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10月からスタートした連続テレビ小説『まんぷく』。
NHK大阪放送局が制作するためか、どこかに関西の笑いが流れており、ホッとしながら見入っている。
どこか、吉本新喜劇風な笑いもあって、極悪人が登場しないところがいいのかも・・・。
戦時中に立花萬平(長谷川博己)を貶めた加地谷圭介(片岡愛之助)ですら、どこか哀れさを抱かせてくれる。
それだけであり、極悪人ではないが悲しい性の男だった。
今週も登場のお調子者で、スキあらば出し抜こうとしているずるがしこい世良勝夫(桐谷健太)、こちらも、世の中にごまんといる癖のある男であろう。
であるが、いつかはギャフンと云わされるであろうと・・・。
それを楽しみに見ている。
一方、ヒロイン・立花福子を演じる安藤サクラさんが、常に明るく笑顔を絶やさずに懸命に演技しているところに魅かれる。
将来、インスタントラーメンを開発する夫・萬平の並々ならない苦労を明るく、朗らかに支える妻としての伏線が至るところに張られているのであろう。
また、母親・今井鈴を演じる松坂慶子さん、極め付きの美人女優さんだったが、今では母親役も「西郷どん」と云い、「まんぷく」と云い。
とても、楽しく演じておられる。
やはり、映画女優としてのキャリアからか、決める時は決めている。
大声を発して若者を叱咤激励後、ふーッと倒れる、めまいからか。
そのシーンも愉快でとてもいい。
製塩業を営む従業員の面々、個性的な役者揃いであるが、将来のインスタントラーメン開発などにも関わってくるのであろうか。
この人たちの行く末も気にかかる。
ところで、ナレーションを務める芦田愛菜ちゃん、ちょっと大人びた雰囲気もあるナレーションに心地よさを感じている。
時おり、あまりにすんなりと聞けるから、誰だったかな・・・。
この声は・・・。
と、思わせてくれる。
ナイス。
我が家は絶賛

久しぶりに毎回見ることのできる朝ドラである。
家内も喜んで見ている。(咲・夫)

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