【コラム】母の誕生日

こんばんは
hanayuです。

3月2日、今日は亡くなった母の誕生日です。

生きていれば71歳かぁ
世間じゃ、まだまだ元気なおばあちゃんもたくさんいらっしゃるわけで
長き闘病生活の中で、若いうちからすっかり老け込んじゃってね
その老け込み方のスピードに
気持ちがついていくのが大変だった。

昔見た、若かりし頃の母の写真（モノクロ）
それから
ずっと母親としてそばにいてくれた、一人の女性としての顔
幼少期、そして大人になってからも
色んな表情を思い出す。
子どもとして私が大きくなれば、当然親も年齢を重ねていくわけだからね。

いつもどんな気持ちで生きてきたんだろう。

母が先に生きた年代を、追いかけて
私も年齢を重ねていく。

人生の先輩として
もう少し、アドバイスや経験談なんかも聞きたかったもんだね。

我が家では、誕生日はお祝いされる日ではなく
産んでくれた事を感謝する日だった。

あの世の事はよく知らないけど
先に旅立ったおばあちゃんに、「ありがとう」って言ってるのかしら。

てか、亡くなれば
もはや生きていないから
この感謝の儀式は消滅するのかね。

生きる、とか
死ぬ、とか

命の重みについて改めて考えちゃうね。

とりあえず、我が家には守らねばならぬ
（ぽっちゃりだけど）小さな命があるわけですよ。

お母さん、誕生日おめでとう
あの世で宴会やったりーよ！