先日、仕事で雑誌の受入れをしながら入力作業をしつつ『件p新潮』3月号をぱらぱらと見て仰天した。「こっ、これはっ!? H氏のための特集ではないか」次に出入りの本屋さんがいらした時に、即注文する。ああ、一刻も早くH氏に見せなければ!! うきうき。
今日出勤したら、先月の請求書とともに『件p新潮3月号』が届いていた。請求書には目もくれず、『件p新潮』を大切にカバンにしまう。はやくH氏に見せたくて、なんだか気もそぞろに仕事をしていた。でも今日に限ってやたら忙しかったので、休憩に読む事もできなかったんだけれど。
H氏は、いわゆる民族美術がめっぽう好きな人である。民族美術から玩具のようなグッズまで、「おおお~」と無条件降伏なのだ。とりわけアフリカやパプアニューギニアのあたり、それにマオリなどオセアニアや南米の品々は私にとっても、大変に魅力的である。
今回の『件p新潮』はパリのびっくり箱「ケ・ブランリー美術館」の特集になっている。昨年の6月にエッフェル塔の足元に出来たばかりの民族美術館なのだ。これがもう、H氏好みの造形の数々の展示品で、ページを繰るごとに「これ、絶対、H氏にウケる!!」と奇天烈な力強い造形に思わず頬が緩んでしまう。強烈なのに破綻なく、奇跡のようにまとまっていて、おまけに「なんじゃこれ~~ガハハ~~♪」と思わず笑っちゃったりする。
案の定、ウケにウケた。おまけに絵を習ってるくせして美術にとんと無関心な娘のKちゃんにまで。
「ええなあっ!! 昔の人のセンスってスゴいな。今の人間なんか足元にも及ばへんな」 すっかりご満悦である。
それどころか、「これ、どこにあるの? え、パリ? ほんならパリまで行ってホンモノ見て来んと!」ほら、そうくると思ってましたよ。パリ行く前に、大阪の国立民族学博物館(民博)行くべきやし。今回の『件p新潮/ケ・ブランリー美術館』の案内役は民博の吉田憲司教授なんやからね。1回も民博行かずして、いきなりパリはないやろ。
「しかし『件p新潮』って面白い雑誌やなあ。採算度外視して、ほとんど趣味でやってます!みたいやし。とてもあの『週刊新潮』とおんなじ会社とは思えへん。昔の『太陽』(平凡社)みたいやもんなあ」手放しである。たしかにこんなに面白い雑誌はちょっと他にはないかも。あくまで私達の観点なのだが。
H氏、まずは民博へ行くべし。民博に5回ほど通って民族学の面白さをからだに叩き込んでからやな。「ケ・ブランリー美術館」への道は長く曲がりくねっているのだ。
あ、だけど民博のミュージアムショップも、彼には危険地帯かも。北米ネイティブのお守りとか、アフリカの楽器とか、南米の小物とか、身ぐるみはがれる程お買い物しそう。しかもそれを煽る人はいても、牽制する人は皆無なのだ。私もKちゃんも、ミュージアムショップでお買い物をすると、ブレーキがきかない人達なのだから。・・・ますます「ケ・ブランリー」への道は険しそうである。
今日出勤したら、先月の請求書とともに『件p新潮3月号』が届いていた。請求書には目もくれず、『件p新潮』を大切にカバンにしまう。はやくH氏に見せたくて、なんだか気もそぞろに仕事をしていた。でも今日に限ってやたら忙しかったので、休憩に読む事もできなかったんだけれど。
H氏は、いわゆる民族美術がめっぽう好きな人である。民族美術から玩具のようなグッズまで、「おおお~」と無条件降伏なのだ。とりわけアフリカやパプアニューギニアのあたり、それにマオリなどオセアニアや南米の品々は私にとっても、大変に魅力的である。
今回の『件p新潮』はパリのびっくり箱「ケ・ブランリー美術館」の特集になっている。昨年の6月にエッフェル塔の足元に出来たばかりの民族美術館なのだ。これがもう、H氏好みの造形の数々の展示品で、ページを繰るごとに「これ、絶対、H氏にウケる!!」と奇天烈な力強い造形に思わず頬が緩んでしまう。強烈なのに破綻なく、奇跡のようにまとまっていて、おまけに「なんじゃこれ~~ガハハ~~♪」と思わず笑っちゃったりする。
案の定、ウケにウケた。おまけに絵を習ってるくせして美術にとんと無関心な娘のKちゃんにまで。
「ええなあっ!! 昔の人のセンスってスゴいな。今の人間なんか足元にも及ばへんな」 すっかりご満悦である。
それどころか、「これ、どこにあるの? え、パリ? ほんならパリまで行ってホンモノ見て来んと!」ほら、そうくると思ってましたよ。パリ行く前に、大阪の国立民族学博物館(民博)行くべきやし。今回の『件p新潮/ケ・ブランリー美術館』の案内役は民博の吉田憲司教授なんやからね。1回も民博行かずして、いきなりパリはないやろ。
「しかし『件p新潮』って面白い雑誌やなあ。採算度外視して、ほとんど趣味でやってます!みたいやし。とてもあの『週刊新潮』とおんなじ会社とは思えへん。昔の『太陽』(平凡社)みたいやもんなあ」手放しである。たしかにこんなに面白い雑誌はちょっと他にはないかも。あくまで私達の観点なのだが。
H氏、まずは民博へ行くべし。民博に5回ほど通って民族学の面白さをからだに叩き込んでからやな。「ケ・ブランリー美術館」への道は長く曲がりくねっているのだ。
あ、だけど民博のミュージアムショップも、彼には危険地帯かも。北米ネイティブのお守りとか、アフリカの楽器とか、南米の小物とか、身ぐるみはがれる程お買い物しそう。しかもそれを煽る人はいても、牽制する人は皆無なのだ。私もKちゃんも、ミュージアムショップでお買い物をすると、ブレーキがきかない人達なのだから。・・・ますます「ケ・ブランリー」への道は険しそうである。
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