昨夜は満月、そして朝から快晴 昨日は真東より少し北寄りで、佐久では17:15頃に頭を出すので、これは月の出を撮ろうと月が出る場所が浅間山の麓、裾野から出る位置ではどうだろうとか、荒船山の皿の部分から出るのがいいなあと出る位置によって撮影地をいろいろ模索した。 結局はなかなか撮影地のイメージが湧かなかったので佐久平が見渡せる高台に決めたのだった。 デジタル一眼に三脚、帰りは真っ暗な山道を歩くので大型のライトを担いで月の出時間前に撮影地に到着した。 先客が一人、「こんにちは」と声を掛けると、「写真ですか」と返事が返ってきた。「お邪魔します」と私は三脚を広げた。 「いつもここで写真を撮るのですか」 「いつもは浅間山と佐久平を撮るのですが、今日は満月が出るので」 「ほー、それはそれは私も待ってみます」 「あの八風山から出ますよ」 その後もカメラをセッティングしている最中にも山の名前や地名を聞いてくるので、わかる範囲で答えた。相手はかなり感心したような感じだったが、私には簡単な質問だった。 そうしているうちに時間になった。みるみるうちにあがっていく、完全に出るまでに2分となかった。何枚もシャッターを切った。 山頂に少しかかるのが撮りたかったので、かかる雲が心配だったがそのままだったので良かった。日没との関係でまだ明るくて薄い月ではないかと思われたがそれも心配するだけで終わった。 ちなみに煙突のように見えるのが2本、左のは本物の煙突ゴミ処理場、右のは佐久広域連合消防本部の訓練塔、間にはさまった茶色の建物が佐久市庁舎。佐久市庁舎と消防本部はレーモンド設計事務所の設計。軽井沢の旧道にある軽井沢聖ポール教会もそうですといったほうがメジャーですね。 |