智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

開智総合部「お受験」2「図形対策」

2008-03-31 12:54:31 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
開智の図形問題は、全国でも屈指だそうです。

ある塾の先生に聞いた話ですが、校長先生自身ががこうおっしゃっているそうです。
「確かに難しいです。でも、こういう問題を出す、というと、受験生は絶対に勉強をするはず。そういう勉強を幼児の時からして図形感覚を身につけて欲しいんです」

…ということで、わが家の図形対策の話。
やはり、これには大変苦労しました
平面図形については、ペーパー上で繰り返し練習することで何とかなります。
問題は、「空間認識力」が問われる「図形識別問題」です。

入試本番では、先生が「球」や「三角すい」などの大きな立体模型を持って、そのミニチュアを子どもたちに持たせテストします。
実際に模型を使って教えないと、ペーパーだけを見ながら問題を解くのは幼児にとっては至難の業です。
ところが、いろいろ書店を回って探しましたが、そんな教材はどこにもありゃしません
(先日、書店で過去問のなかに発泡スチロール製のものを見かけましたが…確か数千円したと思います
いっそのこと作っちゃえ

…ということで百円ショップへ走り、4色紙粘土とピンポン球を購入。
ピンポン球は、油性マジックで8色に塗り分け、三角すいは、紙粘土と爪楊枝で作りました(※写真)
娘も私と一緒に遊びながら作って、楽しかったようです
実は、作る時点で異なるものを何種類か作らねばならず、それ自体が「空間認識力」をつける練習になっていました。

入試の時は、実際に模型をくるくる回しながら同じ立体を見つけていけばいいのですが、立体がペーパーの平面上にどう描かれるかがわかっていないとできません。
そこが子どもには難しいです。
そこで、わが家で教えたときのコツは、名付けて「定点観測」法
たとえば4色ボールの三角すいの場合、自分がどこかのボールに立っているつもりになります。
仮に青色のボールに立っているとすると、そのとき底面の三角の3つの頂点がどのように見えるか(右に赤、左に黄、前に緑とか)を覚えさせるのです。
そして、それをペーパー上の立体図形に置き換えて、自分が青にいた場合を考えて同じ位置関係の立体を探すという方法です。
これは、写真の模型を使って何度も練習しました

ちなみに、20年度入試本番では「球」の塗り分けが「立方体」の塗り分けに変わっていました。
8色が6色に減ったので簡単そうに見えますが、面食らった受験生もいたと思います。
でも、娘は「簡単だったよ」と言っていました。
いったん「空間認識」の力がつけば、図形がどう変わろうと考え方は一緒なので、応用が利いたのではないかと思います。

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開智総合部「お受験」1「過去問分析」

2008-03-30 22:32:18 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
わが家の、開智小「お受験」対策を、今日からシリーズでご紹介します。

今、整理してみると、次の「7つの柱」があったと思います。

①過去問分析
②図形対策
③問題集・教材の選定
④公開模試の活用
⑤受験生面接対策
⑥直前講座の単発受講
⑦自己発信対策

まず、①について
入試まで1年しかない…
今からやみくもに全分野を網羅しようとしても、とうてい無理な話
そこで、まずは、「敵」を知ること
これは受験の鉄則ですね。
開智小は2004年の開校なので、過去4年分の入試問題を分析すれば良いので楽です。

●ペーパー問題 

・常識…物の素材、季節、道具などの用途、野菜や果物の切り口、色の相違などを問う問題
問題によっては例題があり、関係あるもの同士を線で結ばせたり、仲間はずれに○をつけさせたりします。
方法もきちんと説明してくれるので、ほとんどの子どもはできるはず。
ただし、○をつけさせたり△をつけさせたりと設問によって指示が変わるため、先生の話をきちんと聞かなければならない。

・話の記憶…先生のお話を聞いてから質問に答える問題
お話はそんなに長くないので、注意深く聞けていれば難しくありません。

以上の2分野は、問題の「正誤」というよりも「きちんと人の話を聞くことができる」子どもかどうかを判定するための問題です。

うちの娘はどちらかというと落ち着きのないほうなので、とにかく人の話を最後まで聞くように日ごろから注意していました。
ここは差がつかない問題だけに、ミスると痛い

・同図形発見…同じ絵や形を見つける問題
これも決して難しくはないけれど、過不足なく同図形を発見するには注意深く「見る」ことが必要。
つまり、この問題は、子どもの観察力を問う問題です。

娘は「間違い探し」の本が大好きだったので、「異なるものをどんどん消していく」というコツを教えるだけでOKでした

・創造画…もともと描いてある形や線を利用して絵を描く問題
これは子どもの「創造力」を試す問題。
ただ、最初の2年だけで、最近は出題されていません。
おそらく、「絵を描く技術」と「創造力」とを一緒に図ることに無理があるのと、採点基準が難しいからではないかと思われます。

うちは、創造画対策はほとんどしませんでした。

・系列完成…模様や記号が、ある一定の法則で並んでいて、空白部分を埋める問題
これは近年必ず出題されています。
物事を筋道立てて論理的に見る力=「論理的思考力」を試しています。
で、年長児に「これを解かせるの?」というくらい難しいものもあります

それなりの練習をしないと太刀打ちできないため、うちは問題集で強化しました。
コツは「指さし方式」。
順序に従って指で押さえながら一つひとつ空白部分を埋めていけば完成します

・マジックボックス…変化の法則を見つける問題
箱に入れる前と入れた後を比較してその変化のきまりを見抜くもの。
やはり「観察力」を試されています。

・立方体積み木…同じ積み木を探したり、足りない積み木を補ったりする問題

・図形識別…4色ボールの三角すい、8色に塗り分けられた球について、見本と同じ物を探す問題

開智の図形問題は、昨日のブログでその一部の写真を載せましたが、チョー難問です。
それなりの対策をしないと解けません。(その対策については明日のブログで…)

そして…
実際に行われた19年度入試の内容は…

18年度入試まで1冊だったペーパーテストが、19年度入試から「ペーパーA」と「ペーパーB」、つまり常識問題と思考問題の分冊になり、常識問題のレベルが少し上がりました。
これは、説明会でも前もって説明がありましたが…

ペーパーA
・話の記憶…先生の話を聞いて、話の内容に出てきたもの、関係するものには○、出てこないものには△をつける問題
・重ね図形の記憶…図形(○△□の重なったもの)を30秒間見て記憶し、思い出しながら別のページに書く問題
・数の合成…足して「5」になる数のペアを見つけて○で囲む問題

ペーパーB
・同形発見…同じものを見つけて○をつける問題。
問題は「形」「クローバー」「顔」「魚の骨」「ちょう」の5問。
・図形識別…マッチの三角、マッチの三角すい、4色ボールの三角すい、8色に塗り分けられた球について、見本と同じ物を探す問題

ペーパーBの立体図形問題は相変わらず難問でした

次にペーパー以外の「行動観察」「運動」「作業」「面接」「自己発信」

これらついては、娘が体験授業を受けた塾で、2007年4月1日、開智の先生方をお招きして単独学校説明会が行われた時、詳しい説明があったので参考にしました

●行動観察
5~6名のグループで、大きな布をたたんだり、大きな紙を使って紙飛行機を折ったりする。
いきなり作られた小集団の中でいかに自分のポジションを瞬時に見つけるかを試しているということ。
将来のリーダーの素質だけでなく、思いやり、相手の立場に立つ姿勢、他者へのサポートの「可能性」を見るそうです。

娘の場合、これは得意中の得意分野。
これができるからこそ「お受験」向きの子だと思っていたので、特に練習する必要はありませんでした。

●運動
ゴムとび、前転、ドリブルなど、基本的な運動能力を見るとのこと。
採点は「できる・できない」と「タイム」の2点で行うという話。

娘は、これも軽くこなすでしょう

●「作業」
折り紙をちぎって貼ったり、毛糸を使って絵を作ったりするとのこと。
「発想力」「工夫」を見るが、過程ではなく、結果として出来上がった作品そのものを評価するそうです。
日ごろから作品を作ったら「よく聞く」「ほめる」「アドバイスする」を心がけて欲しい、という話でした。

娘の場合、スピードはあるけれど「雑」なので、その点を注意して練習しました。

●受験生面接
「絵を見てお話を作ってください」「次の中からピクニックに持っていくものを選んでください」「次の食べ物をどういう順番で食べますか?」などの発問にきちんと答え理由などを説明するということ。
他人にきちんと話を伝えられるか、を見ているそうです。

これについてもロールプレイング方式で何度も練習しました。

●保護者面接
このときは特に説明はありませんでしたが、10分程度で、「志望動機」「子どものアピール」などについて聞かれます。

●自己発信
「学術」「芸術」「運動」の中から、自分の得意とするものを何か1つ選んでプレゼンするもの。
過去においては「計算」「英会話」「詩の暗誦」「ピアノ」「バイオリン」「ハーモニカ」「ギター」「縄跳び」「マット」「跳び箱」「ボール」「鉄棒」などがあったそうです。

うちは、この時点で「鉄棒」をしようと娘と話していました
年中にもかかわらず、年長のお兄さんたちに混じって「逆上がり」や「前回り」「後ろ回り」をこなしていた娘だったので
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「お受験」まであと1年…

2008-03-29 09:57:51 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
ところが、どうしても「お受験」があきらめきれない私…
娘と過ごす時間が多くなればなるほど、娘の可能性を生かせる道筋を作ってやりたい、とどうしても思ってしまうのでした。

気が付くと、もう、秋
「学校説明会」の日程を見てみようと久々にホームページを開けたところ…

開智については、「学校説明会」は3回とも終了。
「入試説明会」は辛うじてあと2回残っていました。
さとえは、「学校説明会」も「入試説明会」も終了していました
早実にいたっては、「学校・入試説明会」が1回しかなく、とっくの昔に終了です。

そうか!中学入試と違って、「お受験」は「秋」だったんだ
「お受験」はもういいや…と思っていた私は、そういうことさえすっかり忘れていたのでした

とりあえず開智はまだ間に合う…
もともと開智は受けるとしたら第一志望として考えていた学校だったので、「入試説明会」に出てみることにしました。

「入試説明会」で、初めて那須野校長先生にお会いしました。
先生は、次のようなことを熱く語られていました
・開智は、子どもの自主性を尊重し、自ら考え創ることのできる、「創造型・自己発信型」のリーダーを育成する
・そのために「4/4/4制」「異学年齢学級」「パーソナルの時間」などを設けている
(「4/4/4制」は玉川学園や立命館くらいしか採用していない)
・こうして、12年間を通して「人間としての生き方の基礎」を身に付けさせたい
・最近の大学生は論文が書けないそうだ。開智の「探究」は自分でテーマを決め、情報を集め加工しまとめ、自分なりの新しい疑問を発していくものである
・また、自分の伝えたいことを他人に伝えられない人が多い。これは、言葉が見つからない、タイミングがわからない、自分自身が伝えたいことを理解していない、ということが原因だ。そこで開智は「発信」ということにもこだわっている

また、このようにも付け加えていました。
「開智の12年間一貫教育は始まったばかり。まだまだ不十分だと思っている」

以前、那須野先生の著書「こんな小学校を作ります。」に共感を覚えていた私。
ご本人の説明とその正直な言葉は、さらに私の心を決定付けました。
「やっぱり娘を開智に行かせたい

入試についての説明では…
・「受験生面接」「自己発信」「行動観察」「作業」「ペーパーA」「ペーパーB」「運動」の7科目があり、全科目の得点を平均して約7割で足切をする
・入試回数は2回あり、昨年は約250名の応募者から1回目で約100名の合格者を出した

娘は、運動に関しては誰にも負けないし、手先も器用なほうだ…
倍率も2~3倍程度だし…
あとはペーパー対策さえすれば、今からでも何とかなるかもしれない…

淡い期待が、私の中でどんどん膨らんでいきます


開智の「入試説明会」で18年度の過去問をゲットした私は、早速、娘に解かせてみることに。

第1回目入試
常識…全問正解
思考…最後の円や球の問題以外で、6問中3問正解
第2回目入試
常識…全問正解
思考…最後の三角すいの問題以外で、6問中3問正解

いわゆる「常識」問題は、先生の話をちゃんと聞いていれば、全然難しくない。
でも、思いっきり、これでもか!とほめちぎる私。
「スゴーいまだ年中さんなのに、年長さんがテストで解く問題がぜーんぶできちゃったんだよすっごいじゃんー

「思考」問題。
これは、大人でも「うーん…」と考え込んでしまうほど、チョー難問でびっくり

開智の思考問題は全国でも1、2を争うほど難しい、というのは、あとで知った話です。
でも、それを、何も勉強していない娘が半分も正解するなんて!
ここでも、死ぬほどほめる私。
「この問題、お母さんでもわかんなかったよスゴいねーお母さん、感動しちゃったよ

…すっかりその気になった娘。
「開智、受けたい、おかあさん
ここぞとばかり…
「じゃあ、これから一年間、この難しい問題が全問正解できるように、がんばってみるー
「うん
負けず嫌いの娘でした。

その勢いで、以前考えていた「塾」(大手ではないほう)の体験授業を娘に打診したところ、すんなり了承
11月から始まる「新年度 年長クラス」の授業に何とか入れ込みたい、という思惑がありました。

しかーし…

「体験」を受けているときはとても楽しそうで、積極的に授業に参加。
他の子どもたちと何ら遜色ないカンジなのに…
「塾には行かない
最後の砦と、「プレ年長講座」を受けさせてみたものの…
「お母さんと勉強したいの
頑固な娘でした…

仕方ない、もう、こうなったら、私が教えるしかない…
…というわけで、ここから1年間。
娘と私の「闘い」が始まるのでした。
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いよいよ「お受験」塾に…?

2008-03-28 18:24:31 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
そうこうしているうちに、「お受験」塾に通わせようと決めていた年中の4月になりました。

まずは、候補として考えていた浦和の2つの塾の「体験授業」を申し込むことにしました。

ところが…
娘は「絶対に行かない!!」と言いはるのでした

以前パンフレットをもらいに塾に行ったとき、その雰囲気を教室の外からチラッとみていた娘ですが、そのときの印象があまり良くなかったのか…
それとも、電車に乗って通うのがイヤなのか…
はたまた、別の理由があるのか…
いろいろ聞いてみても理由はハッキリしません。
実は…
「行きたくない理由」は1つもなかったのです。

「お母さんと一緒に勉強がしたいの!!」

理由は、ただそれだけだったのです
なんて、かわいいことを言うんでしょう…

当時、フルタイムで仕事をしていた私は、娘と触れ合えるのは土日だけ。
その土日に「お母さん先生」と一緒に勉強できることが、娘にとっては最高の幸せだったのです
娘にとって「お受験」して合格することなんてどうでも良かったのです。
「お母さんと一緒にいたい
ただ、それだけが娘の願いだったのです。

私は、娘が愛しくて愛しくてたまらなくなりました。
また、仕事仕事でなかなか時間が作れなかったことを深く反省しました。
もっともっと子どもたちとの時間を作らなければ…
「お受験」なんて別にしなくたっていいか…
お兄ちゃんも中学受験するし、2人とも私立になったら教育費も大変だし…

「お受験」のことはもうどうでもよくなった私は、それからは以前にも増して子どもたちをいろいろなところへ連れ出して一緒に休日を過ごすようになりました。

「かすかべ温泉」(プール)
「秩父ミューズパーク」
「サッカーJリーグ」レッズ観戦
「しらこばと水上公園」(プール)
「ハワイアンズ」(プール)
「南越谷阿波踊り」

もう、年中の夏は遊びまくりです
子どもたちは2人とも「プール大好き人間」なので、大喜び
お兄ちゃんも5年生で、受験生
なのに、塾の夏期講習や勉強合宿の合間は私たちと一緒に遊びまくっていたのでした
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そして、志望校候補決定

2008-03-27 14:30:05 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
年少の秋から冬にかけ、お兄ちゃんの中学校見学も兼ねて一緒に学校見学を終えた時点で、志望校の候補として次の4校を考えました。
●開智学園 総合部
●さとえ学園小学校
●早稲田実業初等部
●埼玉大学附属小学校
選定についてのわが家の方針は…
・活発な娘の性格に合う学校であること
・通学1時間圏内(その中でも、なるべく近く)
・女子校ではないこと
・宗教系の学校ではないこと
・学費が安ければなお良い

でもまだこの時点では、受験校は未定です。
開智も2004年に開校したばかりで、理念に共感するところは大きくても、それが本当に実践されているかどうか、という点については未知数だったからです
そういう意味では、さとえも早実も同様ですね。
附属については、教育内容というよりは、やはり「学費」という点で捨てがたいものがありました。
何しろ将来、お兄ちゃんとのダブル受験となるのですから…

こうして年中の春まで、週末限定「お母さん先生」を続けながら将来の受験に備えていました。
でも、以前にも書きましたが、特別なことは何もしていません。
日常の生活にただちょっとだけ工夫をして「体験学習」を積み重ねていっただけです。
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14校

2008-03-26 22:04:51 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
●9月10日 足立学園中 学校説明会
2人とも先生の話には全く興味なし。
でも、お茶とジュースを出してくれたので、しかたなく、おとなしくしていた。
●9月11日 獨協埼玉中 学校説明会
会場の体育館は冷房がなく、蒸し風呂状態。
子どもたちは、2日連続つまんない説明会に連れ回され、おまけに暑いのでキレ気味。
でも自分の小学校と比較して、2つの体育館と広いグランドに感動する息子。
●9月17日 海城中 文化祭
2人とも物理部の「ソーラーカー」に興味津々。
生物部では「ヘラクレスオオカブト」の実物を見て感動。
●9月17日 巣鴨中 文化祭「巣園祭」
海城と距離が近いので、この日は文化祭のハシゴ。
やはり理系の模擬店を中心に回る。
世界最大の花「ラフレシア」の前で「ウンチク」を披露するオタクの息子。
●9月18日 埼玉栄中 文化祭
吹奏楽部の演奏に感動。
中庭で「チアガール」のダンスを見た娘。
この日以来、将来の夢が「チアガール!」
●9月19日 浦和実業中 学校説明会
英語イマージョン教育を採り入れている学校。
「ハロー!!」
いきなりにこにこ笑顔の外人先生に話しかけられ、引き気味の2人。
●9月23日 本郷中 文化祭
生バンドの演奏を聞くも、興味なし。
そこで、理科系の催し物を回る。
ナントカ部で「ホバークラフト」に乗せてもらい、2人ともご満悦。
●10月1日 郁文館中 文化祭「郁秋祭」
ここでも物理部の「ロボット」に夢中の2人。
その後「もち屋」さんで「きなこもち」をほおばっていると…
理事長の「渡邊美樹」さん=ワタミフーズ社長に遭遇。
個人的に大ファンの私は、ナマ「渡邊美樹」に目がハート
母「あのー、すいません、写真撮ってもらっていいですか?」
美樹さん「ああ、いいよ、いいよ!」
はい、チーズ!
美樹さん「キミ、何年生?」
息子「4年です」
美樹さん「そうかー、じゃあ、受験は2年後だね、待ってるからな!がんばれよ!」
きゃー、テレビで見るより背が高くて、でもやっぱりダンディーで、チョーかっこいい
ミーハーな母でした。
●10月1日 駒込中 文化祭「玉蘭祭」
「わたあめ」を作って得意そうに食べる2人。
化学の若い男の先生がいろいろやさしく説明してくれた。
●10月2日 市川中 文化祭「なずな祭」
化学部にて、薬品で字を書き、火であぶる実験。
息子は本当に「実験」好き。
そのあと「ラジコンロボット」「化石掘り」…
●11月3日 開智中 オープンスクール
「電池作り」に挑戦!
総合部に立ち寄り、パンフレットをもらう。
総合部の校舎の中は見ることができなかった。
「かいち」という言葉だけは一応覚えた娘。
●11月20日 東京成徳大中 学校説明会
帰り、天気が良かったので、急遽、隅田川の土手でコンビニ弁当を広げることに…
すると、目の前で体長が70~80センチはありそうな「大鯉」を釣り上げた釣り人。
しばし、子どもたちと釣り人との交流。
それ以来「鯉の学校」として印象に残る。
●12月3日 栄東中 学校説明会
中学の説明会後、食堂で昼食をとり、徒歩でさとえ小へ。
中学のすぐ隣にあるのかと思ったら、意外に遠くて、子どもたちは大ブーイング。
受付でパンフレットをもらい帰ろうとすると、近くで私の名を呼ぶ声が…
さとえに通う娘2人をお迎えに来た従兄弟だった!
●12月10日 聖学院中 学校説明会
理科の体験授業を受けたかったのに、定員オーバーで英語にまわされ、不機嫌な息子。
とりあえず妹と2人でおとなしく授業を受けた。
帰りに聖学院小のパンフレットを欲しいと申し出たら、小学校のものは置いていない、ということでもらえなかった。

以上、14校。

今、手帳を見ながら思い出すと、結構殺人的なスケジュールだったんだなーと思います。
息子も、たくさん回りすぎて、どこがどこだか混乱してました。
でも、私にとっては、とりあえず実際に学校へ行ってみたことで、その学校の雰囲気や他校との違いが何となくつかめ、その後の学校選びに役に立ったと思います。

2006年の秋以降、さらに
開成中
春日部共栄中
順天中
京華中
の4校に行ったので、最終的に18校を訪問したことになります。
我ながら、よく行ったものだと思います。
結局、本番入試を受けたのは3校だけでした。

小学校については、中学のついでというカンジで、年少の段階では位置の確認とパンフレット収集程度しかしませんでした。
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学校訪問の話

2008-03-25 19:19:55 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
2005年、秋
娘が年少、息子が小4。

将来中学受験を考えていた息子と、将来小学校受験を考えていた娘の学校見学を一緒に始めました

5年、6年と学年が上がるにつれて模擬試験の回数が増えてくると、学校説明会の日と模試が重なったりすることがあります。
そうすると、学校説明会に保護者のみが出席せざるを得なくなり、最悪、本人がその学校に行ったこともないのに受験を迎える、ということになりかねません。

また、学校説明会にはできれば2年連続で行くと良い、と言います。
なぜなら、その学校の入試制度や学校改革などの「変化」がわかりやすいからです。

そこで、ちょっと早いとは思いましたが、小4と小5のうちに、受験校として目星をつけた学校は全部回ってみよう、ということにしたのです。
開智やさとえ(栄東)など、小・中両方にダブっている学校もあり、娘と息子で「一石二鳥」というわけです

とは言っても、まだ小4と年少
学校説明会など、椅子にじっと座ってただ話を聞くのは、本人たちにとっては苦痛以外の何物でもありません。
そこで、この年は、なるべく文化祭や体験入学などを選んで行くように工夫しました。

…で、結局、2005年9月~12月の4ヶ月で、合計14校を訪問したのでした
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卒業

2008-03-24 18:25:52 | 風の旅人
今度は息子の卒業式&謝恩会。

昨晩から大騒ぎ
卒業式に中学の制服を着ていくのです

ボタンダウンのシャツをズボンに入れるとき、お団子になっちゃいます
ネクタイがうまく三角になりません
ネクタイの下の方が長くなってしまいます

せっかく昨日練習したのに…
今朝はやっぱり…

お団子になっちゃいました
うまく三角になりませんでした
下の方が長くなってしまいました
おまけに…
全部着終わってから、下のシャツを着ていないことに気づきました
着ないと今日は寒いので、また、一からやり直しました

そんな一こま一こまに…
目を細める母でした まる
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国立or私立or公立?

2008-03-23 16:09:05 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
Unknownさんへ

いつもコメントありがとうございます

このブログは、将来小学校受験を考えている親御さん、附属小や開智小など埼玉の小学校入試について知りたい方、さらにもっと広く幼児期の子育てに悩んでいる方たちに、私の受験体験談や開智小の生の情報を提供できれば…と思って始めたものです。

それは、受験の時、あまりに情報が少なくて不安になったり、同じ境遇の親御さんとなかなか交流ができなくて悩んだり落ち込んだりした自分自身の実体験があったからです。

でも、コメントを下さる方が、既に受験を終えられ私と同じような経験をされた方が多いので、意外でした。
同じ苦労や葛藤をくぐり抜けてきたところに共感してもらえているのだなーと思います。

このブログを目にした現役受験生のママ・パパたちもきっと共感してくださると信じて、これからも更新がんばりたいと思います



さて、学校選びの続きです。

国立と私立と公立には、それぞれのメリットとデメリットがありますので、「一般的に」はどうか?ということで、まとめてみました。

私立のメリット
・建学の精神に基づいた独特の教育を実践している
・独自のカリキュラムに基づいて授業を行い、成果を上げている(大学合格実績など)
・語学(英語)教育や情報(IT)教育が充実している
・教員の人事異動が比較的少なく、愛校心や情熱を持った教員が多い
・施設(音楽ホール、理科実験室など)や設備(冷暖房、トイレなど)が整っている
・系列校への進学が可能(有利)である
・受験がないため、精神的にゆったりと学校生活を送ることができる
・落ちこぼれを作らないための指導体制(習熟度別クラス編成、補習など)がある
・「いじめ」や「校内暴力」などの問題が比較的少ない
・基本的に塾通いはする必要がない(学校の授業で十分)
・専科の教員が充実している
国立のメリット
・学費が公立並みで安い
・大学と連携した先進的な授業が受けられる
・教員は頻繁に研修が課されるため、比較的指導力が高い
・大学の「附属」というブランド意識(親のプライド)を満たすことができる
公立のメリット
・学費が安い
・学校が近くて通学時間がかからない
・放課後、地域の友達と遊ぶことができる
・公立の中高一貫校であれば、高校受験をしなくて済む

私立のデメリット
・学費が高い(任意が多いが、寄附金もある)
・生徒の入れ替えがないため、友人関係がマンネリ化しやすい
・PTAなどの活動も含め、人間関係が閉鎖的になりがち
・受験がないので、勉強に緊張感が生じにくく間延びしがち
・(バスや電車などによる)通学時間がかかる場合がある
・地元に遊び友達ができにくい
・いったん底辺の成績になると、なかなか這い上がれない
国立のデメリット
・大学の研究機関として親も子も協力しなければならない
・学習指導要領の範囲を超えた教育(先取りなど)は基本的にできない
・教育実習生の未熟な授業が、年間の約3分の1ある
・研究授業のため、教員が留守をすることがあり、自習が多い
・募集枠が少ないため、入試が高倍率(併設の幼稚園があるとさらに高倍率)
・試験に合格しても、抽選で落ちることがある
・附属中・高に上がるときに条件がある場合(内部進学基準)がある
・附属高校がない学校もある(埼玉、千葉、横浜国立など)
・受験をするためには、塾に通わなければならない
・通学範囲に制限がある
・(バスや電車などによる)通学時間がかかる場合がある
公立のデメリット
・学習指導要領を超えた授業はできない
・国や自治体の教育改革に振り回されやすい
・校長も含め、教員の異動が激しく、実践が長続きしない
・愛校心や情熱の乏しい、いわゆる「サラリーマン」教師もいる
・いずれは中学(高校)受験が待っている
・受験をするためには、塾に通わなければならない
・上位と下位の学力差が大きく、「落ちこぼれ」や逆に「吹きこぼれ」を生みやすい
・施設や設備が貧弱だったり、古かったりする学校もある
・少子化により、いずれは統廃合の可能性もある

以上

もちろん、学校によってはあてはまらなかったりする項目もあるので、あくまで「一般論」としてどうか、ということです。


昨年、埼玉大学附属の学校説明会で繰り返し強調されていたこと。

「うちは、いわゆるエリート校ではありません。公立小学校と何ら変わりない教育を行うふつうの国立小学校です。その点を十分ご理解いただいて受験をお決めください!」

「大学の附属校であるという点をしっかり理解していただかないと、あとでトラブルになります。トラブルになるとお互いイヤな思いをします。入学後にこんなはずではなかった…ということにならぬよう、本校の性格をしっかり理解・納得して受験をお決めください!」

「勘違いしている人は迷惑なので受験しないでください!」と言わんばかり、というか、明らかにそう言ってました!
そこまで言うのか…と、少し意外でしたね。

トラブルの件も、次のような具体例を挙げていました。
・自習が多い!と苦情を言う
・私的な事情(たぶん受験のこと)を優先して、行事に参加しない
やっぱりそういう親御さんもいるんですね。
だから、最初からくぎを刺しているんでしょう。


はるか昔の話ですが…
私は小・中・高の教員免許を持っていて、大学の附属校で教育実習を経験しています。

そのとき、自分では納得のいかない授業をしてしまって、こう思ったものです。
「あーあ、こんな実習生の授業を何週間も受けさせられる子どもたちはかわいそうだなー」
でも、結局、附属って、そういう授業をしてもちゃんと勉強できる子どもたちが集まってきているんですよね。
何倍もの難関をくぐってきた子たちですから…

ちなみに、附属がなぜ抽選をするのか…というと…
上位層つまりできる子ばかりを集めたら、「研究対象」としてふさわしくないから。
ある一定の学力水準を満たしていれば、あとは適度にばらけていた方が良い。
だから、定員の3倍程度に絞ってから抽選をするのだ。

大学の時に教授から聞いた話です。

本当かどうかは責任を負えません…
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東川口には「お受験」塾がなーい!

2008-03-22 19:28:04 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
東川口駅周辺には小学校受験塾や幼児教室がほとんどありません。
…というか、私が知る限り「皆無」です。

保育所なんていつも「入所待ち」だし、毎朝いろいろな幼稚園の園バスが行き交っていて、幼児の人口は多いはずなのに…
ネットで検索したり、ママ友だちに聞いたりしてみたけれど、やっぱりなーい!
公文とか学研の教室、あとなぜか英会話教室などはたくさんあるけれど、いわゆる「お受験指導」をしてもらえるところはないのでした。

結局、お受験のため「塾」に通うとすると、川口、浦和、あるいは越谷、草加の方まで親が送迎をしなければなりません。
私の友人も、車で15~20分くらいかかる川口駅前の塾までお子さんを毎回送迎していました。
それは、そこの塾が、志望する小学校に「強い」という評判だったからです。

小学校受験の場合、「どこどこの小学校に強い塾」とか、同じ塾の中でも「どこどこの小学校に強い教室」というのがあり、ママたちの間でまことしやかにささやかれています。
本当のところはどうかというと…
やはりそういうことはあるみたいです。
確証はありませんが…
合格実績を公表している塾の場合、それを見れば、まあ大体は想像がつきます…


…ということで
東川口から送迎覚悟で塾探しを開始。
ところが、私は、フルタイムで仕事をしていたため、平日の送迎は不可能。
土曜や日曜のコースがある塾を探すしかありませんでした。

結局、いろいろ調べて候補となったのは、浦和駅前にある2つの塾。
1つは大手幼児教室、もう1つは小規模塾です。
いずれも、土曜日に授業があったのです。
入会金は、大手幼児教室が8万4000円小規模塾が3万1500円。
授業料はどちらも月6万強
ひぇ~~~~~~~~

とりあえず、資料だけもらいに行き、場所を確認。
教室の外から少し授業をのぞかせてもらいました。

大手幼児教室
1クラス10~15人程度
みんな、なんとなく「わさわさ」していて落ち着かないカンジ。
「1人ひとりをちゃんと見てくれるのかなー」と不安…
どう考えても「お客さん」が数名いる。

小規模塾
1クラス4~5人
後ろを向いたりする子はいたけれど、先生がすぐ気づく。
先生は1人ひとりの目を見ながら授業をすすめている。
でも、やはり緊張感に欠けるカンジ。

…というわけで
とりあえず年中の4月までは「お母さん先生」による「体験学習」を中心に勉強を進めることにしました
…と言っても、私も平日は仕事があったので、土日だけの勉強です。
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「お受験」の塾探しのこと

2008-03-21 18:53:40 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
娘が年少の春に小学校受験を決め、学校選びをスタート。

それと同時に、お受験のための「塾」探しを始めました。

結局は、どこにも行かずに受験したのですが、当時は、どこかの塾か幼児教室に通わせるつもりでした。
世間ではまだまだマイナーな「小学校入試」。
その特殊性に対応するためには、やはりその道のプロに指導を仰ぐことが必要だと思ったからです。
ただし、通わせるのは年中の4月(受験の1年半前)からと決めていました。
理由は3つ。

1つ目。
年少~年中のうちは、家庭での「体験学習」がとても重要だと考えていたから。
2つ目。
あまり早くから塾に通わせると、合格するための勉強になってしまうのではないか、またそれに「慣れ」てしまうのではないかという危惧があったから。
3つ目。
入会金、授業料などの経済的負担を少しでも抑えたいから。(おとといのブログにも書きましたが、やはり、本音の部分)

1つ目について…
たとえば、日常のちょっとした場面で「語彙力」をつけたり「常識」を増やしたりすることができます。
最近の子は「まないた」という言葉を知りません。
発音も難しいみたいで「なまいた」「なまいた」と言います。
他にも「しゃもじ」「おたま」といった台所用品などは、家庭で料理をしながらまとめて覚えさせます。
「さて、問題です。この名前は何でしょう?」
などと聞いて、どう使うか実際に見せます。
また、さらに踏み込んで、
「では、これは何でできているでしょう?」
とモノによる素材の違いを聞いてみたりします。
日常、普通にやっていることなのですが、それを少し「意識」してやるように心がけるのです。

また、お外で遊ぶことも重要な「体験学習」。
娘は体を動かすことが大好き。
晴れたお休みの日には、必ず外に出て思いっきり公園で遊ばせました。
公園へ行くと、気温の変化、草花や木々の色の移り変わりなど、四季の変化を肌で実感することができます。
大切なのは、それを必ず「言葉」にすることだと思います。
昨日も「お別れ会」に行く時、途中、ある公園を横切って行きました。
「春になったというのに今日は雨だし寒いね~。でも、もうたんぽぽがさいているよ。さくらのつぼみもうすいピンクになって膨らみ始めたね~。いつ開くのかな?楽しみだねー」
思っていてもなかなか言葉にしないことって、多くないですか?
何気ない日常の一こま一こまを、私たち親が「意識」して「言葉」にしてあげることが大切だと私は思うし、それがまさに幼児にとっての「体験学習」なのだと思うのです。

あと、年少や年中のころは、お兄ちゃんと一緒にいろいろな「博物館」や「動物園」などにもよく連れて行ったもんです。


こうして、年少から年中のうちは「体験学習」がまさしく「お受験」勉強。
ここでしっかり「体験」を積み重ねておけば、ペーパー学習に進んだときに苦労することもないのです。

大切なことは、「お受験」のための勉強にならないよう、子どもが自然な感覚で楽しく学習できるように持っていくべきで、そこのところは親の力量が問われると思います。
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お別れ会

2008-03-20 20:12:37 | 開智っ娘
今日は、幼稚園のお別れ会

お彼岸だというのに、あいにくので、さむーい一日でした
でも子どもたちは「そんなのカンケーねぇ~」と、元気いっぱい
ゲームをしたり、ドッジボールをしたり…
会場である公民館の広い体育室で思いっきり体を動かして大盛り上がりでした

卒園式も終わっているので、これがホントのホントに最後のお別れなのに、寂しさよりも久々に先生やお友だちに会えたうれしさのほうが優っていたみたい。

感傷に浸っているのは、親ばかりなり…

でも、今までお世話になった先生、そして理事さんたちに心から感謝です。
ありがとうございました

※風邪と疲れでダウン気味の母です…
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「お受験」塾の入会金と授業料

2008-03-19 18:15:16 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
小学校受験、つまり「お受験」の塾や幼児教室の「入会金」。
ハッキリ言って、高すぎます

中学受験塾の相場がだいたい2~3万円に対して、高いところでは8万円という幼児教室もあります。
しかし、入会するためにどうしてそんな高額な金額が必要なのでしょう

実は、この「入会金」の額には全く根拠がありません。
初期登録やもろもろの手続きにかかる費用と考えても、そんな何万もかかるわけない
つまり、「入会金」は塾にとっては「まるもうけ」、貴重な収入源なのですよ。
だから、生徒数を1人でも多く獲得したい生徒募集期には「入会金無料」とか「入学金半額」などのキャンペーンをします。
収入源ではあるけれど一時的な「入会金」の利益より、「通塾」することによる継続的な利益のほうを確保するためです。
「授業料」や「施設・設備費」と違って「入会金」は操作できるんですね。
最近のスポーツクラブなんて、「入会金」はあっても、たいていどこも「無料」です。


あと、幼児教室の「授業料」も高い…と思いませんか
年長、週1回約90分の指導で、高いところでは月6~7万円、良心的なところでも2~3万円台が普通です。
さらに講習会となると、たったの数日間で十数万円かかることもあります。
夏休みなどは「前期」「後期」があって、巧緻性も、絵画も、行動観察も…などといろいろなコースを受講すると、結果的に何十万円もかかったりします。
「集団指導」に加えて「個別指導」を勧めるところもあります。

娘の同級生のお宅は、某大手幼児教室に息子を年中の春期講習から約1年半通わせて、トータル250~300万くらいつぎこんだという話…
「うちはそれでも志望校に合格したからいいものの、残念ながらだめだった人もいるのよ~附属にせっかく合格したのに抽選でダメだった人もいるし…

わが家の場合、結局、塾にも幼児教室にも行かなかったので、チョー安上がり
最初からそうしようと思ったわけではないのですが、結果的にそうだったのです。
ちゃんと計算したことがないので、今度計算してみますが、たぶん片手で済むと思います

お金の話をすると、みんなにうらやましがられるのですが…
でも、私が言いたいのは、そんなにお金をかけなくても「家庭学習」とちょっとした勉強の「コツ」で「お受験」合格は可能だということなのです。

私は、娘の「お受験」を経験して、今、そう思っています。
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情報収集

2008-03-18 13:08:12 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
東京の小学校は伝統ある学校が多く、情報は豊富にあります。
でも、埼玉の小学校は埼大附属とルーテル以外は新設校。
2005年の段階では星野もまだ開校していません。
開智、さとえ、西武文理の情報を手に入れることはなかなか容易ではありませんでした。
掲示板でスレッドを探してもあまりなく、あったとしても書き込みはわずか…

でも、掲示板などの口コミには真偽が疑わしいものもありますので、あくまで「参考」程度にとどめておいたほうがいいと思います。
在校生の保護者を装ったような悪意ある書き込みもあるような気がします。
たった一人の意見で、その学校の評価を決めるのも危険です。
私たち親は「風評」や「偏った見方」に振り回されやすいので、気をつけなければなりません。

小学受験は、中学受験と違ってまだまだマイナー。
受験情報誌は、学校のホームページ程度の情報しかないのに1冊2~3千円もするし…
問題集も、たかが過去問だけで、なんであんなに高いんでしょう
情報不足の親の弱みに付け込むな、コンニャロ
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学校選びのこと

2008-03-17 18:26:40 | 2008年度(平成20年度)小学校受験
東川口から小学生の女の子が1時間以内で通える小学校

埼玉県 6校
●(国)埼玉大学附属小学校…乗り換え2回 合計32分
●浦和ルーテル学院初等部…乗り換え2回 合計33分
●開智学園総合部…乗り換え2回 合計50分 スクールバスなら直通で40分
●さとえ学園小学校…乗り換え3回 合計49分
●西武文理学園小学校…乗り換え2回 合計59分
●星野学園小学校…乗り換え2回 合計64分(4分オーバーは許容範囲)
東京都 8校
●星美学園小学校…乗り換えなし 合計27分
●聖学院小学校…乗り換えなし 合計36分
●早稲田実業初等部…乗り換え1回 合計43分
●雙葉小学校…乗り換えなし 合計46分
●白百合学園小学校…乗り換えなし 合計49分
●学習院初等科…乗り換えなし 合計51分
●淑徳小…乗り換え2回 合計51分
●青山学院初等部…乗り換え1回 合計64分(4分オーバーは許容範囲)
千葉県 4校
●昭和学院小学校…乗り換え1回 合計45分
●聖徳大学附属小学校…乗り換え1回 合計45分
●国府台女子学院小学校部…乗り換え2回 合計60分
●日出学園小学校…乗り換え2回 合計65分(5分オーバーは許容範囲)

以上18校です。

さて、そうすると、次は、志望校選定です。
この中から将来「志望校」になる可能性のある学校をじっくりと絞り込んでいくことにしました。

小学校受験を決めたのは、2005年(年少)の春。
受験は2007年の秋。
学校説明会や文化祭などに行く前に、まずは、での情報収集です。

・学校のホームページ
・企業の教育情報サイト
・「お受験」ポータルサイト
・掲示板
・幼児教室や塾のホームページ

ありとあらゆる情報を集め始めました。

この段階では、「お受験」のための特別な勉強は全くしていませんでした。
でも、娘は好奇心旺盛で、お勉強大好きな子だったので、いつも何かしら1人でお勉強をしていました
よくやっていたのは「迷路」「間違い探し」「折り紙」。
「ひらがな」や「カタカナ」や「すうじ」は、日曜日に問題集を1冊買うと、勝手にどんどん進めて1週間くらいでやり終えていました。
(ちゃんと教えていなかったため、書き順はむちゃくちゃだわ、クセ字を書くわ…で、今、矯正するのに大変です

褒められるとまたうれしくて、どんどんやりたがります。
娘には「お勉強」という感覚は全くなく、「遊び」の延長だったのですね。
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