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一昨夜の大河ドラマ「麒麟がくる」、朝倉義景の嫡男(6)が毒殺されるシーンにネット上で話題になっていた。
親を殺す、兄弟を殺す、子供を殺す。
まさに戦国時代の習いである。
家を守るため、家名を継いで行くため。
足利義昭(滝藤賢一)を擁して上洛する意志固めをしていた朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)は、僧侶から還俗して武士へ戻った義昭の烏帽子親になっていた。
そのため、即刻上洛するものと思っていたが、越前をまとめ切っていないと一族の武将から反対された。
さらに家臣の山崎吉家(榎木孝明)も内心は、上洛に反対でもあった。
上洛の決断ができない義景を見切って、織田信長(染谷将太)が単独で上洛する決断をしたことから、義昭一行は美濃の国へ向かう決意であった。
明智光秀(長谷川博己)が、信長の下に再三出向き義昭を擁して上洛すべき好機が来ている旨進言したことで、信長が即決し義昭一行を美濃の国へ招聘したものである。
このことは、義景にとって屈辱的なこととなるため、義昭たちが越境しないよう国境えの守りを固める旨、家臣に命令した。
義昭の家臣・三淵藤英(谷原章介)が、義景の筆頭家臣・山崎吉家らと奸計を巡らせた。
すなわち、義景の嫡男が将来の朝倉家を継ぐ器量のなさもあって、この機に暗殺することで義景の上洛を断念させることでもあった。
将来の朝倉家を守るため、僅か6歳の嫡男を暗殺する決心をしたのは山崎吉家だったのであろう。
戦国の世の習いとはいえ、幼子を毒殺することは痛ましいことでもある。
「麒麟がくる」、いよいよ信長の台頭と天下布武への道が開けて来た。
益々、面白くなってくる。
見逃せない。(夫)
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