例のオトコの娘マガジン「わぁい!」で「乙女はお姉さまに恋してる」が特集されていたため、久しぶりにこのアニメを見返してみた。
このアニメが放送されたのは2006年3Q。
エロゲ原作のアニメが全盛期を迎える2007年より若干前くらいの放送である。
このアニメがそうであるように。
実際、エロゲ原作のアニメというのはどうだろう。
そろそろそれを語るだけのサンプルが集まったのではなかろうか。
総論として、エロゲ原作のアニメは悪くないと思う。
エロゲ原作だからとナメてかかる要素は全くないと感じる。
School days, CLANNAD, 11eyes, 乙女はお姉さまに恋してる, etc…
これらはみなおもしろかった。
おもしろくないモノも中にはあったが、エロゲ原作だからという理由でダメなものは特になかった気がする。
しかし!
1つだけ、エロゲ原作のアニメで気になるところがある。
エロゲ展開的なものがありそうなのが、非エロのアニメを見てもそれを感じるところだ。
わたしはエロゲ展開的なものは嫌いではない。
ただ、とってつけたようなエロゲ展開は大嫌いだ。
ハリウッド映画のキスシーン(※1)のような、あんなとってつけたような展開は大嫌いである。
話としてはおもしろいのに、エロシーンだけとってつけたようなエロゲも中にはあり、そういうのはけっこうガッカリするものだ。
それと同じことが実はエロゲ原作のアニメにも言える。
そこに自然な流れで発生してるエロシーンがあったはずなのに、それをアニメでカットしたのが透けて見えるような作品。
先ほどとは逆にとってつけたように無かったことになっている、そういうシーンがあると少しガッカリする。
地上波アニメというものの限界を感じる瞬間である。
別にこれはエロシーンを見てオ○ニーしたいからというわけではない。
フルセットのオリジナル作品にあった一部が欠けて見えるのがイヤなのだ。
まあ、エロシーンがあったらあったで多分それでオ○ニーすると思うけどさ(笑)。
でだ。
エロゲ原作の非エロアニメをそんなに片っ端から見たわけではないが、数少ない先の問題の非該当作品も中にはある。
「乙女はお姉さまに恋してる」がそうだと思うのだ。
(「魔法少女リリカルなのは」なんかもそうではあるが、あれは原作を超解釈したアニメ化なのでそういうのは例外とする。)
この作品はそういう意味で実に良い移植になっていると思う。
原作がエロゲなのにもかかわらず、エロシーンのないプラトニックな世界観でも不自然でない仕上がりになっているのだ。
このアニメを見ていると実にホッとする。
あまり人間関係の深刻さが後を引くこともない。
こういうものは女の子同士の狭い社会というものでは本来ありえないものだ。
だが、その理想形がいい。
これは単なるヌルいアニメでしかない。
しかし実に心癒される。
エンディングの歌にかくある。
「こんな毎日がずっと続けばいいのに」
と。
この世界はまさにそういう所なのだ。
争いや競争のない、生きるのに困ることもない、未来は明るい、そんな幸せな世界。
世界がそんな幸せに満ちていたら、きっとみんなこんないい娘に育つのだろう。
こんな世界で暮らしたい。
単にヒロインに触りたいとか、エロゲの主人公になってエッチなことしたいとか、そんな意味ではなく、本当の幸せな生活というものは多分そういう所にしかないのだろうと思う。
このアニメは実はStrawberry Panicと設定的にだいぶかぶる。
そっちを見て気に入った人ならばきっと見てよかったと思うだろう。
【※1 ハリウッド映画のキスシーン】
ハリウッド的ラストシーン批判
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090304
このアニメが放送されたのは2006年3Q。
エロゲ原作のアニメが全盛期を迎える2007年より若干前くらいの放送である。
このアニメがそうであるように。
実際、エロゲ原作のアニメというのはどうだろう。
そろそろそれを語るだけのサンプルが集まったのではなかろうか。
総論として、エロゲ原作のアニメは悪くないと思う。
エロゲ原作だからとナメてかかる要素は全くないと感じる。
School days, CLANNAD, 11eyes, 乙女はお姉さまに恋してる, etc…
これらはみなおもしろかった。
おもしろくないモノも中にはあったが、エロゲ原作だからという理由でダメなものは特になかった気がする。
しかし!
1つだけ、エロゲ原作のアニメで気になるところがある。
エロゲ展開的なものがありそうなのが、非エロのアニメを見てもそれを感じるところだ。
わたしはエロゲ展開的なものは嫌いではない。
ただ、とってつけたようなエロゲ展開は大嫌いだ。
ハリウッド映画のキスシーン(※1)のような、あんなとってつけたような展開は大嫌いである。
話としてはおもしろいのに、エロシーンだけとってつけたようなエロゲも中にはあり、そういうのはけっこうガッカリするものだ。
それと同じことが実はエロゲ原作のアニメにも言える。
そこに自然な流れで発生してるエロシーンがあったはずなのに、それをアニメでカットしたのが透けて見えるような作品。
先ほどとは逆にとってつけたように無かったことになっている、そういうシーンがあると少しガッカリする。
地上波アニメというものの限界を感じる瞬間である。
別にこれはエロシーンを見てオ○ニーしたいからというわけではない。
フルセットのオリジナル作品にあった一部が欠けて見えるのがイヤなのだ。
まあ、エロシーンがあったらあったで多分それでオ○ニーすると思うけどさ(笑)。
でだ。
エロゲ原作の非エロアニメをそんなに片っ端から見たわけではないが、数少ない先の問題の非該当作品も中にはある。
「乙女はお姉さまに恋してる」がそうだと思うのだ。
(「魔法少女リリカルなのは」なんかもそうではあるが、あれは原作を超解釈したアニメ化なのでそういうのは例外とする。)
この作品はそういう意味で実に良い移植になっていると思う。
原作がエロゲなのにもかかわらず、エロシーンのないプラトニックな世界観でも不自然でない仕上がりになっているのだ。
このアニメを見ていると実にホッとする。
あまり人間関係の深刻さが後を引くこともない。
こういうものは女の子同士の狭い社会というものでは本来ありえないものだ。
だが、その理想形がいい。
これは単なるヌルいアニメでしかない。
しかし実に心癒される。
エンディングの歌にかくある。
「こんな毎日がずっと続けばいいのに」
と。
この世界はまさにそういう所なのだ。
争いや競争のない、生きるのに困ることもない、未来は明るい、そんな幸せな世界。
世界がそんな幸せに満ちていたら、きっとみんなこんないい娘に育つのだろう。
こんな世界で暮らしたい。
単にヒロインに触りたいとか、エロゲの主人公になってエッチなことしたいとか、そんな意味ではなく、本当の幸せな生活というものは多分そういう所にしかないのだろうと思う。
このアニメは実はStrawberry Panicと設定的にだいぶかぶる。
そっちを見て気に入った人ならばきっと見てよかったと思うだろう。
【※1 ハリウッド映画のキスシーン】
ハリウッド的ラストシーン批判
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090304