スク水(スクール水着)とは。
主要な萌えアイテムの1つである。
では。
スク水の萌え要素とは。
実はそれは「あかね色に染まる坂」の第08話、黄昏色のデザイアにて既に語りつくされている。
引用してみよう。
> 全裸のように露骨ではなく、
> 着衣のようにすべてをガードしているわけでもなく、
> 最小限の布地が織り成す絶妙な演出。
> 真摯さを表すはずの落ち着いた色調が
> かえって背徳を感じさせる。
> そんな素晴らしいもの。
これは実に良く書けている。
かのアンサイクロペディアやニコニコ大百科でさえ、ここまで的確な解説は行われてはいない。
しかし!
あえて言おう。
最も大事な事の解説が1つだけ抜けているではないか、と!
他の数多ある水着にはほとんど見ることがなく、かつスク水には必ずあるもの。
それは何か?
それは、大事なところを隠す布が、本体と別パーツになって縫い付けられているということだ。
スク水を着た女の子を見ると良い。
あそこの部分だけ別の布になっているがためにその部分が非常に強調され、男なら誰がどうやったってそこに目がいってしまう。
ふつうのワンピースの水着ではこういう別構成とはなっていないため、こういう強調は起こり得ない。
だからこそ、より布の少ないはずの一般の水着はスク水にエロスで劣る。
なんでこんな構造をしているのかはわからない。
しかし、あれを別パーツにする事を考えたヤツは紛れもなく天才だ。
パッと見には布が多いがためにエロスがないように見え、かつよく訓練された我々同志の識者諸君が見ればエロスが増幅される。
なんという偽装の巧みさか。
これを天才のデザインと言わず何と言おう!
どれくらい偽装が巧いかというと、一見すると女児向けにしか見えないにもかかわらず女児は誰一人として見てはおらず、実態は大きなお友達御用達となっているのに放送局はそれに気がつかなかった、かのNHKアニメ「カードキャプターさくら」を上回るほどに巧いと言わざるを得ないだろう。
スク水の美学は背徳感。
それはもちろん正しい。
しかし、それだけではない。
それを皆が正しく理解していないのではないかと思い、本日筆を取ったまでである。
追伸:
わたしのスク水萌えを支えるその存在理由たる、あの部分の別パーツ構造。
実は昨今ではそれがないモノが主流だと聞く。
なんと嘆かわしいことか。
まあどうせホンモノのスク水なんて単なる作業着にしか見えず、絵に描いたスク水でしか我輩はドキドキしないので、実態がどうなのかなんて所詮どうでもよいことではあるのだが。