6月に入り、いよいよ梅雨の季節。
うっとうしいお天気ですが、今回からは昨年訪れた東京・水元公園をご紹介します。
今はちょうど花菖蒲が見頃を迎える頃。
お天気はあいにくのドン曇りですが、じっくりお散歩とまいりましょう!
さっそく公園内に足を踏み入れてみると…
花菖蒲まつりの真っ最中です!
おーっ。
あたり一面、花菖蒲で埋め尽くされているではありませんか!
いやー、これは壮観!
多くの花菖蒲が所狭しと開花していたのです。
そして、この花菖蒲目当てのお客さんもたくさん。
かなりの人出です。
たしかにこれだけの花菖蒲を見逃すことはできませんね。
まさに見ごろの花菖蒲ですが、色も形も様々。
たとえば、これは鮮やかな紫色。
典型的な花菖蒲ですね。
いっぽうこちらは赤紫色。
赤色が鮮やかです。
こちらは淡い薄紫色。
淡い感じが落ち着いた雰囲気を出してますね。
これも薄紫です。
こうして見ると、同じ紫色でも色の濃淡が異なってます。
それに対してこっちは白系。
色が変わると印象がずいぶんと変わります。
ちなみに、白い花びらの上にはちょこんと紫色の花びら。
どこかに必ず紫色があるのかも。
ところで、この水元公園は大きなため池が有名。
かなり大きなため池で、水面を渡る風も爽やか。
行楽客も水辺のお散歩を楽しんでいます。
森と水に囲まれた水郷公園なのです。
花菖蒲を眺めながらサイクリングする人もチラホラ。
こうして見るとなかなかいい公園です。
空模様はイマイチですが、引き続き花菖蒲園を堪能しましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
水元公園(1)
東京都葛飾区にある都立の水郷公園。大きなため池を中心に広大な敷地があり、様々な草木や施設が整備されています。
ため池の対岸はなんと埼玉県三郷市で、そちらは「みさと公園」として整備されています。
中心にあるため池は「小合溜」と呼ばれ、もともと江戸時代に古利根川の洪水対策で作られた遊水池。近隣地域の灌漑用水の水源としても利用されたことから「水元」という名前がついたそうです。
昭和に入ってからは公園として整備が進み、都立公園の一つとして市民の憩いの場となっています。意外と古くからある公園なのですね。