ヒップファースト

2018年06月16日 06時12分00秒 | 少年野球

今回もあまり得意ではありませんが、投球技術のアップについて、経験者から聞いたっことやネットで調べた事を参考までに。

投手にとって大事なヒップファーストについてです。
まずヒップファーストとはなんぞやから。言葉の通り、お尻から最初に投球方向へ体重移動を行う動作の事です。



ヒップファーストには

・タメが作りやすくなる
・体重移動を加速させやすくなる
・下半身の力を使える

などのメリットがあります。ただし、しっかりした形を身体に覚えさせないと、リリースが不安定になるなど、様々な問題が起こります。
そこで、今回はヒップファーストを身体に覚え込ませるための効果的な練習方法をお伝えします。

ヒップファーストの動きを作るために簡単な練習が二つあります。まず一つ目は、ボールを投げずに行う方法です。
右投げの選手を例にとって、具体的に練習方法を解説しましょう。右投げの選手の場合、右手で棒やフェンスを掴める場所を探して下さい。
場所が見つかったら、右手で棒やフェンスを持ち左足を上げます。そのまま、前に投げるイメージでお尻から前に出ていく形を作ります。
頭とおしりと足の位置が「く」の字になっていればOKです。左投げの選手の場合は逆向きで行って下さい。

投球前などにこの練習を繰り返し、身体に形を覚えさせましょう。注意点は、『上体が出ていかない』ようにすることです。
頭の位置は変えないでお尻が出ていくイメージで行って下さい。
また、強引にヒップファーストを作ろうとして、右手が棒やフェンスから離れてしまうのもNGです。

そこまでやってしまうと、本来のピッチングフォームの形がおかしくなってしまいます。
強引に形を作るのではなく、あくまで正しいフォームを覚える意識で取り組んで下さい。
正しいフォームを身体に覚え込ませることはとても重要です。

ここまでお話しましたが、最終目的はヒップファーストで投げることではありません。
無理にヒップファーストにするより、『正しいフォームを身に付ける』という意識で取り組んでみては如何でしょうか。



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