先週は、2011世界体操が面白かった。日本のホープ内村航平の華麗なプレーに我が家でも大きな拍手(スタンディングオーベーション)を送っていた・・・今大会メダル4個(金2、銀、銅)。その後、録画を何度も見て喜んでいる。(笑)
さて、16日(日)に開催された牝馬最後の一冠・秋華賞、トールポピーの全妹“アヴェンチュラ”が奪取した・・・好位追走から、最後の直線で抜け出しそのまま押し切った。前走の古馬撃破の実力は本物だったね。
前夜は大雨であったらしい。そのため当日の京都の馬場は、芝・重、ダート・不良でスタートしていた。その後、メインレース「秋華賞」の時点では、稍重にまで回復していた。解説者によると内側の方から乾いているとのことで、内をうまく回った方がいいらしい。
さあー、いよいよ秋華賞のファンファーレが鳴り響き、大きな歓声が上がった。観客席の前からのスタートなので、心配されていたホエールキャプチャは、ピリピリ感もなく落ち着いてゲート入り・・・ファンとしては一安心。
秋華賞がスタートした
大方の予想通り、外目からメモリアルイヤーが先手を主張し、アヴェンチュラも好枠から2、3番手に位置しながらの追走。キョウワジャンヌは内の6番手あたり、1番人気のホエールキャプチャは、12番枠なので外目の6番手から追走し、大外枠のマルセリーナは終始後方からの追走となった。
京都内回りの芝・2000m戦は、1コーナーまで直線が短いのでコーナー入り口の位置取りでゴチャつくとのこと。さらに3、4コーナーでは小回りとなり、最後の直線も短くなることから、馬群も早め早めに詰まってくる難しいコースとのこと。
番手を追走していたアヴェンチュラは4コーナーから直線を向くと逃げ込みをはかるメモリアルイヤーを難なく捉え、先頭に躍り出てゴールを目指した。内から馬群をさばいて、アヴェンチュラを追ってキョウワジャンヌが2番手に上がってきている。
終始外を回らざるを得なかったホエールキャプチャ、大外から3番手に上がって前を行く2頭を追うも、思ったほど伸びない。最後まで前の2頭に詰めよることはできなかった・・・惜しい競馬。
今回3着で、着外なしの安定した成績であるが、最後の一冠に輝いてもらえなかったもので、当方のショックも大きかった。馬場の重い瞬発力勝負では部が悪かったのだろうか、解説者の話ではジリジリとしか伸びないとか・・・。
相手候補筆頭組の2頭のワンツーとなったことで縦目をくらった・・・相変わらず詰めの甘い当方である。それでも、キョウワジャンヌが前走から着順を上げたことに拍手したい。やはり好枠が優位となったのかも、距離に不安があるとの下馬評を覆したので・・・良かった。
また、後方から上がって来て、最後の直線を叩いたマルセリーナも7着が一杯、一杯であった・・・鞍上の福永祐一騎手が懸命に追っていたが残念。
この週の追っかけ馬は、すべて1着になってくれたもので、こちらの方は好結果となり溜飲を下げたが、WIN5の難しさをまたしても思い知らされた。
特にミキノバンジョーがマイルの準オープンを卒業したことはうれしいね。さすがは、天才・武豊騎手の好プレー。今後は、重賞の一つくらいとってもらいたい・・・頑張れ。
(夫)
[追 記]
3冠の最後で戴冠を狙ったホエールキャプチャ(田中清)は3着に敗退。3冠すべてで馬券の対象となる安定感を見せたが、悲願のタイトルには届かなかった。「3歳限定のG1は最後だし、なんとか勝ちたかった。残念」。池添謙一騎手(32)は肩を落とした。
出遅れた桜花賞(2着)やオークス(3着)と違い、スタートはスムーズだった。なのに鞍上は焦っていたという。「今の京都は内を回った馬が有利。アヴェンチュラはそこを通っていた。自分も内へ行きたかったけど、あの枠(12番)だし入れなかった」。
前を行くライバルはコーナーごとに離れていく。このままでは、と3角から追い上げたが、ここで脚を使ってしまい、直線では追い込むだけの脚が残っていなかった。「よく走っているんだけど…。今日は枠の差だった」と唇をかんだ。
(出展:JRA-VAN NEXT)
「トウカイテイオー」
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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