教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

「千早と結婚するために」最終回

2010-02-03 00:00:26 | オタネタ全般
どんなに好きなマンガでも、いつか必ず終わるときがやって来る。
物事の終わりを体験するのは辛いことだ。

終わることが予めわかっていて、そして終わりを迎えるとしたら。
それはなおさら辛いこともある。

http://www.nicovideo.jp/mylist/8038284

今日は↑このセクハラ帝王P氏の描くノベマス「千早と結婚するために」最終回が放映された日である。
そしてファンにとっては次が最終回であるとは1月以上前からわかっていた事だ。



この作品は一見するとごく普通のアイマスファンなら誰でも楽しめるノベマスである。

しかし!
実はこのノベマスはおもいっきり人を選ぶ。

このノベマスは公式の千早コミュをベースにした改変コミュという仕様で作られている。
したがって、千早をひととおりプレイした者でなければ半分も意味を理解できない。

このノベマスは千早しか出てこない。
したがって、千早を心底好きな者でなければ見ても途中で飽きてしまう。

このノベマスでは低ランクの千早のようにマジ切れしない代わりに、高ランクの千早ほどのデレはない。
したがって、デレない千早を見てそれでも好きだと言えるツワモノでなければ、作者の意図するその本質を魂で理解できない。

このノベマスは健康な人にはオススメできない。
そう、千早病の重症患者のみがそれを処方されるにふさわしい、過度に濃い処方箋なのだ。



この作品を見て思う。
ああ、こんな世界もあっていいな…と。
ああ、こんな千早の生きている姿もあってもいいな…と。

この作品には癒しがある。
千早スキーだけが感じることを許された癒しがある。

はたして他のアイドルにこれほどのノベマスはいくつ用意されているのだろうか。



このシリーズはついに最終回を迎えた。
だが、作者は同じく千早モノで何かを作ろうとしているフシもある。
セクハラ帝王P氏の次回作にも大いに期待したい。