さいきんよく平野綾氏が叩かれている。
例の元声優で現タレントの人だ。
叩くのは主にアニオタであろう。
では、なぜアニオタは平野綾氏を叩くのか?
今日はそれをアニオタたる我輩が自問自答してみたい。
この問題を考えるにあたり、1つ重大な前提があるので説明しておきたい。
アイドルオタクもアニメオタクもどちらも同じオタクである。
しかし、お互いに
「ああはなりたくないな・・・」
と思っている。
交流する機会もないしお互いに危害を及ぼす事もないので険悪になるほどではない。
だが、お互いに認め合うような仲では決してない。
ところが!
本来はこれらオタどもは交流する機会は無かった。
しかし、とある事件においてはそうではなかった。
それが平野綾氏にからむ問題なのだ。
本来、TV番組で活躍するタレントも、アニメやゲームで活躍する声優も、アイドル家業という意味でいうならば共通点がそこにある。
アイドルオタクもアニメオタクもどちらも同じオタクであるのと同じようなものかもしれない。
しかし、それらは本質的に生息域を異としている。
かたやアイドルオタクの生息域が主戦場であり、かたやアニメオタクの生息域が主戦場であることが、これらを分類する上での最大の違いかもしれない。
タレントと声優がいかに違うものかを語り出すと長くなるので今日は書くまい。
しかし意外なほど共通点があるにもかかわらず、そこには今まで交流は無かった。
かつて、声優でありながら実質的にアイドルであった人物も何名かいた。
國府田マリ子氏しかり。
椎名へきる氏しかり。
当時、わたしは彼女たちのことを
「声優というジャンルのアイドルだ」
と呼んでいた。
彼女たちは声優ではありながら、声優としての仕事よりも実質的にアイドルであった成果のほうが上がっていた。
だからといってそれは別に非難されるような事ではない。
むしろ我々アニオタは喜んでそれを受け入れたのだから。
なぜそれが受け入れられたかというと、彼女たちの主戦場はあいかわらずアニメオタクのほうを向いていたからだ。
しかし。
平野綾氏はそうではない。
氏は声優家業をもはや半ば以上辞めたようなものだ。
我々アニメオタクの生息域から脱走したと言ってもいい。
これからは我々アニメオタクが内心蔑視しているアイドルオタクの生息域で家業を営むと宣言したに等しいのだ。
先のと比べるならば、
「声優というジャンルのアイドル」
なのではなく、
「元声優で現タレントの人」
だと言うべきものだ。
それを見たアニオタの眼には何が映ったか?
裏切りに映ったのだ。
自分たちが愛してやまないアニメなどより、自分たちが内心蔑視しているアイドルのほうが良いと、そうアニメ界の花形たる第一線の声優に宣言されたのが裏切りに映ったのだ。
これが元からアイドルをやっている女に言われたとしたらまた違った意味になっていた。
「アニメもロクに見たことのないようなアイドル風情がまたおかしなこと言っておるわいw」
とでも鼻で笑ってやればそれで済んだ話だった。
それで済まなかったのは、氏がこちら側を代表する人物だったからなのだ。
それにハラワタが煮えくり返り、どうにもガマンできなくなったアニオタの同志の幾人かが、昨今のように不必要に過剰な非難を口にしているのだ。
ちなみにわたしはどうかというと。
はっきり言ってどうでもいい。
声優よりもアイドルをしたいと思うような女に声優をやってほしくない。
そんな程度の真剣さで仕事をされてもらっては我々の愛したアニメのヒロインたちに失礼である。
声優はヒロインの声で語るときは、ヒロインといっしょに喜び、怒り、悲しみ、楽しまなければ、そうやって録音された音声でなければ話にならない。
ほんとうは声優なんかしたくないのにと思いながら仕事をするなど論外だ。
だから声優家業をしたくないものはさっさと去ればよろしい。
少しくらい演技の腕前は劣ったとしても、情熱をもってセリフを読んでくれる人にヒロインの声をあててほしい。
だが。
大変残念なことに平野綾氏はそうではないらしい。
だから、わたしはもう二度とそちらを見ない。
叩く必要などない。
ただそれだけのことなのだ。
例の元声優で現タレントの人だ。
叩くのは主にアニオタであろう。
では、なぜアニオタは平野綾氏を叩くのか?
今日はそれをアニオタたる我輩が自問自答してみたい。
この問題を考えるにあたり、1つ重大な前提があるので説明しておきたい。
アイドルオタクもアニメオタクもどちらも同じオタクである。
しかし、お互いに
「ああはなりたくないな・・・」
と思っている。
交流する機会もないしお互いに危害を及ぼす事もないので険悪になるほどではない。
だが、お互いに認め合うような仲では決してない。
ところが!
本来はこれらオタどもは交流する機会は無かった。
しかし、とある事件においてはそうではなかった。
それが平野綾氏にからむ問題なのだ。
本来、TV番組で活躍するタレントも、アニメやゲームで活躍する声優も、アイドル家業という意味でいうならば共通点がそこにある。
アイドルオタクもアニメオタクもどちらも同じオタクであるのと同じようなものかもしれない。
しかし、それらは本質的に生息域を異としている。
かたやアイドルオタクの生息域が主戦場であり、かたやアニメオタクの生息域が主戦場であることが、これらを分類する上での最大の違いかもしれない。
タレントと声優がいかに違うものかを語り出すと長くなるので今日は書くまい。
しかし意外なほど共通点があるにもかかわらず、そこには今まで交流は無かった。
かつて、声優でありながら実質的にアイドルであった人物も何名かいた。
國府田マリ子氏しかり。
椎名へきる氏しかり。
当時、わたしは彼女たちのことを
「声優というジャンルのアイドルだ」
と呼んでいた。
彼女たちは声優ではありながら、声優としての仕事よりも実質的にアイドルであった成果のほうが上がっていた。
だからといってそれは別に非難されるような事ではない。
むしろ我々アニオタは喜んでそれを受け入れたのだから。
なぜそれが受け入れられたかというと、彼女たちの主戦場はあいかわらずアニメオタクのほうを向いていたからだ。
しかし。
平野綾氏はそうではない。
氏は声優家業をもはや半ば以上辞めたようなものだ。
我々アニメオタクの生息域から脱走したと言ってもいい。
これからは我々アニメオタクが内心蔑視しているアイドルオタクの生息域で家業を営むと宣言したに等しいのだ。
先のと比べるならば、
「声優というジャンルのアイドル」
なのではなく、
「元声優で現タレントの人」
だと言うべきものだ。
それを見たアニオタの眼には何が映ったか?
裏切りに映ったのだ。
自分たちが愛してやまないアニメなどより、自分たちが内心蔑視しているアイドルのほうが良いと、そうアニメ界の花形たる第一線の声優に宣言されたのが裏切りに映ったのだ。
これが元からアイドルをやっている女に言われたとしたらまた違った意味になっていた。
「アニメもロクに見たことのないようなアイドル風情がまたおかしなこと言っておるわいw」
とでも鼻で笑ってやればそれで済んだ話だった。
それで済まなかったのは、氏がこちら側を代表する人物だったからなのだ。
それにハラワタが煮えくり返り、どうにもガマンできなくなったアニオタの同志の幾人かが、昨今のように不必要に過剰な非難を口にしているのだ。
ちなみにわたしはどうかというと。
はっきり言ってどうでもいい。
声優よりもアイドルをしたいと思うような女に声優をやってほしくない。
そんな程度の真剣さで仕事をされてもらっては我々の愛したアニメのヒロインたちに失礼である。
声優はヒロインの声で語るときは、ヒロインといっしょに喜び、怒り、悲しみ、楽しまなければ、そうやって録音された音声でなければ話にならない。
ほんとうは声優なんかしたくないのにと思いながら仕事をするなど論外だ。
だから声優家業をしたくないものはさっさと去ればよろしい。
少しくらい演技の腕前は劣ったとしても、情熱をもってセリフを読んでくれる人にヒロインの声をあててほしい。
だが。
大変残念なことに平野綾氏はそうではないらしい。
だから、わたしはもう二度とそちらを見ない。
叩く必要などない。
ただそれだけのことなのだ。