昨夜から風が強くなってきました。
雨も時折、急に降っては止み、を繰り返す感じ。雨雲レーダーを見ても、まだそれほど大きな雨雲は名古屋市付近には今のところはかかっていません。
伊勢湾台風で大きな被害が出た地域に住んでいるので、今回の台風はとても心配しています。
既に出来る対策は取ったつもりですが、何か忘れているんじゃないかなという気がしますね。
こういうときは心落ち着かないので、記事に書くことがなかなか浮かびません。
この台風で思い出したのが、20年以上前のこと。
相方の茶道の師匠が行うお茶会の会場に、相方と義父がちょっとした室内庭園みたいなものを作る手伝いに私も同行したのですが、ちょうど台風の直撃が予想されていました。
午後からは暴風警報も出て、当時小学生だった子どもたちや義母のことを気にしながら作業を進め、なんとか完成。
撤収するときはまさに暴風雨の真っ最中で、荷物を片付けるのも一苦労。あまりの暴風だと呼吸もしづらいのだと初めて知りました。
家に近づくにつれ風雨もおさまっていきましたが、もう少しで家に着く、というところで目に入ったのが、道一本を隔てて、片側が真っ暗な風景。停電です。
もう夕暮れの時間帯で、その反対側は電気が煌々と点いているのに。
その停電している地域にはマンションが多く、高い建物に灯りがひとつもともらない情景はかなり異様なもので、今でも忘れられない景色のひとつです。
幸い我が家には電気も点いていて、義母や子どもたちも無事。災害時に家族が離れ離れになっていると不安感が倍増しますね。
今度の台風でこの付近に特別警報が出ることはまずないと踏んでいますが、もし猛烈な勢力を維持したまま直接この地方に台風が来るようなことになったら、安全を考えてホテルなどに
避難したほうがいいね、と相方とも話しています。
それはそれで自宅のことがとても気になるとは思うけれど、安全第一ですから。
早く台風がしぼんでくれるといいのに、と思います。被害が大きくならないことを祈るばかりです。