東京国際フォーラムで行われた「塾教育総合展」に、先日行ってきました。
「1.4倍教科書」
それは、今春完全施行される「新学習指導要領」に基づき作られた新しい検定教科書のことです。
もちろん実際の教科書はまだ手に取って見ることはできませんが、全面改訂された新しい塾専用教材を見れば「なるほどね~」と「1.4倍」を実感することができました。
「ゆとり教育」によって学習内容が大幅に削減された時の教科書と比較すると全教科平均で約1.4倍、あの「詰め込み教育」と呼ばれた時代の教科書よりもさらにページ数が多いそうです。
「理数教育」の充実を推進する文科省の方針で、特に算数と理科のページ数増加が顕著(1.67倍)。
その中でも特に小1~小4までの増加率が大!
小4は5・6年で扱っていた単元が前倒しになったことが大きく、小3以下では特に「練習問題数」が増えたことが原因のようです。
練習問題が増えることは大いに歓迎すべきことだと思います。
一方高学年では、練習量よりも質、つまり「より高度な内容」の扱いが増えているようです。
それも丸暗記すれば解けるようなものではなく、思考力を問うような問題。
また、ユニバーサルカラーを採用したり、横幅が長くなったり、上下巻から合本版になったり、別冊がついたり…と、体裁も多少変わるようです。
最近のランドセルはA4に対応しているようですが、全国の「伊達直人」さんたちが施設に贈ったランドセルは大丈夫なのでしょうか?
私立のメリットは、今回のような大幅改訂にも動じない独自のカリキュラムを持っているところだと言えるでしょう。
娘の学校の算数では、従来の検定教科書だと学年をまたぐことが多く、一応教科書は配られますが使用するのはほとんどプリントと開智オリジナルテキストです。
一方、国語は検定教科書を使用しプライマリーの間はその単元に沿った指導が行われているので、4月からはぶ厚くなった新しい教科書で学習することになります。
どんな風に変わっているのか、楽しみです。
3年生になって初めて「期末テスト」を経験した娘。
1学期は「期末テスト」というものがどういうものか理解していなかったし勉強の仕方が今一つつかめていなかったようですが、2学期の期末では少し自覚が出てきたようで、自分なりに頑張っていました。
小2までのように「オール3」とまでは行かなくても、「オール5」にあと一歩というところでした。
課題は、理科と音楽。
太陽は「西から上って北を通り東に沈む」らしいので…
明日は総合部3~6年生の「学力テスト」があります。
3・4年は算国のみですが、娘にとっては初めての業者テスト。
さて「実力」は、どんなものでしょう。