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テニスの全仏オープン、第8シードの錦織圭選手。
ベスト16入りでまずは良かった。
その3回戦でのこと、雨で流れ2日がかりの試合だった。
からくもフルセットの末に勝利。
昨日流れていたスポーツニュースのこと、自らのプレーの不甲斐なさからか、ラケットを地面に叩きつけるシーンがあった。
そのラケットは、グニャリと曲がって壊れていた。
相当の苛立ちだったのであろう・・・。
同選手にしてみれば、ラケットは何本も持っているから、地面に叩きつけてもどうってことはないであろう。
安価な消耗品程度のもの・・・。
と、思っているのであろうか。
それくらいの物であろうか。
そのことは、本人でないと分からない。
同選手が、ラケットを地面に叩きつける仕草は、これまでも何度か見ている。
ラケットとは、プレーをするための大事な用具。
その用具が自らの技量にマッチしていないと、好プレーもできないであろう。
勝敗を分ける命綱でもあろう。
昔の武士であれば、刀は武士の魂であり、自らを守る極めて大事な物で愛着もある。
もっとも、その武士も何本かの刀を所持していたらしい。
一方、プロ野球を見ていると、ここで1本出れば同点もしくは逆転の大事な場面で凡打に終わった選手が、バットを地面に力一杯叩きつけるシーンを見ることがある。
まさに自らの不甲斐なさをバットのせいにするような行為でもある。
テニスのラケット、野球のバットでもプロの選手にしてみれば、タダの消耗品くらいかも知れない。
であるが、それぞれの用具が無ければ物事が成り立たない。
それは、まさに武士の魂の刀剣でもあろう。
それも、こともなく地面に叩きつける行為には違和感がある。
スポーツマンらしくなくて・・・ガッカリ。
自らの不甲斐なさは、歯を食いしばってグイッと噛み殺し、次の一手にすべてをかけて巻き返しに全力を傾けるべきであろう。
そのように思うのは、我が家くらいであろうか。
間違っているだろうか。(咲・夫)
[追 記]~ベスト8~
ちなみに錦織圭選手は、ベスト8に進出との報が流れている。
次はランキング1位のマレーとの一戦とか。
頑張れ。
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