米HPが2つに分社へ、企業向け「HP Enterprise」とPC・プリンターの「HP Inc.」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20141007_670145.html
HP(ヒューレットパッカード)、どんどん小さくなってるなぁ。
ちょっと時系列に整理してみたい。
[1999年]
計測器部門をアジレントテクノロジーとして切り離し。
当時パソコンやプリンタは利益率の高い商売で、
「あんまり儲からない計測器部門をかかえているとROE(資本あたりの利益率)が悪く見えるじゃねぇか!」
という理由で切り離されたと言われている。
[2002年ごろ]
Parm撤退。
スマートなガジェットの走りだったParmの消滅はHPの牙城が切り崩されていることを象徴しているのではないかとウワサされた。
[2005年]
アジレントテクノロジーの半導体部門をアバゴテクノロジーとして切り離し。
理由の正確なところはわからんが、すくなくとも当時からすでに半導体部門はメガファブ以下はふるい落とされるという予測が支配的になっていた。
[2006年]
HPがIBMの売り上げを上回る。
しかしこのときIBMはすでにPC部門を売り逃げた後だった。
[2011年]
HPが1兆円ちかくかけて検索ソフト関連のオートノミーを買収。
しかし直後に売上水増しの粉飾が発覚し、まったくのムダ銭となる。
[2014年]
アジレントテクノロジーの計測器部門をキーサイトとして切り離し。
計測器は景気のアップダウンが激しいので、手堅い医療/分析部門だけ残すとのこと。
[2014年]
ついにPC市場がマイナス成長に。
HPが5万人のリストラを発表。
[2015年?]
HPが薄利多売のPC/プリンター部門を切り離し。
まあどことは言わんけど身を切るようなリストラや部門切り離しをつづけている日本の名門の某社を見ているようで辛いものがあるな。
この業界にいると日本の電機メーカーだけがダメダメで外国勢はけっこう元気なように見えかねないところはあるが、それはあくまでも隣の芝は青いだけだったのかもしれない。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20141007_670145.html
HP(ヒューレットパッカード)、どんどん小さくなってるなぁ。
ちょっと時系列に整理してみたい。
[1999年]
計測器部門をアジレントテクノロジーとして切り離し。
当時パソコンやプリンタは利益率の高い商売で、
「あんまり儲からない計測器部門をかかえているとROE(資本あたりの利益率)が悪く見えるじゃねぇか!」
という理由で切り離されたと言われている。
[2002年ごろ]
Parm撤退。
スマートなガジェットの走りだったParmの消滅はHPの牙城が切り崩されていることを象徴しているのではないかとウワサされた。
[2005年]
アジレントテクノロジーの半導体部門をアバゴテクノロジーとして切り離し。
理由の正確なところはわからんが、すくなくとも当時からすでに半導体部門はメガファブ以下はふるい落とされるという予測が支配的になっていた。
[2006年]
HPがIBMの売り上げを上回る。
しかしこのときIBMはすでにPC部門を売り逃げた後だった。
[2011年]
HPが1兆円ちかくかけて検索ソフト関連のオートノミーを買収。
しかし直後に売上水増しの粉飾が発覚し、まったくのムダ銭となる。
[2014年]
アジレントテクノロジーの計測器部門をキーサイトとして切り離し。
計測器は景気のアップダウンが激しいので、手堅い医療/分析部門だけ残すとのこと。
[2014年]
ついにPC市場がマイナス成長に。
HPが5万人のリストラを発表。
[2015年?]
HPが薄利多売のPC/プリンター部門を切り離し。
まあどことは言わんけど身を切るようなリストラや部門切り離しをつづけている日本の名門の某社を見ているようで辛いものがあるな。
この業界にいると日本の電機メーカーだけがダメダメで外国勢はけっこう元気なように見えかねないところはあるが、それはあくまでも隣の芝は青いだけだったのかもしれない。