昨日、相方が加山雄三のコンサートで不在の間、「(相方が)どこに行った?」と幾度となく尋ねる義母の相手をしながら夕食の時間まで、なかなか仕上がらない
刺繍の続きをしていました。
縫物、この場合は手縫いですが、編み物などの手仕事って、気持ちが落ち着くんですよね。それでなければ義母の質問攻撃にキレてしまいます(苦笑)。
作っているのは壁に掛ける飾りというか。出来上がったら畑の家に飾るつもりのもの。
元々、作りたい!と思って作り始めたわけではないんです。
62年生きているうちに溜まった刺繍糸。これをなんとか減らしたいがために始めたこと。
なんでもやってみたがる性格なものだから、子どもたちが小さいときに持たせるバッグなどにワンポイント刺繍をしたり、もっと若い頃はフェルトと刺繍糸で
お人形も作っていました。最近では孫のおままごとに使うドーナツやお弁当なども作りましたね。
当然全部の材料を使い切る、なんてことはほぼありません。そうして残っていったのが写真の刺繍糸。他にもフェルトも菓子の箱に何枚かあります。
こうした色のきれいなものが、どうしても捨てられないんです、私。
息子が専門学校で使っていた、いやあまり使わなかったから残った色鉛筆や絵の具の一部も、卒業から10年以上経ったのにまだ残してあるし。
色彩感覚はまるでないのだけれど、いやそれだからこそ、きれいな色に惹かれるのかもしれません。
今でも刺繍糸や文具売り場のカラーペンなど見ると、うっとりしてずっと見ていられそう・・・
今のところそれほど邪魔になるほどの量ではありませんが、もし引っ越しとかいうことになると、なくて済むものは手放した方がいいと思います。
でも、捨てたくなーい!となったら使うしかないですよね?
刺繍糸の束って、さほどの量はないように見えるけれど、実際一束使い切るのはかなり大変。6本の細い糸がより合わさっていますが、6本まとめて使うことが
ほとんどないので、減り方も緩やかなんです。
フェルトもねぇ、使い道に困っています。100均で見かけてよさそう、と思って買ったけど手付かずのままというのもいくつかあるし。
肩こりとしょぼつく目に耐えながら、せっせと刺繍して減らすしかないのかなぁ。娘が小学生の頃、ミサンガ作りが流行っていましたが、作り方を忘れて
しまったし、作っても着ける気がない。いわんや、色鉛筆はほとんど出番なしだし。
孫娘がもう少ししっかり描けるようになったら、家に来た時に使わせるとしましょうか。