あまりに寒いので、今朝はこたつにあたりながら書いています。こういうときノートパソコンはありがたい・・・
もちろん畑の家のほうが寒いんですよ。ただしそれは屋外の話。
屋内に関していえば、薪ストーブのおかげでとっても暖かいんです。ちょっと空気が乾燥しすぎるのが玉に瑕、ですが。
なので自宅のほうが寒いんです。これが例年の寒さだと思うんですが、これまで暖かかったので余計に堪えますね。
でもまた来週から高温傾向なんだとか。体調管理が難しいですがなんとか対応したいと思います。
さて寒いと言えど立春を過ぎました。
その立春に、今年もお雛様を出しました。
娘が結婚してからは自分のだけになったので、そりゃあもういたって気楽&簡単なものです。
まず私が結婚するときに奈良で買ってきたものは、こんな箱に収まっています。
横と奥行きが20数㎝、高さが10㎝くらいの木箱のなかに、15人の人形と小物、そして雛段が入っています。
飾るとこんな感じ。
37年にもなるので、お内裏様の杓とか三人官女の柄杓のひとつがとれて行方不明になっておりますが、それ以外は問題なく揃っています。歳月を経て人形の
木の色も落ち着いたトーンになってきました。
この他に同じ奈良の一刀彫の小さな立ち雛も持っています。
これは実家の母にお土産に買ってきたもの。母がまだ元気なときに転居することになった際、私のところへ戻されたもの。手前の福助&お福の福福コンビも
確かそのときに一緒に来たんじゃなかったかな・・・
そしてもうひとつ。
小さな土雛の五人飾り。照明の関係でキーボードの譜面立てに置いて写しました。小さな桐の箱に入っていて、さっと出してすぐにしまえるお手軽さ。
実家に古くからあるもので、子ども時代もこれしかお雛様がなくて、当時は大きな段飾りのお雛様が欲しくて欲しくて仕方ありませんでした。
最初の五段飾りを買ったのはその思いが強かったのと、そのころは小さな人形を集めていたこともあって選びましたが、今でもよいチョイスだったと思います。
今ではこの古い土雛が一番好きかもしれません。
将来これらの人形がどうなるかわかりませんが、今のところは死ぬまで持っていたいと思っています。娘か孫娘に受け継がれるといいなとは思うけれど、
そう出来ないなら棺に収めてもらおうかな。
好きなものを処分するときのことを考えるとなんだかしんみりしてしまいますが、ものに対する思い入れはあまり強くない方がいい、というのが私のポリシー。
いくら好きでもあの世まで持って行けませんもんね。