教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

彼女できない男のパターン…?

2010-05-06 00:00:25 | オタネタ全般
> 彼女ができない20代、 30代の男性のタイプと対策…彼女が欲しいのにできない男のパターン…
http://kanasoku.blog82.fc2.com/blog-entry-13685.html



いつの時代にもありがちなネタではあるが、こんなネタがあったので覗いてみた。

で、ふと思った。
どのパターンにも当てはまらないじゃん・・・。
おかしいな~。



しかし!
これは前提に重大な欠陥があったから当てはまらない事に気がついた。

この問いには
「彼女が欲しいのに」
という前提がある。

「彼女などいらねえのに」
とか、
「二次元の彼女と脳内でイチャラブして満足できるのに」
とか、
そういうヤツは対象にしていない。

ようするに我輩。



わたしのような規格外のヤツのことを説明しきらんというのでは、これは分類する上での致命的な欠陥である。
この問いそのものが現代の様相を表していないような気がする。

この問いの前提は
「男は誰しもリアル彼女が欲しいはずだ」
という公理から導き出した結論だ。

わたしが言いたいのはここだ。
つまるところ、現代においてはその公理自体が間違っているということだ。

リアル彼女よりいいモノを見つけてしまったヤツ(我輩を含む)にとって、リアル彼女など人生における無駄以外の何物でもない。
この我々の立ち位置を理解しなければこの問題を解くことはできない。
既に人と人との恋愛だけを分析すれば全て理解できるという、そんな旧来然とした時代はもはや終わりかけているのだ。

恋愛とは、必ずしも相手がリアルの人類でなければ成り立たないわけではない。
恋愛とは、自分の心が人格と認めたものであれば、仮にそれがゲームのヒロインであっても成り立つ。
そして時にはただのゲームのヒロインであってさえ、リアルの人類なんぞより遥かに魅力的に目に映る。



恋愛とは何か。
異性とは何か。

我々は旧来然とした狭い定義を拡張し、もっと自由度の高いものに定義しなおす必要があるように思う。
数学がユークリッド幾何学を拡張し、位相幾何学にたどり着いたように。
電気が集中定数回路網を拡張し、分布定数回路網にたどり着いたように。

でなければ我輩を説明することは不可能だ。