2月25日のブログで、イギリスで暮らす日本人がイギリスの忍者スクールで忍術を習っている、という話を書いた。そのとき忍術に励むドイツ人が「日本人なのに忍術ができないのか?」といぶかしげに問いかけたことも書いた。そして「忍術の先生は千葉県の出身」とも書いたのだが、書き落としていたことがある。
「千葉県に忍術の総本山の道場がある」という話だ。実は、まさか、と思ったのだ。私の思い違いか聞き間違いに違いない、と思い込んでいたのだ。
ところが一ヶ月ほど前の読売新聞の日曜版Y&Yに、1頁を割いて載っていたのだ! 千葉県野田市の忍術道場の本部が、でかでかと写真入りで! たまげてしまいました! 芋の子を洗うような稽古場! しかもほとんどが外国人! 「!」の多さが私の驚きを代弁してくれている。知らなかったよう!
しかも取材されている張本人は、うら若きインターンの小柄な女性。軽い気持で「見学だけ」で、しかも見学したら「これは無理」と思ったのに、なぜか入門を果たし、どんどん武道としての忍術にのめりこんでゆく。東京都内にいくつか道場がある、というのも驚きだった。
宗家!!は初見良昭(はつみ よしあき)さん。戸隠流忍術34代目。忍術・古武術など9流派の宗家として武神館(ぶじんかん)を創設。「最後の忍者」と呼ばれているらしい。著書も多数執筆されているそう。いやいや「最後の」なんて言わず、35代目にぜひ、忍術の奥義を伝えて行って欲しい。
忍術って、現在進行形なんだ・・・。サスケやカムイや風魔一族の過去(架空)の物語じゃないんだ。
もっとも忍術修行は甘くない。キケンも伴うのでそれなりに覚悟が必要である。老若男女だれでも入門できるが、最高位15段まで習得するには30年以上かかるとか。
私がこれから始めたら、80歳やなぁ。・・・ってバク転もできひんのに、何考えてるんや。1日でギブアップ間違い無しやで。
それにしても、日本人の知らない所で、忍術はワールドワイドなものになっていたのだ。ラジオを聞いた時には、ほんのギャグだと思っていたのに、とんでもないことだったと反省。ワザだけでなく、内面の胆力も鍛えられるそう。たとえ崖っぷちに立っても、自分を冷静に見つめる事ができそうだ。これは意外に応用が利く習い事なのかもしれない。
しかし道場になんで日本人、こんなに少ないんや?! こうなったら、いっそ体育の必修科目にいかがですか?文部科学大臣様。あ、教えられるヒトが圧涛Iに少ないのか。しかも教師はほぼ外国人、ということになりそう。ま、現状を認識するには、それもいいか。ワールドワイドな忍術を習うって、実は習い事の最先端かも。なんせ忍術修行者は世界に10万人・・・そんなことも、知らなかったよう!
(読売新聞11月の日曜版Y&Yより)
「千葉県に忍術の総本山の道場がある」という話だ。実は、まさか、と思ったのだ。私の思い違いか聞き間違いに違いない、と思い込んでいたのだ。
ところが一ヶ月ほど前の読売新聞の日曜版Y&Yに、1頁を割いて載っていたのだ! 千葉県野田市の忍術道場の本部が、でかでかと写真入りで! たまげてしまいました! 芋の子を洗うような稽古場! しかもほとんどが外国人! 「!」の多さが私の驚きを代弁してくれている。知らなかったよう!
しかも取材されている張本人は、うら若きインターンの小柄な女性。軽い気持で「見学だけ」で、しかも見学したら「これは無理」と思ったのに、なぜか入門を果たし、どんどん武道としての忍術にのめりこんでゆく。東京都内にいくつか道場がある、というのも驚きだった。
宗家!!は初見良昭(はつみ よしあき)さん。戸隠流忍術34代目。忍術・古武術など9流派の宗家として武神館(ぶじんかん)を創設。「最後の忍者」と呼ばれているらしい。著書も多数執筆されているそう。いやいや「最後の」なんて言わず、35代目にぜひ、忍術の奥義を伝えて行って欲しい。
忍術って、現在進行形なんだ・・・。サスケやカムイや風魔一族の過去(架空)の物語じゃないんだ。
もっとも忍術修行は甘くない。キケンも伴うのでそれなりに覚悟が必要である。老若男女だれでも入門できるが、最高位15段まで習得するには30年以上かかるとか。
私がこれから始めたら、80歳やなぁ。・・・ってバク転もできひんのに、何考えてるんや。1日でギブアップ間違い無しやで。
それにしても、日本人の知らない所で、忍術はワールドワイドなものになっていたのだ。ラジオを聞いた時には、ほんのギャグだと思っていたのに、とんでもないことだったと反省。ワザだけでなく、内面の胆力も鍛えられるそう。たとえ崖っぷちに立っても、自分を冷静に見つめる事ができそうだ。これは意外に応用が利く習い事なのかもしれない。
しかし道場になんで日本人、こんなに少ないんや?! こうなったら、いっそ体育の必修科目にいかがですか?文部科学大臣様。あ、教えられるヒトが圧涛Iに少ないのか。しかも教師はほぼ外国人、ということになりそう。ま、現状を認識するには、それもいいか。ワールドワイドな忍術を習うって、実は習い事の最先端かも。なんせ忍術修行者は世界に10万人・・・そんなことも、知らなかったよう!
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(読売新聞11月の日曜版Y&Yより)
(パイエット)先生、ようこそ。フランスで忍術を始め、ほぼ10年後来日して初見先生の道場で本格的に忍術を学ばれ、京都で道場を開かれたなんて、トレビアン!です。
「護身術が忍術」なんて、かっこいいし、「趣味は忍術」っていえるのも、個人的にはャCント高いです。料金設定も良心的だし、何より日本人が忘れ去っていた忍術を受け継いでくださって、ありがとう!!とお礼を言わせてくださいませ。
宜しくお願いします!
それにしてもこんなマニアックな話題に、もっとマニアックなコメントをくださるとは・・・脱帽でございます(笑)