本日、某少年が、人類最凶最悪の敵「多足ム型」(©岸本佐知子)、別名「地獄からの使者」(©岸本佐知子)一体がフロアに出現した、という報告をしてくれた。彼の母親は、息子がカウンターに報告に走っている間、敵の見張りをしてくださっていた。案の定「多足ム型」は、どさくさにまぎれソファーの下に避難していた。
逃がしてなるものか! こいつとは徹底抗戦である。
しかし同僚の携えて来た職場のジェット噴射砲は「屋外用」だったため、使うことあたわず、涙をのんで武器を放棄する。
こうなったら体当たり勝負である。二人鰍ゥりでソファーをずらし、敵を追いつめる。少年は、「いた! そこに!」と私のごく近くにいた敵をめざとく発見し、指差す。敵の頭に狙いを定めて、えいやっと踏みつぶす。どんなもんだ!
でも油断してはいけない。この地獄からの使者は、たとえからだがまっぷたつになろうと、復讐の牙をむき、毒液を注入したりするヤツなのだ。先だって、H氏がまっぷたつになったはずの地獄の使者に噛まれる、という悲劇を体験したばかりだ。
幸い今回の使者はひょろひょろしており、靴裏でまっぷたつにされた時点で、ほぼ息絶えていた。残骸を新聞紙で包みゴミ箱へ投入し、大捕り物は終わった。
という今日のできごとをH氏に話してみた。
「きっと一緒にいた同僚の人、なんてオソロシイ人やろ~って、あんたのこと思ってるで。人間の格好してるけど、紙魚子さんって、ホンマは妖怪に違いないって。あのひと(=紙魚子)にケンカ売ったり、あの人(=紙魚子)を敵にまわしたりしたら、あかんで、そんなことしたら、まっぷたつにされるで、ってきっとみんなに言いふらしてはるで!」
という返事が返って来た。
彼女はH氏が思うような人ではまったくないが、残骸処理後、口数が少なくなっていた様な気がするのも事実である。
逃がしてなるものか! こいつとは徹底抗戦である。
しかし同僚の携えて来た職場のジェット噴射砲は「屋外用」だったため、使うことあたわず、涙をのんで武器を放棄する。
こうなったら体当たり勝負である。二人鰍ゥりでソファーをずらし、敵を追いつめる。少年は、「いた! そこに!」と私のごく近くにいた敵をめざとく発見し、指差す。敵の頭に狙いを定めて、えいやっと踏みつぶす。どんなもんだ!
でも油断してはいけない。この地獄からの使者は、たとえからだがまっぷたつになろうと、復讐の牙をむき、毒液を注入したりするヤツなのだ。先だって、H氏がまっぷたつになったはずの地獄の使者に噛まれる、という悲劇を体験したばかりだ。
幸い今回の使者はひょろひょろしており、靴裏でまっぷたつにされた時点で、ほぼ息絶えていた。残骸を新聞紙で包みゴミ箱へ投入し、大捕り物は終わった。
という今日のできごとをH氏に話してみた。
「きっと一緒にいた同僚の人、なんてオソロシイ人やろ~って、あんたのこと思ってるで。人間の格好してるけど、紙魚子さんって、ホンマは妖怪に違いないって。あのひと(=紙魚子)にケンカ売ったり、あの人(=紙魚子)を敵にまわしたりしたら、あかんで、そんなことしたら、まっぷたつにされるで、ってきっとみんなに言いふらしてはるで!」
という返事が返って来た。
彼女はH氏が思うような人ではまったくないが、残骸処理後、口数が少なくなっていた様な気がするのも事実である。
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