箱根の次にやってきたのは長野県にある小諸・懐古園。
代々の城主のもと、長く信州の名城として栄えてきたお城です。
さあ、入り口の三の門に到着です。
ベコ 「小諸の懐古園だべこ!」
立派な門ですね。
入場しましょう。
入り口付近にある二の丸跡の高台からは浅間山がよく見えます。
懐古園はかなり広い敷地で、いくつものエリアに分かれています。
さっそくてくてくまいりましょう!
しばらく歩くと鮮やかなもみじがありました。
おー、これは美しい!
ここは旧本丸の石垣横に広がる紅葉ヶ丘。
1本のもみじに赤、黄、緑が入り混じってますね。
紅葉がピークと聞いてきたのですが、まだ緑が残っているようです。
とはいえ、紅葉している葉っぱはとてもきれいです。
ほー。
うん、なかなか良いですね。
そして、こちらも鮮やかなもみじ。
やはり3色混合ですね。
ここまで鮮やかだと3色混合も見ごたえがあります。
さらに進んで石垣の奥に行きましょう。
石垣を曲がるとこれまた鮮やかな3色モミジが。
なるほど、さすがに紅葉の名所と言われるだけのことはあります。
いやー、見ごろにはちょっと早かったようですが、これはこれで見事です。
背の高いモミジの木が多く、見上げていると首が痛くなります。
お天気も良くて11月にしては暖かな陽気の一日。
引き続き先に進みましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
小諸城址・懐古園
JR小海線・小諸駅下車すぐです。小海線はかなりローカルな路線で、駅員さんや改札のない駅もちらほら。佐久駅で新幹線から乗り換えたのですが、あわや切符を買わずに乗り込むところでした。
小諸城の起源は室町時代とのこと。武田信玄など幾多の拡張を経て江戸時代まで続き、明治維新により廃城に。その後、旧小諸藩士たちが払い受けて懐古園として再生したそうです。
懐古園の敷地内はかなり広く、藤村記念館をはじめ小さな博物館もいくつかあるため、ゆっくり回ると1~2時間はかかります。園内の至る所にモミジが植えられており、ぶらぶらお散歩しながら紅葉狩りができるのはうれしい限り。
なお、小諸の町は旧本陣や商家の町並みが楽しめるとのことですが、行ってみると人もほとんどおらずひっそり。ここまで人がいないとちょっとこわい感じで、懐古園以外にあまり時間を割くのは避けたほうが無難かも。
ちなみに、小諸の住宅街に忽然と現れる大手門はもともと小諸城の正門とのこと。現在の懐古園入り口の三の門は正門ではないそうです。びっくりですね。