智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

2008年を振り返って…

2008-12-27 17:22:15 | ハハ
私、本日が仕事納めとなりました。

漢検が毎年公募で決める「今年の世相を表す漢字一字」
今年は「変」
確かに、政治、金融、物価、気候など、どちらかと言うとマイナス方向の「変動」が多かった年でしたね。

一方、私にとってのこの一年を、漢字一字で言い表すとしたら…
「実」
かな~~~

今まで積み重ねてきたことが、すべてこの一年に集約され「結実」した…
振り返ると、そんな年だったと思います。
サラリーマン時代と異なり、良きにつけ悪しきにつけ、自ら決めて自ら行動したことが全部自分自身にはね返ってくる…
言い訳はできない…
でも、それが私にとってはまさにEXCITING~で、本当に「充実」した一年でした。

3月から始めたこのブログですが、お陰で多くの方に巡り会えることができました。
たくさんの「出会い」は、私にとって素晴らしい財産となりました。
ホント、ブログ作って良かった~~~

お世話になった方々に、心より感謝致します

そして、これからもどうぞよろしくお願い致します

それでは、良いお年をお迎えくださ~~~い

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プレデター

2008-12-26 21:13:22 | 開智っ娘
娘も息子も冬休みに突入して、何かと慌しい冬休みを過ごしています。
娘は学童がなく、息子も部活がほとんどないので、毎日、2人家にいてケンカばっかり
ホント、うるさいったらありゃしない
どうして小1と中1が同レベルで戦えるのか…
ハハには理解できませんわっ

他のママからも「まさに開智にピッタリね~」と言われるくらい「ジャストミ~~~ト」の学校に入学できた娘。
初めての環境にもすぐ馴染むことができ、楽しい小学校生活を送ることができました
勉強についてはとてもキッチリしていて几帳面です。
冬休みも、毎朝、起きるとすぐに宿題をやっています。
2学期の成績は、心配した「算数」ではなく、なぜか「図工」が「2」でしたが…

そう言えば…
2学期の初めのころだったかしら…
夜、家に帰ってみると、「プレデター」が暗がりのテーブルの上にいるではありませんかっ
ひょぇ~~~~~
映画「プレデター」の、あの「落ち武者」みたいな「プレデター」です
でも、よーく見てみると…
なーんだ、紙粘土の「お面」じゃない
ビックリさせないでよ~~~
娘の図工の作品なんだろうな~、明日の朝、聞いてみようっと…

次の朝…
「ねぇ、ねぇ、このプレデターのお面、すっごいね~~~
「プレデターじゃないからうさぎだから
「………………

入試の時、「作業」の評価はそんなに悪くなかったのになぁ~~~
まっ、それも愛嬌ってことで…
…そんな、楽しい小学校生活でした

あっ、ちなみに、1ヶ月前からサンタさんにずーっとお願いしていたクリスマスプレゼント
これまた「(本物の)うさぎ」

「…そりゃ、ムリッちゅうもんだ~~~。だって、本物のうさぎをサンタさんの袋に詰めたらかわいそうだべ~~~」
(内心「飼えるわけないでしょっ」)
…という訳で、何とか見つけた娘の妥協ラインが「うさぎのぬいぐるみおせわセット」

結局サンタさんにもらえたのは「うさぎのぬいぐるみ」でしたが、大層ご満悦で、「ミミちゃん」と名付けて毎日お世話しています


一方の息子…
今思うと、入学式の「大嵐」が象徴的だったような中学校生活でした。
成績は、相変わらず、はぁ~~~だし…
私が勉強のことに口を出すと、日光の「見ざる言わざる聞かざる
一体いつになったら、あの「旅人」は勉強に目覚めてくれるのでしょうか?
ハハは、正直、アタマが痛いです

でも、もしかして、そんな息子のほうが、将来「大物」になるかもしれないじゃない…
…な~~~んて、淡い期待を抱いてしまう、かわいそうなハハなのであった…

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ミニコンサート&保護者面談

2008-12-17 22:02:24 | 開智っ娘
今日は朝から娘の学校へ。
「ミニコンサート」と「保護者個別面談」のためです。

今回のミニコンサート、娘は、前回にも増して張り切っていました
なぜかと言うと、保護者の前で児童の代表として口上を述べるからです
もう、何日も前から家で一生懸命練習していました。

娘は、顔だけ見たら結構女の子らしいかわいい方だと、親バカとしては思うのですが…
これが、しゃべると、スっゴイ声なんです
マジで、男の子かと思うくらいのガラガラ声
だから、今回のポイントは…
「声のトーンを上げること

ミニコンサートプログラム
 We Wish You a Merry Christmas
 Witch's Brew
 I'm Jack-o-Lantern
 ひのまる
 おしょうがつ
 みんなともだち
 O,Christmas Tree
 Jingle Bells

みんなとても大きな声で恥ずかしがらずに堂々と歌っていました
娘も、「探究」の時と同じ轍を踏むことなく、いつもより1トーン高い声で大役を果たしました
もう、親は、ヒヤヒヤもんですけど

午後は担任の先生と2者面談。
本人の書いた「2がっき ふりかえりシート」を頂きました。
「学習」面だけでなく、「生活」面についても細かく振り返りがなされています。
こういう学期ごとの「振り返り」はとても意義のある良いシステムだと思います。
公立小学校では、このような「自己評価」は、ほとんど見かけません。
少なくとも、息子の時には無かった。
担任の「評価」のみです。
客観的に自分自身を見つめて、反省すべきは反省して、次に活かす…
私たち大人だって、仕事においても生活においても「振り返り」はとても大切ですものね~

さて、今回の「振り返り」では、「さんすう」と「えいご」に△(もっとがんばりたい)がついていました。
実は、昨日、さんすうの「振り返りテスト」を持ち帰り、自分でも納得いかない結果だったようで、ひどく落ち込んでいた娘
さらにお兄ちゃん(ひとのこと言えるんかいっ)にまで追い討ちをかけられ、大泣き
私も、2学期になって少し本人任せにしすぎたかなー、と反省してます
算数は、すでに軽く2年生内容ですから…

冬休みは復習しなきゃね



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Pink Lady

2008-12-16 14:33:30 | ハハ
今年の流行語大賞の1つ「アラフォー」=「Around 40」
私は実際のドラマを一度も見たことはありませんが、天海祐希さんは好きな女優さんの1人です。
ちょっと前の「女王の教室」は、天海さんが教師役ということもあって見てました

そんな「アラフォー」世代にはおなじみの「ピンク・レディー」
自称(ものすごーい広範囲の)「アラフォー」世代の私にとっては特別な存在なのです。
(そもそも、Aroundって、どこまでなの四捨五入で40そんなの誰が決めたのよおせーてっ

…それはさて置き
今からさかのぼること、ン十年…
学校のお弁当の時間が終わると、コート置場の前で毎日のように振り付け練習をしていた女の子たちがいました
「ケイ」は親友、「ミー」は私
ピンク・レディー全盛期の曲は、ほぼ全てマスターしてました

そして、今からさかのぼること、3年…
ピンク・レディー「再結成」の全国ツアーの最終公演…
東京国際フォーラムでのコンサートに行っちゃったのです~~~私
コンサート会場の全員が、1曲目から、スタンディングオベーションで、踊りまくり~~~

何がスゴイって…
当時47歳のオバサンたちが、あのスタイル
そして3時間以上唄って踊れる、あのスタミナ
スゴ~~~イ

「コート置場」の時代にタイムスリップして、もう、懐かしいやら、感動するやらで…
ついつい「振り付けレッスンビデオ」2巻購入
ついでにダイエットできるかも…と、久々に「エア・ピンク・レディー」にチャレンジしたのでした

それを見ていたわが娘
幼稚園児にして、ピンク・レディー全曲マスターしちゃったのです
何しろ、将来の夢は「チアガール」ですから…

それ以来、甥っ子の結婚式での娘の出し物は「チビ・ピンク・レディー」
大阪の甥っ子の時は「UFO」
博多の甥っ子の時は「福岡ダイエーホークス」のレプリカ着て「サウスポー」
チョ~、受けまくりでした

そんなわけで…
先日のクリスマス会
やっちゃいましたぁ
「カメレオン・アーミー」親子共演×2
つまり、「アラフォー・ピンク・レディー」と「チビ・ピンク・レディー」で~す

心臓の弱い方のために写真公開は控えさせて頂きます)

……
            
「最前列に座っていた子どもたち」の図

……
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クリスマス会

2008-12-11 10:53:54 | 開智っ娘
実は、今週末、またまた開智ママの自主企画で「クリスマス会」をやるのでーす
幹事さんになって下さったママたちは、内容企画から始まって、開場選定、買出し、その他当日の役割決めや運営まで、実に手際良く進めて下さっています
さっすが~~~、開智の子のママだけあるわ~~~
ホント、クレバー&アクティブ~
毎回毎回、感心しちゃいます~~~

幹事以外の私たちも、当日の運営に進んで参加して、会を盛り上げたいと思っています
何しろ、開智1年生の「4分の1強」の人数が参加するんですもの
…と言っても、あくまで非公式の内輪の会。
子どもたちや私たちも「参加型・体験型」で気楽に楽しめるような会にしたいと思っています
有志の子どもたちも「出し物」をする予定なので、今から楽しみ~~~
「自己発信」はお手のものだからなぁ~~~
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22年度入試 選抜方法変更点

2008-12-10 14:00:20 | 2010年度(平成22年度)小学校受験
大変お待たせ致しました
開智学園総合部、平成22年度入試 選抜方法「変更点」
5日に行われた「第1回学校説明会」での内容に、在校生保護者向け説明内容も加味しながらまとめてみたいと思います。


開智を第1志望とする受験生と開智が第1志望ではない一般受験生のテストを分け、それぞれにおいて合否判定を行う

従来の11月入試(第2回目入試)を無くし、10月のみの入試とし「補欠合格」を出す

運動会との兼ね合いもあるので、入試は10月初旬に近い中旬(…と言えばわかりますね)に「2日間設定」し、どちらか1日をあらかじめ選択できるようにする

第1志望生の「入学手続き」は、合格発表後「3日間」のみ設定する
ここで手続きをしないと、当然のことながら入学資格を失う

一般生の入学手続きは「2段階設定」する
・他の私立校との併願者は、11月中旬までに手続き(第1次手続き締め切り)
・他の国立校との併願者は、12月中旬までに手続き(第2次手続き締め切り)

解説
開校以来、「開智学園総合部」の知名度は年々上がりつつあります。
それは埼玉県内に限らず、東京・神奈川・千葉などの首都圏においても同様です。

・「アエラ」「プレジデント」などといった情報誌のキッズ版がここ数年相次いで刊行されている事実に象徴されるように、少子化も相まって世間の教育的関心が中学受験以下~未就学児にも広がってきている、という社会的背景
・近年の、全国的な小学校新設の流れ
・「読売ウィークリー」などの雑誌における「大学合格率ランキング」などで開智が採り上げられることが多くなったこと(今のところ中高一貫部の実績ですが…)
・注目校やオトク校(入るときの偏差値以上に大学合格実績を出している学校)などとして、いろいろな受験本、その他マスコミなどでも採り上げられるようになったこと
…などなど、他にもいろいろ背景があると思います。
が、ともかくそんなカンジで次第に開智認知度が上昇しつつあるのです。

それに伴い、「4・4・4制」「異学年齢学級」「パーソナル学習」「体験型フィールドワーク」「創造型・探求型学習」「自己発信能力育成」など、開智のユニークな教育が世に知られるようになり、そこに共感する保護者の方々が次第に増えていったのではないでしょうか。
その結果「何が何でも開智に!」という方が増えつつあることは確かです。
「開智一本」「開智いのち
こういう受験生を「単願」もしくは「専願」と言います。
(受験用語なので、文字変換するとそれぞれ「単眼」とか「嘆願」、「洗眼」とか「洗顔」などとなりますので、ご注意ください…)
…それくらいの意気込み、決意を持った受験生が増えているのですね。
私の娘の同級生や今年の受験生にもいますが「合格したら、引越し」を前提に遠方から受験される方々も増えています。

そのことは、入試にも少なからず影響を与えています。
すなわち、受験生の数自体は減っているけれども、開智「単願」もしくは志望順位が高く「合格したら逃げない」受験生が多くなっているのです。

また、「立体図形」などが出題される開智独特の「ペーパーB」問題。
これが非常に特徴的で、いわゆる「開智」対応の塾でないとなかなか対策をしてもらえない。
さらに「自己発信」。
一体何をしたらいいのか、非常に悩むところ…
この「ペーパーB」と「自己発信」が、理事長の言葉をお借りして言うと…
『受験生には非常に「重い」』
『「ここまでやらせるのは、正直、キツイ」…そう考える保護者が多い』
それらが、特に都内私立校志望の受験生に敬遠される原因となり、開智を「併願校」として選択してもらいにくい状況を生んでいる、という分析のようです。

そこで、併願生がより開智を受験しやすくするように、また、単願生も今より少し敷居を低くしてあげるために、入試内容を変えることにしたのです。
(実は「第1志望」と「単願」とは、厳密には異なるのですが、説明会の内容からすると同義と考えていいと思います)

入試の内容は、つまり、こういうこと
単願入試
・従来通り、「事前面接」(受験生口頭試問、保護者面接)あり
・その際、もともと「自己発信」は任意であったが、「ペーパーB」を選択した生徒は「自己発信」は無しとなる
・「ペーパーB」を選択しなかった生徒は、面接に加え「自己発信」を行う
・「本試験」では、「ペーパーA」「作業」「運動」「行動観察」を行う

併願入試
・「事前面接」なし「本試験」のみ
・「本試験」の1日で、「ペーパーA」「作業」「運動」「行動観察」「受験生口頭試問」「保護者面接」を行う

「ペ-パーA」の内容・レベルは単願生も併願生も共通ですが、従来の問題より少し難しくするそうです。

以上のように「単願」と「併願」を分けて、それぞれ合格者を出すのです。
その際、「単願」と「併願」の定員は「あらかじめ設けない」とのことでした。

以上の内容は、90~95%「決定」だそうです。
たとえば…
・運動会が雨天順延となってしまい、本試験日と重なってしまった場合はどうするのか…
・願書に記入する自己申告だけで単願と併願を見分けることができるのか…
・併願生は他校の願書をFAXさせるのか…
…etcの細かい部分は今後検討し詰めていくようですが、大枠はほぼ以上のように変更されるようです。


受験生にとっては、今まで2回あったチャンスが「一発勝負」になるところが痛いかな…
今まで以上に「体調管理」を徹底しなければなりませんね。

また、補欠になってしまった場合…
「いつになったら繰り上げ合格になるのか、それともならないのか…」
ヤキモキ、ヤキモキ…
そんな宙ぶらりんの状態が12月中旬まで続くことになると、正直、精神的にツライかも…

「自己発信」と「ペーパーB」のどちらを選択するか…
これについては、何とも言えず…
「ペーパーB」を選んだとしても、他の受験生も相当練習してくると考えられるため、自信があってもアドバンテージにはなりにくいかも…
かと言って、それ相当の自己発信能力と内容がないと「自己発信」を選択する意味もないような気もするし…

個人的には、「ペーパーB」は、受験対策のためという意味ではなく、将来のためにぜひ勉強させたい内容だと考えています。
立体図形の問題では、二次元の図と三次元の実物をリンクできなければなりません。
また、たとえば今年出題された「重ね回転図形」だと、記号や絵をただ「重ねる」、ただ「回転させる」だけではなく、「クルクル回転させながら重ねてみた図をイメージする」という高度な力が要求されます。
そういう問題をたくさん解くことによって、「図形的センス」を磨いたり、「空間認識力」や「論理的思考力」を身に付けたりするのです。
「ペーパーB」の問題「を」勉強するのではなく、「ペーパーB」の問題「で」そういう力を身に付けることが大切なのです。

形は「お受験」のための勉強かもしれませんが、実はそこで身に付けたものは、入学後、もっと言うと上級学年に進んでからも、必要とされる力なのです。
中学や高校になって「さあ、図形的センスを磨こう!」と思っても、そう簡単には身に付きませんから…
したがって、「ペーパーB」の勉強をしてきた1年生と、しないで入学した1年生とでは、入学後の勉強に差がつくのではないか…ちょっと心配です。


「ペーパーB」でついついアツクなってしまいました…

今日はここまで~~~
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第1回 転入学試験 合格発表

2008-12-09 12:42:58 | 2009年度(平成21年度)小学校受験
12月6日(土)に行われた転入学試験の合格者が発表されました
おそらく、実受験者数は四十数名だったと推測されます。
合格者は全学年で34名。
仮に受験者が45名としても、倍率1.3倍程度。
もちろん各学年別の倍率は異なりますが、全学年トータルで見てもやはり転入学は「狙い目」でしたね

今まで築いてきた友人関係を断ち切れるか、新しい環境に飛び込んで馴染むことができるか、途中からでも勉強について行けるか…
「リスク」はたくさんあります。
でもそこにあえてチャレンジし、合格を勝ち取った子どもたちに拍手を送りたいと思います

3月7日(土)、再び帰国生入試とともに第2回目の転入学試験が行われます。
今回の合格者と合わせて、一体何人が新しく開智の仲間入りをするのか…
そして、クラスの数は?
9クラス?それとも10クラス?
私たちにも関係あることなので、動向が気になりますね…
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埼玉県内小学校入試完了

2008-12-03 12:32:08 | 2009年度(平成21年度)小学校受験
先週末、埼玉大附属小と浦和ルーテル小の入試が終了。
ルーテルは3回目(2月7日)が残っていますが補充程度の募集なので、事実上、埼玉県内の国立・私立小学校の入試は全て完了しました
附属などの結果を受けて、さとえ小など、補欠合格繰り上がりの連絡も来ているようです。

ちっちゃな受験生、そして、そのパパ・ママたち
本当にお疲れ様でした

どんな「結果」であろうと、親子で一生懸命取り組んだ経験は、必ず「未来」につながります
明日は、今日より、きっとよくなる

ブログでご紹介した体験記からもわかるように、「お受験」を親子の成長のチャンスとして前向きに捉え、家族みんなで協力しながら真摯に努力することは、とても素晴らしく何事にも代え難い貴重な体験なのです。

私自身、子どもたちやパパ・ママたちと共に頑張ってきた中で、たくさんの「気づき」や「感動」をもらいました。
こう言うと失礼かもしれませんが、逆にいろいろ「勉強」させて頂きました。
この経験を活かせるよう、今後も精進して参ります

さて、開智に合格した3名。

早速「小学準備」に入っています。

「合格」して「はい、終わり」ではありません。
「受験」は長い人生という一本の「線」の中の、1つの通過「点」でしかないのです。
これは、中学受験や高校受験、さらには大学受験でも同じこと。
どうも日本では、受験で志望校に「入る」こと、それ自体が「目的」になっているような気がします。
…というか、そう考える人が多いですね。
「入ったから、もう安心。あとは何とかなる、何とかしてくれる」…ではないのです

せっかく「お受験」のために積み重ねてきた学習やその習慣を失わないよう、継続していくことが大切です
毎日30分でもいいので、机につく「クセ」をつけておきましょう。

ちなみに私の教室の「小学準備」では、今までやっていた「積み木」「パズル」などはもちろんのこと、「語彙力」を伸ばすこと、「数」の概念を身につけること、手先の「巧緻性」については継続して指導しています。
娘の反省を活かし、「英語」は簡単な「フォニックス」を指導しています。

「ひらがな」「カタカナ」「数字」については、読めない、書けないまま1年生になるお子さんはイマドキいないので、もちろん指導します。
小学校は「読めない、書けない」が前提なので学習の必要はない、とは言われますが、それは建前。
やはり「ひらがな」「カタカナ」「数字」を「スムーズに」「正確な筆順で」「バランスよく」書けるお子さんとそうではないお子さんとでは、学習量自体にも違いが出てきます。

また、「消しゴム」も、ちゃんと力加減を考えながら使えるようにしておいたほうがいいです。
「お受験」では、入試で消しゴムを使わない学校がほんとんどなので、使い方が下手な子が多いのです。
消し残しがあったり、紙をグシャグシャにしたり…
ちなみに開智は今年消しゴムが用意されていて、消しゴムで消しても線で訂正してもどちらでもいい、ということだったみたいです。
この場合、消しゴムで消していると「消す」ことに一生懸命になってしまって解答時間切れとならないように注意しなければなりませんね。

「筆順」
…これは、意外と重要です。
「ひらがな」「カタカナ」「数字」の正しい筆順をぜひ身に付けさせてあげましょう。
「字を上手に書きなさい!」と漠然とアドバイスしてもダメです
「筆順」には、そう書く「必然性」というものがあり、正しい筆順で文字を書くと美しく整った文字が書けるのです。
「正しい筆順で」「バランス良く」「丁寧に」書こうね、と言ってあげましょう

私は大学時代、「国語科教育」の講義で、全「教育漢字」の正しい筆順をレポートで提出したことがあります。
最初は「そんな、めんどくさ~~~」と思っていました。
当時の「教育漢字」すなわち「小学校配当漢字」は996字。(現在は1006字)
それを、一画ずつ画数を増やす方法で、全漢字、書くのです
ところが、これが、意外に「目からウロコ」だったのです。
それまで私もいわゆる「マンガ字」というものを書いていたのですが、そのレポートを完成させてからは「正しい筆順で」「バランス良く」「丁寧に」書くことが、すなわち「上手な字」になるんだ、と気づいたのです。

ちなみに、数字のほうの正しい「数唱」は…
  …れい
  …いち
  …に
  …さーん(アホになる)
  …し
  …ご
  …ろーく(アホになる)
  …しち
  …はち
  …く(アホになる)
…じゅう
が正式。(ただし「アホになる」は除く)
  …ぜろ
  …よん
  …なな
  …きゅう
も間違いではないのですが、「正式」ではないので注意しましょう

あれっと迷ったら、「掛け算九九」を思い出しましょう。
「7×7=49」
は、
「しち、しち、しじゅうく」
であって、
「なな、なな、よんじゅうきゅう」
ではありません。
それだと…
なな、なな~~~、なな、なな~~~、なな、なな、ナンコツ~~~いきなり出てきてごめ~~~ん、まことにすいまめ~~~ん
お笑いの「ジョイマン」になってしまいますね。

あとは、「お受験」でなかなかできなかったりがまんしたりしたことを、できるだけたくさん「体験」させてあげましょう。
学校が始まってしばらくの間は、そんな余裕が時間的にも精神的にもなくなってしまいますので…
4月までの4ヶ月間を有効に使ってください。




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合格体験記 その4

2008-12-01 10:31:39 | 2009年度(平成21年度)小学校受験
さいたま市 Y.T.さん(ママ)

私たち夫婦がアヤアカデミーを訪問したのは、第1回試験の結果発表から1週間後のことでした。
1回目敗退後、成すすべもなく、何をどうしたらいいのか混乱状態だった私たちは、藁にもすがる思いで先生を訪問しました。

これまでの私どもの取組経緯や、1回目を受ける直前の子どもの状態をお聞き頂き、その上で、2回目入試までのわずかな期間、
「精一杯のことをしましょう!」
と、先生は子どもを引き受けてくださいました。
アヤアカデミーの生徒さんは、二人とも1回目で合格されていましたので、本当なら、先生は気持ち新たに新年度に向けてスタートしていけるところでしたが、私たちのために、もう一度落ち着かない思いを味わって頂くことになってしまいました。

その初めての対話の時、約1時間ほどの間、子どもは一言も先生と話すこともなく、お教室にあった本や図鑑を見ていました。
先生と目を合わせようともしませんでした。 
帰ってから、
「今度からアヤの先生に教えてもらおうね」
と話しましたが、子どもながらに混乱しているのか、
「どうして?やだ…」
と拒否気味でした。 
私どもは、1回目入試で落ちてしまったことを、子どもにはっきりとは伝えませんでした。 
「あともうちょっとだから、もう少し頑張れば開智小学校に入れるから、頑張ろうね!」
とだけ伝えておりました。 
それでも、子どもなりにきっと何かを感じ取って察していたとは思います。 
だからこその、イヤイヤだったのかもしれません。 

折りしも、アヤアカデミーは新年度スタート前。
通常授業がたまたまぽっかりお休みとなっていて、その分、先生のお時間・ご尽力をフルに頂けることとなりました。 
その1週間は、毎日通わせて頂きました。 
初日こそ拒んだものの、先生は、子どもの好きなこと、興味を示すことを上手に取り入れ、二、三日目からは、子どもはほとんど先生のペースにはまり、楽しそうに授業に通えるようになりました。 
そして、徹底的な開智対策の的を射た授業と、毎日の宿題(苦にならない程度でした)により、繰り返し繰り返しの練習をこなすこととなり、子どもは徐々に力をつけていくことができました。 
そして、何より、自然に「笑顔」と「元気」と「やる気」を取り戻していきました。
 
10月の第1回目試験直前、先生のブログには、アヤの正規の生徒さんは、二人とも口頭試問や自己発信を楽しみにしていて、これまで努力して培ってきた実力に裏付けられて、自信を持っていらっしゃる様子が書かれてありました。 
それに引き換え私たちの子どもは、日頃あまり体調を崩さないはずなのに、なぜかなかなか治りきらない風邪をひいたまま、そして親の焦りや不安をそのまま受け止めて、不安定な状態で試験を受けさせられていました。 
開智用の立体ペーパーをやりたがらなくなり、またそんな子どもの状態に、親は焦りがさらに増大し、ただただやみくもにやらせなくては…と、悪循環の典型例のようなひどい状態でした。
もちろん、それではいけないこと、そんなことで受かるはずがないことを、他の誰よりもわかっていただけに、不甲斐ない自分たちに、歯がゆさといらだちと情けない思いでいっぱいでした。 
そして子どもがかわいそうで仕方ありませんでした。 
子どもは、親の身勝手で振り回されていただけ…、申し訳なくて押しつぶされる思いでした。 

結局、体調面も心の面でも、ベストどころか一番ひどい状態で第1回目入試を迎えたのでした。 
自信なんてあるはずがありません。 
肝心かなめのことを授けずして、薄っぺらい、ただのカラ元気だけで、子どもを試験に送り出していたのですから…。 
今振返ると、1回目の結果を、私どもは誰よりも当然のこととして受け止めていました。
やれることをやった…という達成感は微塵もなく、ただただ空回りな思いだけでした。 

でも、1回目の結果が出てから私たちはやっと目が覚めました。 
受験が、やっとそこから始まったと言ってもいいような気がします。 
どうしていいのかわからかったけれど、落ち込んでいたけれど、でも、ここで引き下がれない!と強く思いました。 

幸いなことに、私には、自らの小学校受験の経験を踏まえてアドバイスしてくれるお友達ママが、周りに数名いてくれました。 
「小学校受験は、半分は親の受験でもあるのよ、まだ2回目がある、20人とってくれるチャンスが残っているのよ!」
成すすべもなく弱気になっていた自分に「渇」を入れてくれるお友達がいました。 
そして、アヤアカデミーに巡り会えたのです。 

2回目入試直前は、1回目とは違いました。
相変わらず両親そろって焦りの中にいましたが、子どもの様子がまるで違いました。
反復練習のおかげで、子どもはちゃんと自信をもって問題を解くことができていました。
何より、先生のメリハリのある指導により、しっかり「理解」ができていました。 
試験二日前に、父親が一緒にプリントを解いたところ、
「こんなにしっかり問題が解けるなんて!?」
と、ちょっと拍子抜けの、でもうれしく驚くことがありました。 
今度こそ、私たちは自信をもって、
「開智にいくぞ!」
と、子どもの背中を押してあげることができました。 

そして頂けた…
「合格」
の二文字。
「君が開智です!」
という言葉とともに。

小学校受験は独特の世界だと思います。
その世界に一歩踏み込んだ人と、別世界として踏み込むことを考えなかった人。
また、県内受験と、都内伝統校受験。
家庭の見解、価値観の違いはいろいろです。 

でも、いずれの道を選択しても、その家庭にとって子どもは「宝」であることに変わりありません。 
たくさんの方から(特に2回目に向けて気力で戦っているとき)応援して頂きましたが、皆さんから一様に言われたことは、
子どもを信じてあげること
子どもには笑顔でいてあげること
ここまで頑張ってきたことを誉めて、のびのびとした思いで試験を迎えさせてあげるように…
といったことでした。 
アヤの先生からも、2回目直前の最後の授業で、
「こんなに自信をもって元気になって試験を迎えられるのは先生のおかげです」
と伝えたところ、先生は、
「このわずかの期間、毎日通って、しっかり頑張れたのは、この子だからだったんだよ、よく集中してやってきました…」
と、我が子を誉めてくれました。 
私に欠けていたことは、こういったことだったのかな…と思います。


心配性の私は、今度は、子どもが開智生活に馴染めますように、嬉々として通えるようになってくれますように…と、今から願っています。 
「だぁいじょーうぶよぉー!」と、また先生に笑われそうです…。 
本当にありがとうございました。 
心より御礼申し上げます。



パパからの一言

「小学校受験」にチャレンジして良かったと、本当に思います。
それは、私たち家族が一つの目標に向かって一丸となって取り組む経験を与えてくれたからです。

共通の目標がある。
そのことで、家族の結束が固まり、何でも話し合う関係が構築できました。
そういう意味でも、大変意義のある挑戦でした。

また、幸いにも「合格」という結果が付いてきて、子育て初心者の私たち親にとっては、「努力することの大切さ」「考えることの楽しさ」、そして何より、合格した事実に基づいた「本当の自信」を、子どもに教えることが出来たと思っております。

これらは全て、先生の力強い指導力と暖かいご声援があったからこそと、大変感謝しております。
この場をお借りしまして御礼申し上げます。

ありがとうございました。
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