残すところ今週と来週の2回となりました「プレ受験&子育て講座」第1セメスター。
特に「子育て」の回は、評判を聞きつけて参加される方も多く、定員をオーバーする回があるほどの大人気となっています。
今ドキの若いママたちは皆さんとても熱心で、育児に真摯に向き合っていることを再認識しました。
だからこそ様々な疑問や悩みを抱えている方が、実は結構多いんだな、と改めて実感しています。
インストラクターである松浦先生の講座を初めて受講させていただいた私にとっても、毎回毎回が大変興味深い内容で衝撃の連続でした。
先生の引き出しの多さに驚くばかりです。
どれくらい素晴らしい内容なのか、「子育て講座」がどういうものかわからなくて受講に二の足を踏んでいる方のためにも、少しだけ内容をご紹介しましょう。
「子育て講座」は三本立てとなっています。
・マザーズコーチング(ベーシック編)
・目からウロコ!「食」のチカラ(食育)
・個性を伸ばす子育て(個性學)
マザーズコーチングベーシック編(3回)
人間の脳は6歳ごろまでに大人の90%程度まで成長すると言われています。
この時期に周囲の大人とどんな関わり方をしたかで子どもの将来のコミュニケーション能力が決まると言っても過言ではありません。
その時期子どもに最も大きな影響を及ぼすのは、最も多くの時間を共有している母親。
つまり、子育ての質は、母と子のコミュニケーションの質で決まるのです。
その質を高めていくためのコーチングが、「マザーズコーチング」です。
ベーシック編は、母親が自分自身を振り返り、自らの「心」と「思考」を客観的に捉えるところから始まります。
「心」と「思考」のバランスを意識しながら子どもへの「言葉」がけをすることが、子育てにおいては肝要だという話です。
目からウロコ!「食」のチカラ(食育)
平成17年に制定された「食育基本法」では、「知育」「徳育」「体育」の基礎となるものとして「食育」を位置づけています。
裏を返せば、「食育」についての法律を作らなければならないほど「日本」の「食」が今、危ないということ。
アレルギー、ぜんそく、花粉症、不妊症、認知症、キレる子ども、生活習慣病、癌…
挙げればキリがないこれらの問題に「食」がからんでいることは、言わずもがな。
ということは、毎日の「食事」を作る「母親」こそが「食育」のキーパーソン。
母親がどんな選択をするかで子どもの未来が決まると言っても過言ではありません。
ぜひ知って欲しいことや気をつけて欲しいこと、また何を選択すべきかなど、具体的なお話が聞けます。
個性を伸ばす子育て(個性學)
世に出回っている、いわゆる「子育て本」には「こういう場合には、こうしましょう!」とか「こんな時、こうしてはいけません!」などと書いてあります。
ところが、この講義を受けると、そんなのクソくらえ~っ!となってしまいます。
だって、子どもは皆、異なる「個性」の持ち主なのですから、全ての子どもに当てはまる「正解」など、存在しないのです。
それなのに世のお母さまたちは、マニュアル通りに行かなくて「ウチの子はどうしてこの通りにいかないんだろう?」と悩んでしまうのです。
しまいには「子育てに正解は無いのです!」などと言われてしまい、余計に迷い、悩む…
私もそんな母親の一人でした。
私の場合、悩んでいるうちに、子どもたちはあっという間に大きくなってしまいました。
でも、もしあの時知っていたらもっと違うもっとましな子育てができたかもしれない、というくらいこちらも「目からウロコ」の内容です。
まずは、その子がどういう「個性」の持ち主かを知ること。
幸せのカタチとは?
人との関わり方は?
大切にしていることは?
求めるものは?
子どもの個性がわかれば、どんな状況でどんな対応をすれば良いか、のヒントが得られます。
イヤイヤして言うことを聞いてくれない時は?
ヤル気にさせる言葉とは?
その子に合った叱り方や褒め方は?
才能を育むには?
お友だちと上手に付き合うには?
などなど…
松浦先生は、コーチングに「個性學」の要素を採り入れ、子ども一人ひとりに完全にカスタマイズした形で提供してくださいます。
ところが、個性學のスゴイところは、それで終わらないところ!
母親や父親など家族の個性がわかれば、「意思伝達の上下関係(サーキュレーション)」を知ることで、誰からどんなアプローチをすれば良いか、のヒントまで得られるのです。
早速明日からでも実践できるヒントが満載なのです。
ちなみに、ウチの旅人と娘の個性は…
旅人
内面(意思決定・価値観)=大物志向(完璧型)
外面(行動特性・第一印象)=大物志向(完璧型)
能力=統率力、運用力、活用力、開発力、創造力
周囲に関わりたい
統率力に優れる
一人よりも人を巻き込んでいく
独立独歩
娘
内面(意思決定・価値観)=人志向(自然型)
外面(行動特性・第一印象)=大物志向(完璧型)
能力=組織力、拡大力、統率力
全体の秩序を守るべく統率していく
組織の拡大
外部の組織作りが得意
独立独歩
おおお~!2人とも、まさに、その通り!
特に旅人に関しては、寸分の狂いもなく「大物志向」!
一方、ハハは内面も外面も「人志向」
「人志向」同士の娘とのコミュニケーションはとてもスムーズなのに…
(ただ、何を考えているか手に取るようにわかるが故に、よく衝突しますが…)
「大物志向」の旅人に対する意思伝達は難しいのです。
それを知ってフッと体の力が抜けて、なんだか気がラク~になりました。
ハハが何を言っても旅人に伝わらなかったのは、そういうことなのね!
旅人が何考えてるかサッパリわからなかったのは、そういうことなのね!
生年月日だけで「個性」が分かる…
そう聞いて最初はホント?と半信半疑でしたが、知れば知るほど奥が深い!
アヤアカデミーの子どもたちの「個性」がわかれば、ヤル気にさせる方法や褒め方・叱り方までも一人ひとりに合わせることができます。
これは、応用しない手はないです。
「個性學」は「占い」ではなく、膨大なデータベースに裏付けされたれっきとした「学問」です。
しかも松浦先生のような公認インストラクターはまだ20人もいないそうです。
私ももっと勉強したいと真剣に思っています。