもらしい」子どもを好む学校だと世間で言われています。
「子どもらしい」とは、どういうことなのか…
正直、今までは、何となくわかったつもりでいました。
でも今回、開智がとんな子を求めているのか少しわかったような気がします。

開智の子は、とにかくバリバリ「元気」
パワーが有り余って、お行儀が悪い時もあります。
でも、みんなただ元気だけが取り得の子どもとは違うのです。

今更ながら、娘にピッタリな学校だと思います。

ついでに言うと、そのママたちも、全然気取ってなくて、本音でガンガン話ができてスゴーく話してて楽しいです
ホントに開智に入って良かった~
と、つくづく思う、今日この頃
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TOEIC Bridge

2008-04-28 10:07:14 | 受験・教育全般
昨日、開智の小学1年生たちと健康福祉村で遊びました

サッカーボールけったりアスレチックしたり海賊ごっこしたり大縄とびしたりローラースケートしたり
で、みーんな、とにかく元気
そんな子どもたちと遊ぶのは、本当に楽しいです
最近忙しくてジムにも通えず、体がなまっていたので、スゴーくいい運動にもなりました
青空の下でのも、やっぱり、サイコー


さて、開智の英語指導の成果として先日も話が出てきた「TOEIC Bridge」
今日はそれについてちょっと書いてみようと思います。

英語能力を図るツールとして「グローバルスタンダード」となっている「TOEIC」(トーイック)
私も数回受けたことがあります。
でも、それは息子の産休中だから十数年前のこと。

ところが先日、ママたちの間でちょっとしたことからTOEICの話題が出て、久々にホームページを開けてみたところ、何だかいろいろ新しいテストが増えていてビックリ
TOEIC自体も昨年からリニューアルされていました

…で、「TOEIC」って、易しい問題も中にはあるのですが、子どもが受けるにはちょっと内容が難しすぎたり、試験時間が長かったりするんですね。
そこで、「TOEIC」への掛け橋として中学・高校生や初級者向けに最近誕生したテストが「TOEIC Bridge」です。

そんな折、開智の1年生対象保護者説明会で「TOEIC Bridge」の話が出たのです。
「8年生(中2)で、TOEIC Bridge において高校生並みの成績をとる子もいる」って
何てグッドタイミング-

うちの娘。
今、習い事は何もしていません。
バレエ、英語、ピアノ、バイオリン、ゴルフ、などなど…
お友だちはいろいろやっているみたいですね。

…いっそのこと、私が教えちゃおうかなーなんて、今思っているところです。
「TOEIC Bridge」は英検みたいに合格・不合格のテストではないので、「スコア」を目標にちびちび、コツコツと進めていければいいかなーと
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エクスカーション

2008-04-26 12:01:14 | 開智っ娘
えーっと、何だっけ「excursion」…
「journey」は「旅行」、「trip」はそれよりもっと短い「小旅行」…
そうそう、「遠足」

…というわけでその「エクスカーション」に昨日娘が行ってきました
お天気が心配でしたが、午後からは雲も切れてさわやかな五月晴れでした。

開智の「エクスカーション」は、年2回あります。
4月は「自然」11月は「芸術・科学」がテーマ。
ティームごとに子どもたち自身が行き先を決め、企画して実行します。
だから、ティームごとに行き先が違うんです。
娘のティームの行き先は、学校から1時間半ほど歩いた所にある「内牧公園」というところ。
娘の話によると、フィールドアスレチックなどもあって、とっても広い公園らしいです。

開智は岩槻ののどかな自然(…というか、田舎)にある学校なので、歩く道々にもいろんな「自然」があったみたいです
幼稚園の時のように、園バスでブブーっと行って、公園の遊具で遊んで、またブブーっと帰ってくるような楽な「遠足」(?)ではなく、約3キロの道のりを重いリュック背負って歩くのです
1年生に3キロは結構きついものがありますよ

でも、すごーく、楽しかったみたいです
昨日は「あそびの時間」もあったので、相当疲れていたらしく、夕方2時間寝てしまい、私が家に帰ったときには目がギンギンにさえて遠足のことを機関銃のようにしゃべりまくり
公園ではアスレチックで遊んだり、お弁当食べたり、ティームで企画したゲームや宝捜しをしたそうです。
「宝箱を見つけたんだよ
「男の子が頭にとかげを乗せてきたんだよ、ありえなーい
テンション上がりまくりの夜でした

よかった、ねーーーーーー
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これはいい!開智の「学童」

2008-04-25 08:33:46 | 開智っ娘
開智の学童については意外に知られていないと思います。
実は私も、学童がこんなに充実しているとは思っていませんでした。
学校説明会で学童の説明もなかったし…

学童の名前は「はなづみルーム」と言います。

…で、この学童、普段は土・日・祝・振替休日以外毎日、さらに、夏休み中もやっているんです(春期・冬期はお休み)
しかも、スクールバス付きで
曜日は1~5曜日の中から自由に選べる上に、費用も1曜日で月額2000円、月~金まで全部利用しても月額9000円と、うれしい金額(夏期は別料金)

これは、働くママにとっては、いえ、働いていないママにとっても、むちゃくちゃありがたいですね~

うちの場合、私が昨年サラリーウーマンから引退して時間的余裕ができたので、学童は必要ないか…と初めは思っていました。
それに、1年生になりたてで学校に慣れるだけでも大変なのに、その上学童までは本人にとって大変かな、と
また、今年から1年生は月・金の6時間目に「あそびの時間」というのができて、スクールバスの出発まで思いっきり遊べるようになったし…
結局は毎日16時のバスに乗って帰っているんだし、利用するとしたら5時間しかない水曜日だけになるので、いっかー、と思っていたのです。

ところが、他のママたちにお話を聞くと、1年生から利用している人が結構いるのです。
働くママはもちろんのこと、そうじゃないママのところも。
…で、子どもたちもお絵かきしたり遊んだり、とても楽しそうなんです
「おやつ」として焼きおにぎりなど、お腹になるようなものも出してくれるということ

大いに、興味ありあり
夏休み中だけでもお願いしちゃおうかなー…と今、考え中。
毎日でなくても、月・水・金とかにしてもいいし…
本人にとっても、毎日家にいてだらだら過ごすよりも良いかもしれません。

…ということで問い合わせてみたところ、なんと今年は既に昨年の倍の人数が「はなづみ」に登録していて、その子どもたちを優先するため、夏休みだけの受け入れができるかどうか未定だとのことでした。

へー、そうなんだー
でも、なんで今年は多いのかなー
働くママが多いってことなのかなー

かくいう私も、一応「働くママ」なんですけどね
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漢検

2008-04-24 09:02:24 | 開智っ娘
娘の学校から漢検の団体受験の案内が来ました。
さっそく「10級」に申し込みました

昨年11月に受験が終了してから小学校準備をしてきた娘。
1年生の漢字も自分からやりたいと言い出したのでちょっとやっていたのです。
だいたい、1年配当漢字の約半分の40文字くらい勉強していました

昨晩、10級の過去問を少しやらせてみたところ、6~7割方できていました。
本人、ノリノリです
習っていない漢字でも、カンで読めちゃうので。
合格は8割だから、ちょっと勉強させれば合格できるかもしれません。
ゴールデンウィーク中の勉強材料ができました

でも、今、「漢検」って昔に比べて受験人口が相当増え、英検よりも多いのですね。
息子の中学でも英検と漢検は全員受験が義務付けられていて、今度「5級」から始めるそうです。
大丈夫かしら
息子の方が不安です

私は息子がお腹にいたときに「資格マニア」みたいにいろいろ勉強していて、漢検は準1級を取得済み。
もう12年前のことで、難しいことわざや故事成語など、普段使わない漢字はすっかり忘れちゃいましたけどね
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「原型」

2008-04-23 09:34:05 | ハハ
先日のブログにも書きましたが、第2回学校説明会で那須野校長が「原型」という言葉を出されました。

「原型」とは、自分の「核」のようなもの。
その「核」を作った、つまり人格形成に大きな影響を与えた環境とでも言うべきもの。
ノーベル賞受賞者の「原型」が作られたのは、ある人は「砂場」だったりまたある人は「シーソー」だったりするそうだが…
ひと昔前まで、私たちは「異学年齢集団の仲間たち」の中で「原型」を作ってきたのではないだろうか。
自分もそんな仲間たちと一緒に遊んだり、秘密基地を作ったりして大きくなってきた。

…こんなお話でした。


「原型」ねぇ…
お話を聞きながら、ふと考えてみました。
すると、私の場合、やはり小学校時代までさかのぼるんですね。

私は鳥取県の、本当にど・ど・ど・ど・ど田舎で小学校時代を過ごしました
実家は神社なのです。
村(村ですよ!村!)の中心に「お堂」があるんです。
そこが子どもたちの集合場所。
学校から片道3.5キロ(遊びながら帰るので、だいたい片道1時間)の道のりを歩いて家に帰り、ランドセルを置いたとたんお堂へダーッシュ
三々五々集まってくる子どもたちは、みんな年齢も性別もばらばら。
でも、集まった者からすぐに何かの遊びが始まります。

鬼ごっこ、カンけり、隠れんぼ、ゴム跳び、めんこ、ビー球…といった定番遊びはもちろんのこと…
広ーい田んぼのれんげ草の中でかくれんぼ(仰向けに寝ると遠くからは意外に見えないんです!)
シロツメクサで首輪や指輪作り
わらを使って秘密基地作り(わらをかまくらのように積んで、みかんとか「かきもち」とか持ち寄ってきて中で食べるんです)
田んぼに張った氷の上でスケート競争(…と、言っても普通の運動靴なので氷が割れてパンツがビショビショ
肥料袋のそりで雪面を滑走(裏山の果樹園はちょうど良いスロープ、昔は雪がいっぱい降ったものです
クリ拾いにギンナン採り…おまけに他人の敷地のアケビ盗り(このスリルはたまらない
ウラ山登り(道無き道をかきわけかきわけ登った先の、頂上の眺めは絶景自分で作ったお弁当持って1人でもよく行きました)
清流のセリをとってきて隣村の八百屋に売りに行ったり

それから、それから…
真っ赤になるのが見たくて山のサワガニとってゆでたり
用水路のフナを追い詰めて捕らえて、食べもしないのに意味もなくゆでたり
おたまじゃくしをマツの葉っぱに3匹ずつ串刺しにして「焼き鳥屋」さんごっこしたり
あまがえるの口に爆竹入れて投げたり、自動車にひかせたり(ひぇー
村長の家の風呂場にいたアオダイショウを「悪いヤツだ!」と決め付けて頭上から大きな石を落として息の根を止めたり(その夜、そのアオダイショウが夢に出てきてうなされ…もう二度としないと誓いました

…何て残酷なことをしてたんでしょう
でも、そうして「命」の尊さを学んだのかもしれません。
今の子どもたちは、そんな遊びをしないから、そのエネルギーがどんどんたまっていって、ある時いきなり爆発するのかな、とも思います。

今みたいに「ゲーム」なんてなくて、唯一の楽しみは学校帰りに立ち寄る「駄菓子屋」
お祭りの縁日なんて、もう一大イベントですよ
「塾」なんてものもありゃしません。

…だんだん私の「育ち」と「歳」がばればれになってきましたが

人間関係について言うと「いじめ」られたことも「いじめ」たことも両方ありました。
いわゆる「ガキ大将」もいたし、上級生に「ぱしり」に使われていた子もいました。
派閥の対立もありました。
でも、いつのまにかみんなまた仲良くなって、何ごともなかったかのように遊んでいるのです。
不思議ですね。
そんな中でみんな精神的にもまれながら成長してきたんですね。

そんな「野生児」だった私
その子どもなので「お嬢様」とは程遠いわけです、うちの「娘」

でも、いいよ
これからも、お互い、強く生きようね
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開智の「パーソナルの時間」

2008-04-20 18:43:53 | 開智っ娘
開智特有の授業=「パーソナル」
昨日の校長の話にも出てきましたが、「個」に焦点をあてる開智の方針に沿った授業です。

開智のHPには、こう書いてあります。

パーソナルの授業は、こどもたちが学習したいこと、学習しなければならないことを自分で考え、自分で学習する時間です。
この授業でこどもたちは学習習慣を身に付け、自分の教科学習の弱点を補い、得意な分野をさらに伸ばす学習をします。
最終的には自分の学力をしっかり捉え、長期的な展望に立った学習計画をたてられるようになります。
このようにパーソナルの授業で「主体的に学ぶ」「学び方を学習する」ことによって、受身でない、主体性のあるリーダーが育つのです。

現在、1年生で週4コマの「パーソナル」の時間があります。
「生活」でも2コマなので、4コマと言えば、けっこうな時間を費やします。
先日の保護者会では、何をしたいのか子どもとよく話して欲しい、という説明がありました。
でも、子ども自身も、イマイチ、何をしていいのかイメージがわかないのでした。
1年生はまだほとんど授業が進んでいない。
一体何を勉強させればいいの
…というのがママたちの本音。

しょうがないので、うちは、入学準備でやっていた算数と漢字のプリントをまたやろうか、ということになり、とりあえずコピーして先週持たせたのです。

…でも、なんか違う気がしたんですよねー

そこで、本屋さんに行って「何かないかなー」とぷらぷら探していたら…
ありました
良いものを見つけました

「辞書引き学習」ってヤツです。

立命館小学校の深谷圭助現校長が考案されたもので、好きな言葉を辞書で調べて意味を書いたり、辞書からいろんな言葉を集めたりして意味を調べたりするものです。
…で、それだけ聞くと、「えーっ、めんどくさー」ということになってしまうのですが…そうならないよう、子どもが楽しめるような工夫がされています。

それは、「付箋(ふせん)」

あの、メモや伝言を書いてペタッとはるもの。
調べた言葉には番号を付けて、調べたという印に付箋をはりまくるのです。
辞書は見る見る付箋だらけになってさらにぶ厚くなるのですが、これが子どもの達成感になるのですね

子どもは自ら調べたいものを考え、見つけ、調べます。
たとえば、今日は「赤いもの」を辞書で引いてみようと決め、まず自分の思いつくだけの「赤いもの」を集め、辞書で調べ、ノートに書きます。
小学生の場合は「小学国語辞典」みたいな、ルビのふってあるヤツがいいでしょうね。
イチゴ、りんご、トマト、ポスト、血、カーネーション…etc
その調べた言葉は付箋に書いて、辞書のそのページにはるのです。
他にも、その言葉を使って文を作ってみたり、いろいろな勉強法が考えられますね。


うちの娘。
以前、百金で色とりどりの付箋をおねだり…
理由を聞いてみると、私が仕事でよく付箋を使うものだから、それを見ていて自分もやってみたくなったそう。
「折り紙辞典」で挑戦して折れたもののページに付箋を貼ることを自分で思いついたらしいのです。

折り紙の折り方って、難しいものになると大人でも説明見てもイマイチよくわからなーい、ですよね
だから、できたらおもいっきりほめまくります
すると、娘は大喜びで、できたページに付箋をペタペタ…
で、そのカラフルな「ぴろぴろ」を見て悦に入る

これだ

私が進学塾に勤めていた10年間。
その間、小学生や中学生の子どもたちの国語力は、階段状にみるみる落ちていきました
子どもたちは、毎年、毎年、作文が書けなくなっていったのです。
だから、受験に対応できる国語の読解力や記述力をつけさせるのは、並大抵のことではありませんでした。
その進学塾は当時、東京の「男子御三家」まで引率して受験させていたので、御三家対策とかもやっていました。
武蔵の国語なんてハンパじゃないですよ。
答えは全て記述式ですから…
あれに対応できるだけの記述力を、たかが小学高学年の数年間で身につけさせるのは至難の業でした

そんな若かりし時もあったなぁー…
なつかしいなぁー…
もう20年くらい前の話ですぅー

あのときの6年生は、今は、もう2児のパパくらいになっているんでしょうねぇ

もし、娘が「辞書引き学習」を続けることができたら、すごい語彙力が身につくと思います。
語彙力だけでなく、正確な知識が身につくし、世の中のこともだんだんわかってくることでしょう。
それが文章を書く力にもつながっていくはず。
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開智学園総合部 第2回学校説明会

2008-04-19 21:36:32 | 2009年度(平成21年度)小学校受験
今日、行ってきました

青木理事長や那須野校長の話に真剣に耳を傾けてメモをとるママやパパたちの姿に、思わず去年までの自分の姿を重ね合わせて、心から応援したい気持ちになってしまいました

青木理事長のお話
私は何度も聞いているお話ですが、入学して聞くと、やっぱりここを選んで良かったな、と改めて思いました。

要旨
総合部について
中3で中高一貫部と合流する
中高一貫部と高等部は全くの別物
中高一貫部のサッカー部と高等部のサッカー部が大会で対戦することもある
開智の教育方針について
「創造力・自己発信力」を持った人間を育てること
修学旅行も自分たちで行き先を決める
1年の入学式や5年の進級式では、自分の抱負を壇上で発表する
また、夏休みの最後には「探求」のプレゼンをする
開智のエリート教育について
いろんな子がいていい、というのが開智の考え方
だから入試もいろんな子をとる入試になっている
そして習熟度別(4グループ)で得意な分野を伸ばす
「計算の仕方がわかる」のではなく「原理・原則を知る」ことが大切
高2の12月まではとにかく原理・原則を学び、高3の1年間は「予備校」になる
(放課後の特別授業も無料で行っている)

生意気を言わせてもらえば、後半の方はずいぶん駆け足の説明で時間切れとなってしまい、熱心な親御さんたちはもっと聞きたかっただろうに…もったいないなぁと思いました

那須野校長のお話
いつも思うのですが、那須野校長の人に語りかけるような口調には人を引き込む力があります。
強調して主張したい場合は時に語気を強めて、でも決して威圧するでもなく、全体の印象は柔らかで、安心できます。
今日もそんな語り口調で始まりました。

要旨、というより、今日、私が印象に残った言葉
子どもを「削らない」子どもを「支える」
理想の子どもなんていない
「これが正しい」「こうすべきだ」「これはいけないことだ」と押し付けることはしてはならないし、したこともない
それぞれの子どもの良さ(個性)を伸ばすのが私たちの力である
自分の「核」を作る
昔は地域の異学年齢集団の中で仲間と交わりながら自分の「原型」を作った
今の子どもたちはそんな空間も時間もない
…ということは、開智のティームという異学年齢集団の中での仲間作りこそ、学校の果たす優先的役割と言えるのではないか?
異学年齢集団は「必要なトラブルの発生装置」である
トラブルは最大の指導のチャンスであり、教師は個々の子どもをしっかり見極めて対処することが大切である
「個」に焦点を当てることが近未来教育になる
学年の枠を超えた(無学年の)勉強をしても良いのでは
「講義型」から「体験型・参加型」へ
「心を育てる」には「体験型・参加型」以外に方法はない
「勉強より心を育てる方が大切だ」というのは、間違っている
勉強して適度なストレスがないと心は育たない
与えて評価した方が教師は楽だが、そうではなく、自分で考えさせるために「パーソナルの時間」がある
子どもたちは、だんだん自分が「やりたいこと」や「やるべきこと」がわかってくる

以上のようなことを、保護者同士のロールプレイングや具体例を交えることでお話されました。

説明会のあと、プライマリー校舎へ移動して授業見学

いるいる、いました
娘が
楽しそうに算数やってました

そして…
3時間目の算数が終わって、あれーっ、いないと思ったら、オープンスペースを走り回っていました

やっぱりかー
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開智の「習熟度別授業」

2008-04-18 10:13:02 | 開智っ娘
開智の授業で特徴的なものと言えば、やはり週5コマの英語でしょう
通常授業が始まってから改めて気づいたのですが、次の日の準備をすると、必ず英語があるのです。
つまり、1年生は、国語、算数、英語が毎日あるということなのです
大学合格実績などで比較対照されることの多い他の埼玉私学では、さとえ学園も西武文理も週2コマです。
…って言うか、公立の中学校でさえ週3コマですから

実際、小さいときから英語を勉強しているお子さんのご家庭では、毎日英語に触れさせることのできる環境はとても魅力的でしょう。
帰国子女も、その英語力を自然に維持することができて良いと思います

娘の場合は、英語についてはゼロからのスタートです
(あっ、他もですけど…)
幼稚園で週1回英会話がありましたが、完全に「お遊び」で、簡単なあいさつと簡単な単語しかしゃべれません。
私は英語の教員免許も持っているので、教えようと思えば教えられますが、今までは特に何もさせていませんでした。
たいていの「英会話」教室はハッキリ言って通わせてもほとんど意味がない、というのをお兄ちゃんで経験しているので、娘の場合は一度も行かせたことはありません。
1年生のうちからたっぷりしっかり習熟度別に英語を指導してくれる開智
12年後、娘の英語力がどこまで伸びるか、今から楽しみです

さて、国・算・英の習熟度別クラスについての話
先日の保護者説明会でもお話がありましたが、1年生の最初のころはまだ厳密に分けてはいないようです。
いずれ分ける、という話でしたので、子どもたち個々のレベルを把握する期間を設けているのでしょう。

今年の1年生は88名なので、ちょうど22名ずつの4グループができていることになります。
私は昔、集団進学塾で指導していましたが、当時は子どもの数も多かったので、1クラスがだいたい30人強いました
しかし、レベル別に分けられたクラスでさえも、やはり1クラスが25名を超えると結構きついものがありました。
新小学1年生だともっと大変だと思いますので、20名程度で教えるのはちょうど良い人数だと思います。

で、どういう具合に授業が行われるかというと…
たとえば、1時間目が国語だとすると…
1年生はそれぞれのティームの教室で朝のショートホームルームを受けた後、国語の教科書とノートとファイルなどを詰めたランドセルを背負って、自分のグループの授業が行われる教室へ散らばっていくのです。
つまり、いろんなティームから来た1年生が4つの習熟度別グループの教室にそれぞれ集まってくるのですね。

これは、慣れるまでとーっても大変なことですよ
私たち保護者でもまだ迷う校内を、1年生は国・算・英の時だけ自分のグループの教室を目指して移動するわけですから…

そりゃ、迷子にもなりますよねー
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開智の「異学年齢学級」

2008-04-17 09:15:51 | 開智っ娘
開智学園総合部の最大の特徴は、異学年齢学級が意図的に編成されていることだと思います。
人に説明すると、「へー、そんな学校があるの」とビックリされますね。
でも、説明している本人も、入学するまでなかなかその具体的イメージがわきませんでした。

つまり、こういうことです…
1年生10人が入ってくると、その1年生を4年生10人がお世話します。
お世話と言っても手取り足取りではなく、たとえば座席がお隣になった1年生の連絡帳を書いてあげたり、プリントをちゃんとかばんに入れているかなどをチェックしてくれたりします。
また、進級した3年生10人も同様に2年生のお世話をします。
さらにその1年・4年グループと2年・3年グループで6~7人ずつ6つの班を編成します。
そして40人全体が1つのティーム(クラス)を編成し、いわゆる「ホームルーム」の時間や給食や掃除や体育や遠足や「表現」と言って劇の発表の練習をしたりするのです。

これは、いわば小さな「社会」の構図ですね。
大きい子は小さい子の面倒を見ることによって年少者を思いやる気持ちを育んだり、小さい子は大きい子を尊敬し彼らから学んでいきます。
幼稚園までの同年齢集団の子どもたちと違う日々の生活の中、異年齢の子どもたちの中で自分の果たすべき役割をそれぞれの子どもたちは見つけていくのです。

社会に出て、たとえば会社に勤めるようになったとしたら、異年齢集団なんて当たり前。
いやな上司や扱いにくい部下もたくさんいます。
その中で私たちは自己実現の場を見つけていかなければなりません。
そんな環境を小学生のときから意図的に作り、社会で通用する真のリーダーを育てていきたい、というのが開智の教育なのですね。

ティームの中では衝突もあるかもしれません。
でも、そんな中で、もまれながら子どもたちは成長していくんでしょう。
実際にいろいろ問題が起こる、と学校も言っています。
でも、それがまさに指導のチャンスだとも…
子どもを「温室」で育てても将来、子ども自身が苦労するだけだと思います。
だから、開智には「一人っ子」が多いのでしょうね。

うちも、開智を選んだ最大の理由の1つが、他校にはないこのユニークな「異学年齢学級」でした。
うちの場合、上にお兄ちゃんがいて、娘は生れたときから毎日もまれ過ぎるほどもみくちゃにされて育っているのでもまれるというよりは、そういう集団の中でリーダーとしての素質を磨いて欲しい、というのが主旨です。
幼稚園でもどちらかと言うと「リーダー」的「姉御」的存在だった娘。
小さな子どもたちの面倒もよく見る子でした。
でも、少少突っ走り気味で、時には周りのお友だちのことを考えずに行動してしまうこともありました。

先頭に立って皆を統率して引っ張っていくのが「リーダー」ではありません。
「真のリーダー」とは、自分とは異なる他者、そしてその他者の「かけがえのなさ」を認めることができる力を持っている人だと、那須野校長先生も常々おっしゃっています。
今はまだ1年生なので最年少ですが、来年、再来年とまた1年生が入ってきたとき、それを体感してくれることを親は望んでいます。
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情報の咀嚼

2008-04-16 08:29:54 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
小学校受験、つまり「お受験」を考えている方
いろいろな小学校の情報を得たいと思っている方
開智学園総合部を受験校の1つとして考えている方

私もそうでしたが、新興校の情報はなかなか手に入りにくいですね
その学校に通っている知り合いでもいない限り、ネットでいろいろ調べるしか手がありません
でも、いろいろある「掲示板」の書き込みは真偽の程が疑わしいものが多くて、正直参考程度にしかなりません。
ネチケットを心得ている人も、中にはいますが、わずかです。
根拠のない無責任な書き込みや心無い誹謗中傷をする人が多すぎます。

また、「…という話です」という単なる「うわさ」でしかない情報を、さも真実かのように書いている場合もあります。
そもそも、ハンドルネームを使い、素性も明かさないで、書き込みしている人の言うことをうのみにできるでしょうか

また、新興校は、開智もそうですが、学校自体常に細かい部分を修正、修正しながらより良い形を模索し続けています。
だから、昨年そうだったからと言って、今年もそうとは限らないことも多いのです。

昨日の保護者説明会でも、「今年は昨年と違って…」という話がありました。
むしろ、変わらない、変えようとしない学校の方がコワイです。
学校だって、暗中模索しているのです。

以上のことをわきまえた上で、いろいろな情報を取捨選択して一旦咀嚼する余裕を持つことが大切だと思います。

私は、開智学園総合部に入学したてのほやほやの1年生の保護者として、このブログで開智での日々の生活の「事実」を伝えたいと思っています。
もちろん、私見も入るので100%「客観的に」というわけには行きませんが、私見は私見としてはっきりさせ、なるべく「うわさ」レベルのことは書かないようにしたいと思っています。


…なんだか、今日は朝からテンションが上がってきたぞぉ
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開智学園総合部 第1学年保護者説明会

2008-04-15 22:06:48 | 開智っ娘
今日、やっと、いろいろなことがクリアになってきました。

「こんなしょーもないこと、わざわざ電話して先生に聞くのもなぁー」ということ。
連絡帳を見ても、何をしたらいいのか全然わからなかったこと。
…と思って、娘に聞いても、サッパリだったこと。
…と思って、他のママたちとメールで情報交換しても、それぞれの子どもがバラバラのことを言ってたこと。

通常授業が始まった先週1週間は、そんなことだらけで、目の前に暗雲が立ち込めていたママたち
今日の説明を聞いたり、プリントを見たりして、その雲が少しずつ晴れてきました。

「もっと、早く説明して欲しかったなぁ…」と一瞬思いました。
でも、冷静になって今考えてみると、1週間経ったからこそ具体的に疑問が湧いてきて、今日の説明も理解できたんだなぁ、と思います。
さすが、開智!
勉強と一緒ですね。
勉強していなければ、何がわからないか、何を質問したら良いかさえわかりませんものね。
だから2週目に説明会をしたのかー、と妙に納得。

「異学年齢ティーム」とか「習熟度別クラス」とか「パーソナル学習」とか、入学するまで何となく漠然とイメージしていたことが、
「あー、こういうことなのねー」
と今更ながらやっと理解できるようになりました。
(でも、まだ半分くらいですけど…)

前置きは、さておき…

今日の先生方の説明の概要

教科指導と生活指導の連携について…
今年は、1・2年の教科担当と3・4年の教科担当を明確に分けた。
1年生の日ごろの生活に関わっている先生が算数や国語も担当することで、習熟度別クラス指導に活かすことができる。

生活科について…
今年度は朝顔の観察をしたり、さつまいもを育てたりする。
今度の木曜日は、先週雨で延期になったさつまいも畑の草取りをするので、持ち物(軍手とか)に注意。

持ち物について…
ランドセル、廊下のロッカー、更衣室のロッカー、運動靴入れ、下駄箱、制服&体操着のポケットに入れるもの。
(これに限って言わせてもらうと、「これ、これこれが親も子どももわかんなかったのよ、もっと早く言ってよね」ってカンジ)

「遊びの時間」について…
今年から月・金の6時間目に「遊びの時間」を設定。
学童の子も参加してから学童へ行く。
参加しないときは連絡帳に書く。

総合部保護者会について…
総合部は出来てからまだ5年目。
だから、学校や先生をサポートする、というスタンス。
総務、研修、指導、広報の4つの部があり、それぞれ縦軸・横軸がある。

算・国・英のクラス分けについて…
1年生88人を4つのグループに分けている。
それぞれのクラスは、しばらく3つとも固定。
(つまり、同じメンバーで算・国・英を受けるってこと)
いずれは、各教科習熟度別クラスにする。

国語の指導について…
読む、話す・聞く、書く、言語事項の4項目について習得させる。
宿題プリントがほぼ毎日1枚。
プリントはファイルに入れ、たまったらファイリングして欲しい。

算数の指導について…
ただ計算の仕方や答えの出し方を覚えるのではなく、その過程や考え方を大事にしたい。
体で数字を感じるように生活から入っていく。
宿題は授業の復習となっていて、毎回出るとは限らない。
文章題の苦手な子は、家でお手伝いさせるといい。
(イチゴをみんなに5個ずつ分けてねとか…)

英語の指導について…
週5回の授業のうち、3回はネイティブ教員によるテーマ・ユニット学習。
あとの1回は音楽、残りの1回は図工を、ネイティブと正課教員がペアになって指導する。
授業では一切日本語を使わない。
結果、8年生(中2)で「TOEIC Bridge」において高校生並みの成績をとる子もいる。
(「TOEIC Bridge」については、またいつかこのブログで詳しく…)

「パーソナルの時間」について…
1年生もパーソナルで何をしたいか、自分で決めさせる。
何をやりたいか、自分の興味あるものを一緒に話して欲しい。
国語のパーソナルの例)
・ひらがな・カタカナ・漢字など
・カルタ作り
・言葉集め(赤いものを集めるとか…)
・しりとり集め
・読書
・詩を写す
・絵本作り  …etc

それから、今日の収穫は、娘の更衣室のロッカーを開けて見られたこと。
ちょっと早く着いたので、更衣室にこっそり入っちゃいました
しかーし、案の定、廊下の方のロッカーに入れるロッカーバッグや図工袋や運動靴入れ、上履き入れがお団子状態で

キレてもしょーがないけど…
何度も言ってるのに…
ピキッ
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学校開始2週目突入!

2008-04-14 10:32:44 | 開智っ娘
また今日もです。
4月って、毎年こんなに雨がふったっけってカンジです。
「三寒四温」というより「一晴二雨」みたいな…

それにしても、あっという間の週末でした。
娘が幼稚園、息子が小学校の時は土日の連休が当たり前だったので、その感覚で日曜日を過ごすと大変なことになるということに気づきました。

娘も息子も、日曜日の朝は爆睡
新しい環境に馴染むのに必死なのは、何より本人たちなんですよねー
慣れるまで、もう少しだ、がんばれー


ところで、話は変わりますが…
開智小の新1年生のママたちと話をしていると、いかに私たち親子の「お受験」が「お気楽」だったか、思い知らされます
マジで…
ビックリすることばかりです…
みんな涙ぐましい努力をされていたのですね

それに比べ、うちなんか…
恥ずかしくて、申し訳ない気持ちになります…

でも、今は、私が、よそ様のお子さまをお預かりする身。
かわいい子どもたちのために「お気楽」では済まされません。
これからはもっともっと「涙ぐましい」努力をしなければ…と肝に銘じています
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AYA academy 開校

2008-04-12 17:55:33 | AYA academy
4月1日、小さな「教室」をオープンしました

教室の名前は「AYA academy(アヤアカデミー)」。
東川口駅南口徒歩1分、コンビニのローソンの上に教室があります。
ワンルームマンションの1室なので、「教室」というより「家庭教師の先生の家」というカンジです。

ずーっとブログを読んでくださっている方はもうおわかりでしょう。
なぜ私が「教室」を始めたか
それも「東川口」という地になぜ作ったか

最初は、近所に住む娘のお友だち(1つ下の年中さん)を自宅で教え始めたことがきっかけです。
昨年の9月、開智の入試1ヶ月前、私が大手個別指導塾を退職した時のことでした。
サラリーウーマン生活を捨て、仕事から解放された私は、娘と息子の「受験」に全力を捧げられる時間がたっぷりできたのです。
でも、そうなると逆に心に余裕がなくなり、娘に大きなプレッシャーを与えたり、自分自身もストレスを抱えたりするなど、トラブルが起こりがち…

ところが、娘だけでなくお友だちも一緒に教えることで、そんな入試直前のナーバスなハハの心理から開放され、「お受験」本番まで楽しく勉強を続けることができたのです。
娘のほうも、お友だちと一緒に、しかも毎日「お母さん先生」に教えてもらえることがとてもうれしくて、楽しかったそうです
娘の合格が決まってからも、そのお友だちはずーっと続けてくれて、今も通ってくれています。
無事合格できたのは、そのお友だちのおかげです。
本当に感謝、感謝

そこから口コミで広がり、自宅の近所に小さな「教室」を作ることになったのです。
大手個別指導塾にいたときは「教室運営」がメインのため、自分で生徒を教えることはなかったので、毎日毎日子どもたちと直接触れ合えることが楽しくて楽しくてしょうがありません

自分の子どもはこれからますます独り立ちして親離れしていくことでしょう
教室の子どもたちを「わが子」として大切に育てていきたいと思う、今日、このごろです
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