春のお花見散歩で箱根を訪れているベコ。
枝垂れ桜と雄大な富士山を堪能したら、本日の宿に到着です。
ほーっ、これはまた雰囲気満点の和風旅館ですな。
ここは塔ノ沢にある老舗旅館。
客室に面してお庭もありました。
ちょっと窓を開けてみると、、、
川沿いの苔庭でした。
なるほど、これは落ち着いた滞在ができそうです。
客室も二間続きで広々。
有名な老舗旅館ですが、静かに過ごせそうです。
さて、日が暮れるとお楽しみの夕食の時間です。
ベコ 「いただきますだべこ!」
前菜に続き、美味しそうなお料理でお腹もいっぱい。
そして、食後はお楽しみの温泉。
こちらの客室は内風呂温泉付きなのでした。
源泉掛け流しで、ドバドバ温泉が流れていてびっくり。
蛇口がないので、1日中ずっと流れっぱなしのようです。
けど、塔ノ沢のやわらかいお湯に身体もほっこり。
ぐっすり眠りにつけたのでした。
そして、翌朝はシンプルな宿の朝ごはん。
一泊ではありましたが、心なしか身体も軽くなった気がしますね。
それでは富士山に別れを告げて、次の桜スポットへまいりましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
福住楼
箱根湯本からしばらく歩くと現れるのが塔ノ沢温泉。早川沿いの温泉地ですが、そこに建つのが福住楼。明治期の創業で、竹を用いた京風の数寄屋造りは歴史的な価値も高いそうで、登録有形文化財に指定。
かつて福澤諭吉、夏目漱石、島崎藤村など、そうそうたる文人墨客が逗留した由緒ある旅館だそうです。
木造の館内は迷路のような廊下が続き、興味をそそります。ただ、滞在時間が短かったため探検できなかったのは残念。
木造の宿で客室数は17室とのことで、すべて違う作りだそうです。ただ、室内の防音はゼロ。廊下を歩く宿泊客の足音や話し声が筒抜けでびっくりします。また客室にトイレはなく、基本は共同トイレです。
今回は一階の庭に面した内風呂・トイレ付きの部屋。趣のある部屋で、ゆっくり過ごすことができて良かったです。なお、こちらの客室は皇族の方も滞在された部屋とのことでした。