JR小海線の駅シリーズ15 15駅/31駅
小諸駅を1番と数えると10番目の駅。「滑津駅」(なめづ)
すぐ近くにコスモス街道として名高い国道254線を沿って流れる滑津川がある。
駅名はこの川から取ったのだろうか。
高原列車小海線、小諸駅を出てどんどん標高をあげて上ってくるのだが、この駅で再び標高を下げてしまう。駅の標高では小諸駅(661m)に次いで下から2番目の高さ(664m)だ。
写真はそんな滑津駅に入る小淵沢行きの上り列車。背景に北八ヶ岳連峰、右の白いお茶碗のような山が百名山「蓼科山」(2530m)、惜しくも電柱に隠れてしまっているのが横岳(北横岳、2480m)である。
滑津駅は住宅地にあり、駅前と呼べるところも無い、ホームから出るとすぐに道路だ。付近は古くからの町らしく、道路の拡幅もされていない狭い道が続く。国内の学校建築のうち、現存する最古級の「旧中込学校」はこの駅から歩いて行ける。