http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=8975
株は買うより売るほうが難しい。
買うときは打算で買ってしまってもいい。
逆張り好きなら底値付近で買えてしまった経験もあるだろう。
それに対して売るというのは利益や損失を確定することなので、打算で売るというのは無いからなおのこと売るタイミングに困る。
何か良い指標はないものかとしばらく考えていた。
そこでふと、ベストに近い売りのタイミングというのを最近見つけたのだ。
日歩でチャートを見ていると、ごく稀に株価がワープしたかのように急騰していることがある。
そういうときは前日の夕方に何らかの良いニュースが出たときだ。
それからニュースを1日遅れで確認してみる。
そこでよほど良いニュースでもないかぎり次の日あたりにさっさと売ってしまう。
運が良ければ株価はジワジワと下がり続け、いずれ元に戻る。
運が悪くても株価は高値をキープするに留まる。
単にキープするだけなのだから別に機会損失を蒙るわけでもない。
そもそも急騰に値しないようなニュースだったら、次の日からしばらく高値をキープするようなことなどない。
株の格言に
「ウワサで買ってニュースで売れ」
というのがある。
ウワサを仕入れてくるのはカンタンではない。
しかしチャートを見ればニュースがあったのは明白なので、実はニュースで売るのはカンタンなのだ。
最近うまくいったのはFCレジデンシャル投資法人(8975)である。
大したニュースには見えないのだが、なぜか2日で30%上げた。
これは本当にちょうど良い天井のタイミングで売れた。
たぶん来週には上げのほとんどを取り返す下げが来る。
いつもこんなにうまくいけば万々歳なんだけど。
そうもいかないんだよなぁ・・・。