ホント早い~~~
2008年、総合部の入学式から丸11年が経ちました
娘はついに開智一貫部6年生(高校3年生)になってしまいました
実は、一緒に新入生として入学式を終えたお友だちの中には、途中で開智を辞めた子たちもいます。
ソフトボール、女子サッカー、ゴルフなどのスポーツに専念したくて辞めたお友だち
成績優秀で、御三家や早稲田系列、また公立トップ高などに進学したお友だち
中3時の一貫部との合流を機に、先端クラスに挑戦して合格したお友だち
開智は、それぞれの「夢」「想い」を否定しない学校なので、皆、各自の道を見つけて、前向きに進んでいきました
そんな中、11年間という長きにわたり、娘は開智一筋開智一本
で、ここまで来ました。
そして、ついに、開智12年間一貫教育の集大成の年を迎えたのです
総合部プライマリー4年間、同学年や異学年のお友だちと思い切り遊び、多くの経験を積む
総合部セカンダリー4年間、受験勉強に追われることなく、学校行事やバンド活動を思い切り楽しむ
一貫部合流後3年間、ハンドボールにハマり、部長としてリーダーシップを磨き、将来の「夢」を見つける
そう、将来、スウェーデンで先生になる
そして、海外の進んだ教育システムを学ぶ
それが、今の彼女の「夢」なのです
転機は、5年生のイギリスフィールドワーク
娘「お母さん、留学に行きたいんだけど…」
ハハ「えええ~お母さんが散々勧めても海外には絶対に行かないって、あんなに拒否してたのに
」
娘「イギリス行って、気が変わったの」
ハハ「でもね、今は、ただ海外に行きたい、ただ英語力を上げたい、そんな時代じゃないんだよ。英語は単なるツール、それを使ってどんな社会貢献をしたいか、そこが問題。もう少しちゃんと考えたほうが良いと思うけど…」
ハハの言葉を受け、いずれは体育の先生になるべく、一時は筑波大学体育専門学群、早稲田大学スポーツ科学部を志望していました。
ところが…どうしても海外への夢が捨てきれなかった娘。
その後も、独りで色々動いていたようで…
優れた北欧の教育システムに興味を持ち、留学生を受け入れている複数の大学をピックアップし、自ら事務局にメールを送ってやりとりをし…
最終的にスウェーデンのストックホルム大学を第一志望に決めたのでした。
いずれ日本に帰国するのであれば、留学や交換留学という形もありますが、娘の場合は現地の先生になりたいそうなので「大学進学」という形になります。
時を同じくして、ハンドボール埼玉県選抜選手に選ばれシンガポールへ行ったことで、さらに海外への想いに拍車がかかったようです。
しかし、開智では、まだまだ海外大学進学はレアケース。
(でも実は、アヤアカデミーのコマにまだ余裕があった時勉強を見ていた娘の先輩にあたる開智生で、ハンガリー国立大学医学部準備コース一人、アメリカシャスタ大学に一人、現在通っています)
海外を目指すなら、自力で道なき道を切り拓いていかなければなりません。
「本当にスウェーデン、本当にストックホルム大学で良いのか、入学前に一度は行ってみたほうが良いのでは…」
学校の先生もハハも、同じ意見でした。
そう思っていたところに、知人の旅行会社社長から北欧ツアーの話が
前向きになると、チャンスは向こうからやってくるものなのですね~
こうしてこの春休み、実際に大学や教育現場を視察することで、進学決意がさらに強固になったのでした
4月アタマ、同級生の誰よりも早く18歳になった娘
日曜日、有権者として初投票に行きました
海外では、18歳は、もう立派な大人
「国際社会に貢献する、心豊かな、創造力・自己発信能力をもったリーダーを育てる」
将来、海外大学で学び、海外で教育に携わるという夢を叶え、世界で活躍できる人財になる
それこそが、まさに、この総合部教育理念の体現につながると、ハハも期待しています