[ポチッとお願いします]

一昨日の朝ドラ「ひよっこ」、吉本新喜劇を彷彿させるような演出だった。
トランジスタラジオ工場が閉鎖し、さらに次の転職先もなくなった谷田部みね子(有村架純)、途方に暮れながら月一回やって来るすずふり亭に向かった。
その裏手の広場でのこと。
すずふり亭の秀俊(磯村勇斗)と元治(やついいちろう)が、玉ねぎの皮を剥きながら話していると、中華料理屋の五郎(光石 研)と安江(生田智子)が店の裏から出て来て、いつものように五郎がボヤキ、安江が突っ込む。
まるで漫才そのもの。
この2人が店に戻ると、広場に出て来たのは、和菓子屋の柏木(三宅裕司)とヤスハル(古舘佑太郎)親子。
この2人が、吹き出しそうなくらいのやり取り、この2人もまさに漫才風。
まるで、吉本新喜劇の舞台を見ているような感覚。
そうか、9月からはじまる朝ドラは、吉本新喜劇の生みの親の物語。
それとも引っかけた脚本と演出かな・・・。
まさか。
昨日の話がまた最高だった。
我が家では大笑い。
“おつぼね”キャラの佐藤仁美さんが、大奮闘の巻だったから・・・。(笑)
明日からの生活のあてもないみね子、すずふり亭の店主・鈴子(宮本信子)が救いの手を差し伸べた。
ホール係を1人探していたとのこと。
そこで、みね子は採用となった。
ところが、面白いことに最終面接があるとか。
その面接官は、ホール係の朝倉高子(佐藤仁美)だった。
高子は、“おつぼね”キャラタップリで、自分より可愛い娘、綺麗な娘を不採用にしていたらしい。
いよいよ、高子による最終面接があった。
すると、みね子に向かって、「あんみつ食べる?」と、思いもよらない言葉を発したから、鈴子や息子の料理長・省吾(佐々木蔵之介)たちは胸を撫でおろした。
店主の鈴子よりも高子が威張っているような朝ドラ。
どうやら、民放の番組で“おつぼね”キャラで売っている佐藤仁美さんを前面に押し出した面白い演出、朝ドラらしからぬコメディータッチ。
「ひよっこ」は、コメディーだったっけ。
と、思わず感じ取った2日間だった。(咲・夫)

(出典:NHK公式HP 抜粋)
(下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます)


