智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

2021年度(令和3年度)入試 合格体験記 第7回

2021-01-31 00:30:00 | 2021年度(令和3年度)小学校受験

我が家が受験を意識し始めたのは年中の夏頃でした。
当初は年中で編入した幼稚園に付属している小学校へ進む予定でしたが、興味本位で通学可能範囲の学校を見ていたところ、学校の方針に強く惹かれ開智望を第一志望に決めました。
「さあ受験にチャレンジ!」と決めたもののどのように受験に取り組むべきかさっぱりわからず悩んでいたところ、ママ友さんの口コミで「合格実績が素晴らしい個人塾があるよ。」と、アヤアカデミーを教えていただき、体験入塾を申し込みました。

我が家は受験準備には一切取り組んでいませんでしたので、体験授業での田村先生の指導は、ピリッとした空気に包まれた授業で、子どもというより私達親が本当についていけるのかと心配になりました。

体験授業を目の前で見せていただいたのち、田村先生は子どもの良いところ、改善点をはっきりと私達親に伝え、また本人にも包み隠さず伝えてくださいました。
子どもだからといってオブラートに包もうとせず、けれど得意なことをすぐに見つけてしっかり褒めてくださる。
良い意味で子どもを子ども扱いしないこと、親もモチベートしてくださること、そういうスキルが高い先生であることが短い時間で良くわかり、入塾を決めました。

通学が始まってからというもの、初めて接する受験勉強の問題は子もわからなければ親も頭をひねることが沢山ありました。
そんなときに田村先生はいつも力になってくださいます。
LINEで問題の解き方をお訊ねすると、すぐにアドバイスがいただけました。
「わからないことを次の授業が始まる一週間を待たずして即日解決」が親の受験といわれる小学校受験に於いて、どれだけ心理的な負担を減らしてくださったことか。
LINEでの相談はそればかりではありません。
私は子どもとの接し方に何度も何度も行き詰まりました。
子どもの勉強のモチベーションを保つのはとても大変だということを初めて知りました。
夫婦で話し合っても、我が子を思う熱量は同じが故にぶつかり合うことも。
そんなごくごくプライベートなことも田村先生はご相談に乗ってくださいました。
「子どもがどうしても問題を解けない、集中力が欠けているけど夫が勉強をみても私が勉強をみてもダメで限界です。どうしたらよいですか?」という質問をしたことがあったのですが「〇〇ちゃんは頑張れる素質がしっかりある。勉強を嫌いにさせているのは親の取り組み方の問題です。」と言われ、ショックだったのを今でも覚えています。
けれど「そこに気づけたことがとても良いことなので、親として苦労は多々あると思いますが、ぜひ楽しんで学びを続けていってほしいです。何でも相談に乗りますから。」と、まるでドラえもんが本当に困ったときののび太くんにそっと手を差し伸べるかのように、私たち親の立場を慮りながらも本音て話し、寄り添ってくださる姿勢に、先生が私たち親との信頼を本気で築こうとする姿勢が伝わりました。
田村先生からのアドバイスをフックに、家族が一丸となって、沢山の現状打破をして新しい課題に向かうことが出来ました。

私達夫婦はいわゆる小学校受験の大手塾には行ったことがありませんでしたが、上記のような距離感でアドバイスをいただけるなんてきっと他の塾では考えられないことでしょう。
先生が大手の看板を背負わずに、一人の個人事業主として、子どもの受験に関する全ての責任を背負いながら子どもの良いところを引き出し、親の悩みはすぐ解決できるよう努めている姿勢に感銘を受けました。

一方で正直なところ、田村先生はちょっと厳しいなと思うこともあります。
厳しくなる理由は私たち親側にあるのですけれどね…
たとえば、子どもの苦手分野に向き合っていないのを見抜くと、容赦なく指摘されるなど…
「あ~怒られちゃったな~」と反省することもしばしば。
けれど田村先生が厳しいときはそれに比例してアヤアカのママさんとの結束も強くなりました。
アヤアカのママさん同士がみんな仲良しなのは、先生のねらいのうちなのでしょうか(笑)

子どもたちもよい意味でライバルです。
アヤアカでは一定数の問題が解けるとシールがもらえるのですが、「今日こそシール10枚ゲットする!」「〇〇ちゃんに次は勝つぞ~!」と楽しみながら課題に奮闘する姿は、当初「まるで苦行のような勉強」だったのですが、そのバイアスが徐々に外れていきました。
子どもと一緒にゲーム感覚で取り組もう、と2セット購入したカタミノというパズルは、私がどんなに本気で取り組んでも、子どもに勝てなくなってしまいました。
その集中力ときたらこちらの空気が張り詰めてしまうほど。
「今日はカタミノで1位を取れたよ!」「今日プリントが出来て先生が褒めてくれたよ」とハニカミ笑顔で報告してくれる姿に、一位を取ったことよりも、勉強そのものに楽しみや達成感を実感してくれたことがとても嬉しかったです。
アヤアカで親子で学ばせていただいたことによって、今後の子どもとのかかわり方、勉強へのかかわり方を沢山学ばせていただきました。

コロナで授業がオンラインになったときが一番つらく、特に小さな子どもに浸透させるのには努力が必要でした。
田村先生の姿勢も厳しく感じましたが、緊急事態宣言が解除されて暫くしてから対面授業が再開したときには「仕方ないよ~オンラインだもの。大人だって集中力欠けるんだから子どもはなおさらよ。難しいことだってあるじゃない。」とこちらが拍子抜けするくらいのあっけらかんとした表情でニコニコ笑って振り返ってくれる田村先生にほっとしました。

コロナをきっかけのひとつとして教育の質への問題提起が数多くなされているなか、おかげさまで我が家の教育方針と合致する志望校への切符を手に入れることができ、小学校入学後のこれからの学びにワクワクしています。
そして親である私たちも、共に悩みながらも前に進むママさんパパさんから沢山のアイデアを共有いただき、小学校後にも続く交流が今から楽しみです。 
早くコロナが終息して、田村先生を囲んでお祝い会を行えたらいいな~と思っております。

アヤアカに入ってからの一年は世の中も目まぐるしい変化が続きましたが、こんな時期だからこそ田村先生と出会うことができたこと、田村先生を通じて家族としても成長をさせていただいたことに心から感謝しております。
ありがとうございました。
これから先も、多くのアヤアカデミー卒塾生が輩出されることでしょう。
益々のご活躍をお祈りしております。

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2021年度(令和3年度)入試 合格体験記 第6回

2021-01-30 00:38:30 | 2021年度(令和3年度)小学校受験

この度、娘を合格に導いていただきありがとうございました。

娘は、とても頑張ってくれました。
頑張っているのはわかっているつもりでしたが、親の焦りから何度も何度も怒ってしまいました。
遊びたい盛りの5~6歳の幼児が、勉強をしているだけでも褒めてあげなければならなかったのに、常に怒ってしまったこと、反省しかありません。
下の子にも「静かにしててね」「ひとりで遊んでて」とさみしい思いをさせてしまったことも反省です。

我が家は共働きで、帰宅は19時頃でした。
なかなか時間が取れない、と焦りばかりでイライラして悪循環でしたが、生活サイクルがやっと軌道に乗ったのは夏休み前でした。
夏期講習が8時からでしたので、7月くらいから生活を朝型に変えました。
6時に起床し、朝食後勉強をして、保育所に行く道のどこかで5分ほど運動してから登所。
運動も大好きな娘は、朝、運動メニューをこなすことを楽しみに朝の支度もさっさとしてくれるようになりました。
帰宅後の時間に制作やパズルなどを遊びのようにやる、このスタイルが私にも娘にもはまったようで、気持ちが楽になりました。

田村先生の偉大さをまじまじと実感したのは夏期講習でした。
スピード感をもって問題を解く、時間内に制作を仕上げる、衝撃を受けました。
それまでももちろん先生の求めるレベルの高さ、受験勉強だけではなく今後の成長に必要なことを教えてくれていましたが、それは基礎知識、あって当たり前。
一番印象に残っているのは、花の切り絵制作。
制作スピードが決して遅いわけではない娘。
きれいに色を塗ってはみ出さないように切った…でもそこで時間切れ、画用紙に貼っていませんでした。
田村先生から「貼っていなければ0点です!!!」
私と主人「なるほど!!!」
その意識は娘にしっかり伝わり、制作過程を考えることもできるようになりました。
本番では指示どおり制作を仕上げられたようです。
さすがです、田村先生!!

夏期講習が終わって、娘は「開智小学校に行く」と気持ちが変わったようで、保育所で先生や友だちに「違う小学校に行く」と話し始めたようです。
合格後に聞いたところ「みんなに話したら頑張るしかないでしょ、合格するしかないようにみんなに話したの」と。
なんてストイックに成長していたんだ、とびっくりしました。
先生がモチベーションも上げてくださっていたのですね。

緊急事態宣言に先立ち、オンライン授業を決めていただき、通常と変わらない授業を進めていただいたことも、感謝しかありません。
アヤアカの仲間に会えず子どもの気持ちも不安定になり、私の不安は募りましたが、子どもはしっかり吸収して成長していました。

娘は初めての場所では自分を出すことができません。
初回模試の面接では、質問に答えられなくて泣いてしまいました。
そんな娘が、知らない人にもスーパーやエレベーター内で挨拶をしたり話しかけたりできるようになりました。
オンライン授業中でもLINEで制作発表を毎週行っていたため、自然に「話すこと」が身についたようです。
コロナ禍だったので、友だちと遊ぶこともできずに行動観察は不安要素でしかありませんでしたが、娘を安心して送り出すことができました。

1年を通して、合格だけではなく、生きていくうえで大切なことを学ぶことができました。
私自身も子どもへの接し方を見直すことができました。
ありがとうございました!

また来年、下の子がお世話になります!

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2021年度(令和3年度)入試 合格体験記 第5回

2021-01-29 09:23:06 | 2021年度(令和3年度)小学校受験

年中の夏になり志望校を決め、知人からアヤアカデミーを紹介していただきました。
受験を考え始めてすぐの入塾でしたので、ゼロからのスタートでした。
通塾を始めた頃はできないことばかりで、授業についていけるのかとても心配しました。

田村先生は、息子の性格を理解し、いつも的確なアドバイスをしてくださいました。
〝勉強は楽しく”をモットーの先生のご指導が息子にはピッタリ!
季節・しりとり問題に出てくる絵をカードにしてゲーム形式で覚えたり、積み木やパズルでは親子対決をして競争したり…
「勉強」という意識ではなく、ゲーム感覚で無理なく受験対策に取り組むことができました。
ペーパー、積み木&パズル、制作と…様々な分野を継続していくうちに、気がつけば得意なことや好きなことが、アヤアカの授業を通してたくさん増えていきました。

また、授業の最後には保護者向けにフィードバックをして下さり、その中で幼少期に教えるべきことを的確に示していただき、本当は親が子育てをする中で行わなければいけないことも見落としていたなと、私自身とても勉強になりました。
季節の行事を体験し由来を知ったり、旬の食べ物を食べたり、季節の花を飾ったり…
日常の生活の中で先生に教えていただいたことを取り入れ、家族みんなで楽しみながら学んでいきました。

制作では、色々な素材に触れ、たくさんの技術も学びました。
また、自分が作成したものを授業やグループLINEで発表をする機会を下さり、自分で考えて自分の言葉で話す経験ができたということが、とても有難かったです。

入試本番の自己発信では、10分間程の時間を自作のパネルで自分の言葉で堂々と発表できました。
それは、アヤアカでの努力と経験の賜物、アヤアカでなければ培われていない力だと、強く感じました。

コロナ禍の中…
〝今できることを落ち着いて考え、実行する時!”
と、オンライン授業への切り替えや対面授業への再開も、先生は迅速に対応してくださいました。
〝お家時間を楽しもう!”
と、昔遊びや行動観察の要素を取り入れたゲームを、先生は教えてくださいました。
大変な状況下でも1日も無駄にせずに済んだのは、先生の明確なご指導があったからです。
田村先生が、コロナ+受験でパニックになりそうな私の心を、力強く支えてくださいました。

受験を通じて、親子共々成長し、一緒に過ごす時間や一緒に楽しむ時間が増えました。
そして、志望校合格に導いていただき、田村先生との出会いに心より感謝いたします。

本当にありがとうございました。

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2021年度(令和3年度)入試 合格体験記 第4回

2021-01-28 10:15:42 | 2021年度(令和3年度)小学校受験

我が家が小学校受験を考え出したのは、長女が年中の3月でした。
お友だちが私立小学校に行くと聞き「開智っていう良い小学校があるんだよ。一度、説明会に行ってみたら?」と言われたのがきっかけで、総合部の説明会へ行きました。
そこで聞いた那須野校長の話が魅力的・衝撃的で、それまで「小学校受験」なんて全く考えてもいなかった私は、主人に相談。
しかし、主人は猛反対。
夫婦で何度も何度も話し合いを重ねた結果、受験を決めました。
そして、小学校受験については無知でしたので、友達の通っていた、大手の塾に入塾。
無事に合格をもらいましたが、入塾するのも遅く、あっという間に受験が終わってしまった感じでした。
いざ小学校に入学してみると、周りのお友だちは皆、優秀なお友だちばかり。
そこでなぜか、仲良くなるお子さんのほとんどがアヤアカデミー出身のお友だちばかり。
しかも、みんな優秀なお子さんたちばかり!
姉を見ていた次女は「私も開智に行く!」と言い始め、今度は絶対に「アヤアカデミーに入れよう!」と、私は心に決めていました。

当初、アヤアカデミーには年中の11月から入塾しようと思っておりました。
しかし、体験授業はボロボロ…
田村先生から夏期講習からの入塾を勧めていただき、年中の夏期講習から入塾しました。
ところが、入塾してから約1ヶ月間…塾に行く前日から大泣き。
勉強自体も周りのお子さんと比べるとイマイチな出来でした。
「この子には受験は向いてないのかな…」
姉妹でも全く性格が違っていたので、公立の小学校でもいいかな、なんて頭をよぎることも何度かありました。

そんな状況が一変したのはアヤアガデミー主催の「運動・行動観察特訓」からでした。
行動観察では、自分の意見をハッキリと伝え、グループをまとめていました。
また運動はもともと得意なこともあり、楽しそうに特訓を受講していました。
そこで田村先生に褒められたことがきっかけで、塾に行くときも泣かなくなりました。

泣かなくなったのは良かったのですが、勉強の出来は相変わらずイマイチ。
アヤアカデミーの「到達度チェックテスト」でも、毎回ほぼビリに近い順位。
授業で毎回行う、パズルや積み木もほぼビリで、やはり次女は小学校受験に向いていないんじゃないか、と悩みながら過ごしていました。

心が折れそうになった時は、アヤアカデミーで出会った、同じクラスのママたちに
「こんなやり方をするとできるようになったよ!」
「この問題集を使ってみたよ!」
など、様々な情報交換をすることで、何度も助けられました。
田村先生との面談でも「この結果だと受かるどころか、開智に入ってからも大変ですよ。」と何事もハッキリと指摘してくださるので、親の私もいつもやる気をもらっていました。

長女の時とは違い、自宅でやる勉強が多く、フルタイムで働いているため、親の私がやっていけるか不安だらけでした。
しかし、田村先生の的確なアドバイスで、「この子にはこういうふうに教えれば理解できるかな…」など、試行錯誤しながら勉強に取り組むことができました。
また、季節ごとに制作や行事を家族で行い、LINEで発表することで親子の絆もより深くなり、私自身も物凄く成長することができました。

また、運動では田村先生に紹介していただいたトモスポのTOMO先生に指導をしていただきました。
運動は得意だと思っていた次女だったので、きっと指導をしていただけてなかったら運動の練習はしていなかったかもしれません。
ですが、勉強でいっぱいいっぱいの中でも隙間で時間を探して、少しでもいいから運動の練習を取り入れてみてください、とのアドバイスで、保育園に行く前の10分や帰ってきての10分を運動の練習をする習慣に変えられました。
コロナ禍でしたので、LINEで練習風景を撮影して先生に送ると、子どもたちにも分かるように、ビデオメッセージで返信を下さいました。
次女はそれが嬉しくて、運動の練習を楽しんでやることができました。
本番では指導していただいたことがほとんど出たので、本人は落ち着いてテストを受けることができたようです。

振り返ると、物凄く大変でしたが、諦めないで最後まで挑戦して良かった!と思っています。
アヤアカデミーに入塾しなければ、子どもの教育を見つめ直すことも、素敵な仲間に出会うこともなかったと思います。
いつもビリに近い成績でしたが、無事に合格できたのも、田村先生を初め、TOMO先生、同じ2020年度の年長の仲間たちのお陰です。

本当にありがとうございました。

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2021年度(令和3年度)入試 合格体験記 第3回

2021-01-27 11:12:35 | 2021年度(令和3年度)小学校受験

上の娘が望小に通っているわが家にとって、下の娘の合格は必ず成し遂げなくてはならないミッションでした。
上の娘の時、倍率はそこまで高いものではなく、過去問の対策ができていればそれなりに合格することができると言われていました。
しかし、MYPができDPもできる見通しとなってから急激に倍率が上がり、上の娘のホームにも優秀なお子さんがたくさん入学していらっしゃいました。
さらに、ここ数年大きく出題傾向が変わったというだけでなく、兄弟姉妹児が通っていても容赦なくジャッジする現実を何度も目の当たりにしました。
(家族や親を見るのではなく、「子ども自身」を1人の人間として評価するという点がまさに望らしさであり、そこが良さであると思っていますが…)
さらに、今年のコロナ禍においては、子ども自身が学校に行く機会も少なく、また、行動観察・面接等、試験科目も変わるのではないかとの思いもあり、2人目の受験とは思えないほど親も緊張した中での入試となりました。

そんな中、下の娘はペーパーが得意で、コロナ禍での幼稚園の休園もあったことから、春先には「つりあい」や「図形合成」等、一通りの科目を家庭学習で終わらせることができており、正直、合格ラインには早々に達していたのではないかと勝手に思い込んでいました。
現に、アヤアカデミーに入塾して初めての塾内テスト「到達度チェックテスト」では、これまで塾に通っていなかったとは思えないほどの好成績で(親バカです)、このまま順調に合格できそうだな…と、うっすらと期待を抱きすっかり油断していました。

ところが、7月からアヤアカデミーの対面授業に正式に参加させていただいたわが子は、早々に壁にぶち当たってしまいました。
ペーパーはもとより、何よりも制作の実力が圧倒的に不足しており、授業では他のお子さんと比べ、自分のあまりの出来なさに泣き出してしまう状況。
(思い起こせば到達度テストでも、制作は1/10点でした…)
さらに、先生の容赦ないご指導で、これまで家庭でマイペースに取り組んでいたわが子からすると、しっかり授業に耐えられる他のお子さんを見て、数回の授業ですっかり自信を失ってしまったのです。

入試への本人のモチベーションが低下し不安に思っていましたが、学校説明会に参加した時、
「(事前に望で一番厳しい先生であると家族で話題になっていた)T先生がとても優しかった」「田村先生みたいに怖い先生は一人もいなかった」と言ってくれました。

そこから夏期講習に突入しましたが、授業内容が望に特化したこともあり、本人の得意分野に触れる機会も多く、徐々にやる気になってくれました。
とはいえ、メンタル面が安定せず、1日150枚(アヤアカの宿題ではありません)プリントを完璧にこなす日もあれば、2枚で全て間違い、その後全くやる気をなくす日もある状態…
さらには試験直前に足を激しく捻挫して試験前日までギプスをはめていたり、最後の授業が体調不良で参加できなかったり…
試験直前まで合格への不安が大きかったのも事実です。
しかし、最後には、いつの間にか得意科目と自負するようになった制作に自信をもって取り組むことができ、自己発信・面接・行動観察にも楽しく参加できたようで、無事、合格にこぎつけることができました。

アヤアカデミーの通常授業はペーパーや制作が中心ではありますが、授業を通じて先生に多くの気づきをいただくことができました。
小学校受験の世界では、子どもにプレッシャーを与えないようにするために「今日は練習だよ」などと言って本番の入試に臨ませることもあります。
しかし、先生は違いました。
子ども自身が入試に臨むのだという意識を持たせ、適度に緊張感を与えつつリラックスの方法も伝授し、真正面から試験に対峙する心を持たせてくださいました。
親のこちらも良い刺激を受けたと思っております。

また、アヤアカのすごいところは、「ペーパーB対策にも手を抜かないところ」だと思います。
開智のペーパーBは、大人が聞いても設問が1度で理解できないこともあり、正直「奇問」が多いと思っております。
上の子の時は別の塾に通っていましたが、そこでも「ペーパーBはどんな問題が出るか問題自体も読めないし、無理に対策しなくても良い」というようなことを言われていました。
(現に望の採点方式であれば、最悪ペーパーBを捨てても合格に行きつくことができなくもないと思っています)
しかし、田村先生は一切妥協せず、変にテクニックに走ることもなく、真正面から問題を理解し、対峙し、解く訓練を積んでくださいました。
正直、家庭では対策が難しいし、出題内容も読めないため、対策に深入りしすぎないようにはしましたが、問題に取り組む姿勢やチャレンジする姿勢を掴みとることができたと思います。

さらに、還暦を迎えられるご年齢にも関わらず、運動特訓では自ら範を示し、生徒たちをけん引するパワフルさ!
間違いなく他の幼児教室ではありえないことと思います。
先生を見ているだけで、私たち親も(受験以外の面でも)まだまだ成長しなくては!と気づきを与えていただきました。


惜しむらくは、わが家では試験直前からの通塾となってしまった点です。
できるだけ長い時間アヤアカでお世話になりたかったな、と今更ながら思っております。
正直、入塾前にはペーパー対策をするだけの厳しい塾、くらいの認識でいましたが、制作のレベルの高さ、小学校入学後も見据えて有機的に結びつくカリキュラム、子どもへの自覚の植え付け…それらをもっと早くから堪能したかったです。

最後に、改めまして、田村先生、短い間でしたが本当にお世話になりました!
今後もパワフルなご指導で、望にたくさんの生徒さんを送り込んでくださることを楽しみにしています!

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2021年度(令和3年度)入試 合格体験記 第2回

2021-01-26 09:56:44 | 2021年度(令和3年度)小学校受験

最近の入試において「兄弟の選考が厳しくなっているのでは…」という噂を耳にし、受験対策を変えないといけないのでは?と思っていたところ…
上の子たちの何人かのお友だちが『アヤアカ』ご卒業だったことで、無料体験を受けてみることにしました。
そして、クラス残り数枠の中、新年長の11月に入塾し、我が家のアヤアカライフが始まることとなりました。

幼稚園との両立(お迎え1時間半、様々な課題)、上の子たちの都合等、時間が無い中で正直、厳しい状況でした。
それでも「先生からいただくプリントは溜めない!」そう心に決めていました。
アヤアカのプリントは、カラーが多く見やすいものだった、というのが強い印象です。
子どもも解きやすかったのかなと思います。
一生懸命、手作りしていただいたものなのだな、というのも伝わりました。
アヤアカのプリントに出会えれば、合格間違いなしです。

家庭での時間が取れなかった分、日頃の電車やバスの中で時間を有効に使いました。
「お正月のものは?」「冬の花は?」などのクイズを出したり…
『イルカやクジラは魚じゃない!』というアヤアカの合言葉を言ったり…
持参していた長いヒモで蝶結びをしたり…
今では良い思い出です。

親も子どもも「やりきった!」という達成感があります。
不安があった時、田村先生には、優しく励ましていただきました。
これからも様々なご家庭で、各々の描かれた受験生活が待っていることでしょう。
有難うございました。

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2021年度(令和3年度)入試 合格体験記 第1回

2021-01-25 10:36:49 | 2021年度(令和3年度)小学校受験

この度、望小学校にご縁をいただきました。
田村先生、合格に導いてくださり、本当にありがとうございました。

一つ上の兄の時も田村先生には、とてもお世話になりました。
その時は、受験の全てが初めてのことで、常に不安との隣合わせでした。
それに比べて、今回は、受験の全体像が把握できていましたので、その点は心に余裕があったように思います。
けれど、今回の最大の苦労は、上の子と同じようには事が進まなかったことです。

娘は、色々な面で兄とは異なり、入塾当初より不安だらけでした。
とにかくマイペースで、掴みどころがなく、理解力も低い…
早生まれで、身体能力も遅れていて、長けているところがなかなか見つからない…
兄と同じような勉強方法や対応は、全く通用しませんでした。
一方、ひょうきんで面白い娘の感性は、親として伸ばしてあげたい一面でしたが、それは受験では活かせないのでは…と半ばあきらめていました。

けれど、アヤアカデミーでは、「楽しく」をベースに、「繰り返す」ことで実力をつけていけるカリキュラムになっています。
そして、それは、本当に子どもを成長させてくれます。
毎日毎日、いただいたプリントをコツコツコツコツやり続け、時に簡単なレベルに戻して「できる!」喜びを感じさせたり、外に出て実体験をしてみたり、運動の練習をしたり…
モチベーションを上げるように、オンとオフを意識しながら取り組みました。
すると、はじめは全く理解できなかった問題も繰り返すことで徐々にできるようになり、大人が頭をひねる問題も意外と子どものほうがスッと正解したりして、子どもの能力は無限大だなと改めて感じました。

それでも、本番の試験はやはりレベルが高く、何が起こるかわかりません。
最後まで不安でした。
自己発信では、ペーパーで発揮できない分をカバーできるようにと、娘のひょうきんで面白い感性を先生に見ていただけるような内容にしました。
事前に田村先生に見ていただき、褒めていただいたことは、本人の強い自信につながりました。

今年は、コロナが受験にどう影響するのか、先行き不透明な状況が続きました。
それでも、田村先生は迅速な判断で感染対策をしてくださり、運動・行動観察の対策も開催いただけました。
また年長グループLINEで、みんなの発表動画を提出する提案をくださいました。
それは子どものモチベーションを上げ、みんなが元気で頑張っている姿を確認するのにも、とても役立ちました。

田村先生は、どんな状況においても強いしブレない、芯のある先生です。
時に厳しい助言もありますが、親の不安な気持ちに真正面に向かい、うわべのアドバイスではなく本質を言ってくださいます。
これも全ては「愛情」だと、今振り返って感じます。

受験を終え、娘はようやく夢ある未来へ向けてのスタートラインに立てました。
引き続き、子どもを信じてコツコツ取り組んで行きたいと思います。
子どもたちの成長した姿をまた田村先生に見せに伺えたらと思います。
充実した濃い2年間を、本当にありがとうございました。

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スウェーデン通信

2021-01-24 23:31:22 | 開智っ娘

娘から毎日LINEで大量の写真が送られてきます
ストックホルムとの時差はぴったり8時間
時間が合えば、家族LINEグループでビデオ通話もできます
なんと便利な時代でしょう

コロナ禍の、ストックホルムの冬

ロックダウンしていないのに、街にほとんど人がいない~
気温は、最低-1℃、最高0℃とか、日本と大差なし。
でも、緯度が高いので、午後3~4時にはもう空は薄暗くなってしまうみたいです
大学の授業はしばらくの間、オンラインによるリモート講義

娘にとっては、人と直接触れ合うことができない状況が辛いようです
でも、日本の大学だって同じようにリモートなんだし、しばらくは「忍」の一字ですね

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合格体験記、アップします

2021-01-23 20:16:23 | 2021年度(令和3年度)小学校受験

母が天国に旅立って2か月娘がスウェーデンに旅立って1週間が経過
介護と子育てがイッキに終了したハハ

たくさんの皆さんに「ロス」を心配されていますが…
泣くだけ泣いたので、ハハはスッキリ
前を向いてガンガン仕事をしています

「合格体験記」
今年もたくさん書いていただいてます
大変遅くなりましたが、月曜日から順次アップしていきたいと思っています
乞うご期待

 

 

田村先生は、厳しい、怖い、とよく言われます。

私は、開校以来、どんな子どもに対しても常に「一人の人間」として対峙しています。
勉強でも、受験でも、「誰」がするのか、「主体」は誰か、考えさせます。
それは「人間」として、やって良い言動かどうか、考えさせます。
「挨拶、返事、姿勢」この3つは、入塾時に本人にも親御さんにもきちんとするように伝えます。
「相手の目をちゃんと見て聞いたり話したりすること」これも大事。
そういう「人間」として大切なこと最低限守るべきことができない時は、妥協しません。

また、今の親御さんは、子どもに何かあるとすぐに口を出し、手を出す。
もっと言うと、子どもがつまずく前に、先手先手を打って障害を取り除いてやる。
だから子どもは失敗せず育ち、「失敗」することは「悪」だと思ってしまう。
失敗したりできなかったりしたら、責められていると感じてしまう。
ちょっとつまずいただけで大きな精神的ダメージを受ける。
そのため、時に、失敗を人のせいにする。
私は大人子ども関係なく、「人間」として間違った行為は断じて許さない。
もし、我が子なら、そうする。
命に係わること以外、基本、私は手助けはしません。
何かあっても、子ども自身に考えさせ、解決させるようにしています。

まぁ「厳しい」「怖い」存在が、世の中に一人くらいいたっていいでしょ

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旅立ち

2021-01-16 19:53:04 | 開智っ娘

今朝、無事に、娘が日本を発ちました~
でも、まさか「無事」という言葉が、こんなにもしっくり来る旅立ちになるなんて、思いもよらなかった

チェックインした
スーツケースや手荷物の重さもオッケー
タグも付けてもらい、預けた
のに、PCR検査の陰性証明書を提出したところ、なぜかカウンター内がザワザワ…
なんと、陰性証明書が目的地到着時刻の72時間以内のものではなく、10時間越えてしまっているので無効だとのこと
72時間以内に再度PCR検査をし陰性証明書を再提出して、明日以降の便に変更しろ、との指示
ナ、ナ、ナニぃ~~~

「スウェーデンに入国する際に陰性証明書は必要ないはずです
「モスクワには乗り継ぎで立ち寄るだけで入国はしません
娘がどんなに反論しても、規定によりダメ、の一点張り

ふ、ふ、ふざけんな~
娘がこんなに頑張ってたった一人で今日まで準備してきたのに、最後の最後でスウェーデン行けないなんて、マジあり得ない

「飛行機の便が早いから、うちに前泊すれば」と、前日、家までお迎えに来てくれた、都内で独り暮らしの旅人。
ハハとチチと空港近くのホテルに前泊して、手作り応援ウチワを一緒に作ってくれた大親友
現地で到着を待っててくれる友人
いろんな人の想いや協力があってここまでやっとたどり着けたのに
何が何でも飛行機に乗せる
ハハも必死で食い下がる

最後は、アエロフロートのホームページでは、陰性証明は目的地到着日の「カレンダー上の3日以内」と表記されており「72時間以内」とは書かれていないとホームページのサイトを提示して主張
さらに、ハハは、情に訴える
「この便を逃したら、大学の講義に間に合わなくなって困るんです

航空会社本部(&上司)に確認してもらうなど……すったもんだすること約1時間…
結局、搭乗開始15分前にやっとのことで搭乗許可が下り、チケット発券

ハハは本気で、闘った~
前夜作った応援ウチワの言葉通り、ハハは死んでも引き下がらず、最後までfightファイトした~

そのせいか、飛行機が離陸したとたん緊張の糸がプッツン切れて、大号泣のハハ
展望デッキの金網に、ウチのモモンガのように張り付き、鼻水たらしながらしばらく娘の名前を呼び続けておりました

Make your dreams come true
自ら夢を抱き、自らの力でその夢を切り開き叶えて行って欲しい、ハハはそう思って娘に名前をつけました
ハハの想い、きっと伝わったよね

これから始まる希望に満ちた新生活
遠くから見守ってるからね、思う存分楽しんでね

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一方、旅人は…

2021-01-12 13:57:10 | 風の旅人

風の旅人こと、鉄砲玉の我が息子…
25歳となった昨年、大きなターニングポイントを迎えた

2014年、國學院大学神道文化学部に入学
「色々と因縁のある家系だから、止めたほうが身のためだよ」というハハの進言も聞かず、自ら鳥取の実家の宮司になる、と決め選んだ道
ところが4年後、旅人は大学を卒業せず、中退

理由は1つではなく色々あったようで…彼なりに人生を色々考えた結果だと、ハハは受け入れるしかなかった
何しろ、旅人の思考「過程」でハハには一切相談はなく、相変わらずいきなりの「結論」なのだから…
色々と報告してくれる娘と違い、息子は幼稚園の時からそんなカンジ…生徒会長になった時もそうだった

ただ、将来は神職の免許を取って実家の神社を継ぐという意思はなぜかブレない
大学には8年間の「復学制度」があるので、しばらくプラプラした後、まぁいつかは大学に戻るのだろう…と思っていた
もちろん、ハハは4年間の学費しか出さないという約束だったので、学費は自分でどうにかするように、と…
大学を辞めた旅人は、アルバイトを複数掛け持ちしながら、バイクで大好きな旅をしたり、ボランティアをしたり…
実家暮らしで気ままな生活を送っていた

しかし、そんな旅人に2020年、転機が訪れる
まず、アルバイトで貯めたお金で金銭的にメドがついたから…と実家を出て、都内にアパートを借り、独り暮らしを始めた
それは、祖母が何度も命の危機を迎えたことに、少しは関係しているかも…
旅人の同級生は立派に就職し、それぞれの道を歩んでいたので、祖母も常日頃から孫の現状や行く末を案じていたので
「命が危ないから家族に会っておくように」と医師から言われた時、私たち家族とは別に病院へ行き、祖母に決意を述べていたらしい

そんな中での「コロナ禍」そして「緊急事態宣言」
アメリカ大使館の現地職員になった同級生、航空会社の客室乗務員になった同級生、警察官になった同級生…
そんな同級生も、コロナ禍での厳しい現実に直面し、苦悩しつつも奮闘する姿…
一方、そんな状況下でも希望を捨てず、自分の妹がまさに夢を実現させようと努力している姿…
これらは全てハハの想像でしかないけれど、今後の人生を「どうしたいか、どう生きるのか」再考せざるを得ない状況となったのではないか

 

 

その旅人は今、また大学に通っている
「放送大学」という通信制の大学ではあるが、文部科学省が認可するれっきとした大学
既に大学で取得した単位を引き継ぐことができるので、最低でも「学士」を取るそうだ
やはり、大学は卒業しておいたほうが良いと判断したのかなぁ…

放送大学の講義は結構充実しているらしく、旅人の勉強したい講座がたくさんあるそうだ
最大の関心事は「宇宙工学」…卒業したらその方面に就職する意思を持っている
今、数学と物理を一から勉強し直しているらしい

現在、実家はハハの実弟が宮司をしているので、すぐに継ぐ必要はない
大学さえ卒業していれば、國學院大學の社会人枠で2年間通えば神職免許も取れるのだ
それも、4年間大学に行く必要があるのか、と考えたきっかけの一つらしいけど…
旅人の祖父も祖母も叔父も、皆、そうやって神職の免許を取得している

何を考えているんだかハハにはホント理解し難いところはあるけれど、人生の岐路で行動し始めた旅人
ハハはいつものことながら、見守るしか、できることはないのです
でも、彼なら今までも十分生きる力を養ってきたし、たとえ学歴が無くてもこれからも社会貢献できる大人になってくれるだろうと、ハハは信じている

ハハは、幼いころからずーっと、大人になってもずーっと、自分の父親に応援してもらえず、否定ばかりされてきた
だから、自分の子どもたちだけには、自分の生き方を貫いて欲しいし、決して否定しないと、心に決めている

ハハは、いつでも、あなたたちの応援団長だからね~
ファイトぉ~~~

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娘 ついに…

2021-01-07 19:13:21 | 開智っ娘
母の介護、葬儀、五十日祭…
その間に、新年度スタート、また入試も総合部第3回目までずれ込み…
とにかく昨年11月以降、あたふたしているうちにあっという間に過ぎ去ってしまった年末年始
その間も、開智っ子=わが娘は、自分の夢に向かってコツコツ準備を重ねてきました
 
ストックホルム大学から受講希望を出していた45単位の認定が下りる
その単位分の学費67,500sekを振り込み
受講許可証を以て、スウェーデン移民局に居住許可を申請
早めに行って色々準備をしたかったので12月27日から居住を申請したが認められず、結局1月4日から許可するとの通知
居住許可を以て、大学の寮探しスタート
第3希望まで出していたが、運良く第1希望の寮に入れることに
独りで住むには十分な広さ
しかし、入寮可能日が春セメスターがスタートする日の前日1月17日と決定
スウェーデン大使館から正式に入国許可が下りる
飛行機のチケットの手配
安くあげるためアエロフロートのモスクワ経由で
 
以上、娘自身がこれら全ての手続きを行いました。
ハハはお金を出しただけ
 
開智の元担任の先生
「留学エージェントなどを通さず自分の力で全てやってのけたのは娘さんが初めてです
世界中どこにでも行けるね
 
これで念願のスウェーデンへ行き、北欧の先進教育制度を学び、現地で教師になるという夢の第一歩が叶うことになりました
スウェーデンも今の日本と同じくコロナ患者急増中
パンデミックに自ら突入していくことになるけど、本人は嬉しくて仕方がない
まぁ、娘ならどんな困難も障害も乗り越えられると、ハハは信じています
親ができることは、子を信じること、それだけ
 
1月16日(土)7時55分
娘は、日本を飛び立ちます
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家族全員、ハハの実家で過ごす最初で最後のお正月

2021-01-01 19:45:18 | ハハ

12月30日

予約していた飛行機便が雪で欠航になり、振り替えたらまたその便も欠航になり、結局羽田を早朝の出発となり、ドタバタ…

でも、ギリセーフで大雪になる前に鳥取の実家に帰ることができました

雪おろし(雷)の中、ご先祖様の墓掃除

山の上の本殿にお詣りした帰りは、もうすっかり雪景色

夜は大雪で道も消失

12月31日

実母の五十日祭(仏教の四十九日に当たるもの)無事終了

無事実家に帰れ、子や孫たちに囲まれ、五十日祭を宮司である実の息子にやってもらえるなんて、やっぱり母は最後までラッキーな人でした

終了後は、なおらい(精進落とし)

鳥取と言えば、やっぱり蟹すき鍋でしょ

この蟹の脚はヤバい

キャンプ用コンロでツイン鍋

 

2021年元旦

かくしてハハ(私)は、30数年ぶりに鳥取の実家で正月を迎えることができました

話せば長くなるのですが、とにかく色々と因縁のある家系なので

とにかくこの家を一刻も早く出て旧姓を捨てたかった…

ハハの実家はもう無いものと思っていた…

まさか、こんな日が来るとは思ってもみませんでした

母に感謝です

昨日に引き続き、弟による元旦祭

子どもの頃はこうして毎年自分の家でお祭りしたものです

実家は大雪になりましたが、祀り事を全て無事に終えられたので、明日、鳥取を発ち、埼玉に戻ります

 

皆々様におかれましては、善き年となりますよう、心よりお祈りしております

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