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低空飛行の視聴率のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。
起死回生の演出を試みたのか、インパクトを与えるための演出だったのか。
いずれにしても、“ほっ、ほー、やったね”
思わず唸らされた小野政次(高橋一生)の最期。
20日(日)、第33回「嫌われ政次の一生」の話。
井伊直虎(柴咲コウ)と小野政次の2人は、味方を欺くことで今川氏真(尾上松也)から井伊家取り潰しを逃れようと策を巡らせていた。
つまり、直虎と政次は表では犬猿の仲も裏では通じて、井伊家を守り抜こうとする方向にあったとの筋書きで物語が進められている。
直虎と政次は、井伊家が徳川家康(阿部サダヲ)の家臣団に加わる道が生き延びるすべと考えるようになっていた。
氏真の手前、今川領となった井伊谷を政次が預かる形で城主となって治め、直虎一族は井伊の隠里に身を潜めていた。
その中で、直虎は家康の配下に入る証として、井伊谷の城を開城する旨取り付けていた。
井伊谷の城の受け取りに赴いた酒井忠次(みのすけ)と井伊谷三人衆たち。
三人衆の一人・近藤康用(橋本じゅん)は、この機に乗じて井伊谷を我が物にしたいとの野心から、直虎と政次を罠に賭ける。
その濡れ衣を晴らすことができないと悟った政次が、自らの命と引き換えに直虎一族を守ろうとする。
夜陰に乗じて康用暗殺を企て館に潜入し襲撃。
浅手を負った康用らが政次を捉え、磔の刑に処すサマが描かれていた。
引導を渡すとの南渓和尚(小林薫)らとともに尼小僧の直虎も刑場に同行。
そこで、直虎が思いもよらない行動に出る。
大河ドラマ史上初とも思われる行動に南渓和尚らは勿論、すべてを仕切っていた康用らの度肝を抜く直虎の仕様だった。
康用の家来の槍を取り、政次に対峙したのも束の間、一気に胸板を貫いた。
盟友ともいえる家老の政次と直虎の心情が、交錯した瞬間だった。
どこまでが真実で、どこからが虚なのか。
虚実を取り混ぜた策士の最期。
その終焉を見事に演じた高橋一生さん、感無量だったことであろう。
役者としても大きく飛躍できる役柄だったと思われる。
ところで、史実の小野政次とは、どのような人物だったのか。
このドラマでは本人のみが処刑されたが、史実では二人の子も処刑されたらしい。
いずれにしても、インパクトのある政次の最期を描いた「おんな城主 直虎」、今後の展開がどのように描かれるのか・・・。
ちょっと楽しみになって来た。
第38回の後段で成長した虎松・後の井伊直政(菅田将暉)が・・・登場するとか。
期待しながら見ていきたい。(夫)
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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