応援している日本ハム、昨夜もエース吉川投手を擁しながら阪神に完敗。昨年の吉川投手、これまでの野球人生の中で最良の年であったろうが、今年は思うように勝ち星に恵まれない。
昨年が本来の力の120%以上が出ていたのであろう・・・統一球と言われていた飛ばないボールのおかげで。ところが、昨夜はボールが高めに行っており、打たれるわ、打たれるわ・・・。
その裏には、昨年と真逆の飛ぶように仕組まれた統一球であったとの話が公表され、プロ野球界を取り巻く大きな問題として物議を醸している。
そうは言っても、楽天の「マー君」のように真に実力のある投手であれば、如何なるボールであってもその投球技術が優(まさ)っているからさすがである。冒頭の吉川投手も自らの力を過信しないで、後半戦に向けて真摯に野球と向き合ってほしい。
ところで、昨夜の日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナーの会見の言葉には驚かされた。何ともひどい人である。これは、リーダーたる人間の言葉とは思えなかった。
「昨日まで全く知らなかった。説明は(下田事務局長から)なかった。知っていたら公表したであろう。申し訳なかった」
さらに「責任を問う声には『これは別に不祥事じゃない』と開き直った」とのこと。
物事を決めて、物事を改める場合、さらにトップの名前が刻まれているボール、これら一連のことをトップが関与もしていないし、知らないとは・・・常識で考えられないことである。
これでは、日本野球機構の組織とはいかなるものか、そのトップとはいかなるものか、機能がマヒしている組織と言っているようなものである。さらに、プロ野球界にとっても大きな信用失墜問題であり、多くのファンを裏切る行為である。
また、コミッショナーが知らなかったとのことが真実と仮定した場合でも、「自らは知らなかった。自らは問題ない」とか、トップが言うべき言葉ではない。
リーダーたるものは、潔しを旨とすべきであり、部下に責任を押しつけるべきではない。自らが謝罪し、自らが潔く退くべき行為であろう。その行為によって、はじめて真実の解明があるものと思われる。
昨夜の会見の加藤コミッショナーの言葉、リーダーとしての資格は0である。およそこれまでの輝かしい経歴においても、いかに無責任でいい加減な人間であったのか、あの一言ですべてが物語られていると思った。(夫)
[追 記]~会見の模様~
日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナー(71)は12日、公式戦で使用する統一球を昨季より反発力の大きい「飛ぶ」球に変更した事実を隠ぺいしていた問題で、都内のNPB事務局で会見を行い、変更の事実を「知らなかった」と主張した。選手及びファンには謝罪したものの、変更は下田邦夫事務局長(59)の独断とし「不祥事ではない」とも発言。自らの責任問題には当たらないとの見解を示した。
答えは知らぬ存ぜぬ、だった。午後8時から始まった会見は、約100人の報道陣が集結し、約50分間にわたった。だが、コミッショナーは昨季までの「飛ばなすぎる」ボールを修正していたという事実を「昨日まで全く知らなかった。説明は(下田事務局長から)なかった。知っていたら公表したであろう。申し訳なかった」と、繰り返し謝罪。だが、責任を問う声には「これは別に不祥事じゃない」と開き直った。
11日の選手会との事務折衝の後、隠ぺいの事実を明らかにした下田邦夫事務局長らNPB幹部は、午前10時前から緊急会議を行い、数時間にわたり対応を協議。苦情電話は60件にのぼり、コミッショナーの辞任を求める声もあった。ボールの製造元であるミズノ社の担当者も訪れ、善後策を練った。下田事務局長は11日には「(変更は)コミッショナーに相談して進めていた」と明言していたが、この日になって急転。「昨日は混乱していた」とし、隠ぺいにコミッショナーは関与せず、自らの独断によるものと強調した。
「加藤良三」と自らの名前が刻まれたボールを巡る問題。コミッショナーは今後「内部の意思疎通、ガバナンス(統治)強化に努めたい」と力説したが、ボール変更という一大事をまったく把握していなかったのならば、その統治力には大いに疑問が残る。
NPBと、製造元のミズノ社の説明によれば、下田事務局長はボールの反発係数が基準値を下回るケースがあったため、NPBが基準内に収まるよう反発力を高めるように調整したボールの製造を、昨年10月ミズノ社に依頼。ミズノ社ではボールの芯にゴムの成分を入れて、昨季より「飛ぶ」ボールに改良していた。この事実を知っていたのは、下田事務局長のほか、実務担当の2人だという。公表を控えた理由については「新旧の球が混在することで混乱を招かないため」としたが、この3人について今後、減俸などの処分が検討される模様だ。
下田事務局長は「心の中で思っていることはある」と話し、コミッショナーに進退を一任する意向。一方のコミッショナーは本塁打が激増している実態について「疑問に思ったことはない」と断言し、問題意識の差が浮き彫りになった。NPBは14日に臨時実行委員会を招集して12球団に事情を説明する方針だが、事態が収束するかどうかは不透明だ。
(出典:Yahoo! ニュース 抜粋)
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昨年が本来の力の120%以上が出ていたのであろう・・・統一球と言われていた飛ばないボールのおかげで。ところが、昨夜はボールが高めに行っており、打たれるわ、打たれるわ・・・。
その裏には、昨年と真逆の飛ぶように仕組まれた統一球であったとの話が公表され、プロ野球界を取り巻く大きな問題として物議を醸している。
そうは言っても、楽天の「マー君」のように真に実力のある投手であれば、如何なるボールであってもその投球技術が優(まさ)っているからさすがである。冒頭の吉川投手も自らの力を過信しないで、後半戦に向けて真摯に野球と向き合ってほしい。
ところで、昨夜の日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナーの会見の言葉には驚かされた。何ともひどい人である。これは、リーダーたる人間の言葉とは思えなかった。
「昨日まで全く知らなかった。説明は(下田事務局長から)なかった。知っていたら公表したであろう。申し訳なかった」
さらに「責任を問う声には『これは別に不祥事じゃない』と開き直った」とのこと。
物事を決めて、物事を改める場合、さらにトップの名前が刻まれているボール、これら一連のことをトップが関与もしていないし、知らないとは・・・常識で考えられないことである。
これでは、日本野球機構の組織とはいかなるものか、そのトップとはいかなるものか、機能がマヒしている組織と言っているようなものである。さらに、プロ野球界にとっても大きな信用失墜問題であり、多くのファンを裏切る行為である。
また、コミッショナーが知らなかったとのことが真実と仮定した場合でも、「自らは知らなかった。自らは問題ない」とか、トップが言うべき言葉ではない。
リーダーたるものは、潔しを旨とすべきであり、部下に責任を押しつけるべきではない。自らが謝罪し、自らが潔く退くべき行為であろう。その行為によって、はじめて真実の解明があるものと思われる。
昨夜の会見の加藤コミッショナーの言葉、リーダーとしての資格は0である。およそこれまでの輝かしい経歴においても、いかに無責任でいい加減な人間であったのか、あの一言ですべてが物語られていると思った。(夫)
[追 記]~会見の模様~
日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナー(71)は12日、公式戦で使用する統一球を昨季より反発力の大きい「飛ぶ」球に変更した事実を隠ぺいしていた問題で、都内のNPB事務局で会見を行い、変更の事実を「知らなかった」と主張した。選手及びファンには謝罪したものの、変更は下田邦夫事務局長(59)の独断とし「不祥事ではない」とも発言。自らの責任問題には当たらないとの見解を示した。
答えは知らぬ存ぜぬ、だった。午後8時から始まった会見は、約100人の報道陣が集結し、約50分間にわたった。だが、コミッショナーは昨季までの「飛ばなすぎる」ボールを修正していたという事実を「昨日まで全く知らなかった。説明は(下田事務局長から)なかった。知っていたら公表したであろう。申し訳なかった」と、繰り返し謝罪。だが、責任を問う声には「これは別に不祥事じゃない」と開き直った。
11日の選手会との事務折衝の後、隠ぺいの事実を明らかにした下田邦夫事務局長らNPB幹部は、午前10時前から緊急会議を行い、数時間にわたり対応を協議。苦情電話は60件にのぼり、コミッショナーの辞任を求める声もあった。ボールの製造元であるミズノ社の担当者も訪れ、善後策を練った。下田事務局長は11日には「(変更は)コミッショナーに相談して進めていた」と明言していたが、この日になって急転。「昨日は混乱していた」とし、隠ぺいにコミッショナーは関与せず、自らの独断によるものと強調した。
「加藤良三」と自らの名前が刻まれたボールを巡る問題。コミッショナーは今後「内部の意思疎通、ガバナンス(統治)強化に努めたい」と力説したが、ボール変更という一大事をまったく把握していなかったのならば、その統治力には大いに疑問が残る。
NPBと、製造元のミズノ社の説明によれば、下田事務局長はボールの反発係数が基準値を下回るケースがあったため、NPBが基準内に収まるよう反発力を高めるように調整したボールの製造を、昨年10月ミズノ社に依頼。ミズノ社ではボールの芯にゴムの成分を入れて、昨季より「飛ぶ」ボールに改良していた。この事実を知っていたのは、下田事務局長のほか、実務担当の2人だという。公表を控えた理由については「新旧の球が混在することで混乱を招かないため」としたが、この3人について今後、減俸などの処分が検討される模様だ。
下田事務局長は「心の中で思っていることはある」と話し、コミッショナーに進退を一任する意向。一方のコミッショナーは本塁打が激増している実態について「疑問に思ったことはない」と断言し、問題意識の差が浮き彫りになった。NPBは14日に臨時実行委員会を招集して12球団に事情を説明する方針だが、事態が収束するかどうかは不透明だ。
(出典:Yahoo! ニュース 抜粋)
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