信州・入笠山でトレッキング中のベコ。
美しい草紅葉の湿原で秋を満喫したところです。
湿原を過ぎると、ほどなくして登山口に到着。
ベコ 「お手軽トレッキングだべこ!」
入笠山は誰でも簡単に楽しめる山だそうで、お手軽トレッキングがうたい文句。
さあ、いよいよ出発です。
周囲にはうっすら紅葉した木々が続きます。
秋の風景ですな〜。
しばらく進むと、分かれ道にたどり着きました。
ベコ 「迂回コースだべこ!」
迷うことなく、迂回コースを進みます。
が!!
実際に歩いてみると、岩場だらけのコースでした。
しかも、かなりの急斜面を一直線に登るというハードな道のり。
「お手軽トレッキング」とは天と地ほどの大きな違い。
まるで中津川渓谷の急斜面のようなハードな坂道です。
悪戦苦闘すること30分。
ようやく山頂が見えてきました。
汗でビショビショになりながら、なんとか山頂に到着です。
ベコ 「怒り爆発だべこ!」
ベコも怒り心頭の登頂となりました。
もはや持ってきたお弁当を食べる気力もありません。
しばらく、周囲の様子を眺めてしばし休憩。
ベコ 「ハアハア、ゼエゼエだべこ〜」
残念ながら雲が出てきましたが、入笠山からは周囲の山々がよく見渡せます。
こっちは南アルプス方面。
木々がきれいに色づいてます。
そしてこちらは霧ヶ峰方面。
お、よく見ると霧ヶ峰が紅葉してますね。
車山の山頂レーダーも小さく見えてます。
なんと、こちらには諏訪湖も見えるではありませんか!
360度のパノラマですね!
吹く風も涼しくて秋を感じます。
ススキもサラサラ。
ときおり日が差しますが、すぐに雲に隠れてしまうのはちょっと残念。
それでも、裏磐梯の仇を討つことがでてベコもご満悦。
ハイカー達も思い思いに景色を堪能しています。
皆さん、ホントにお疲れ様でした。
いやー、単発の旅行ではありましたが、なかなかドラマチックな1日でした。
ベコ 「怒りのリベンジ完了だべこ!」
帰りの電車では、山頂で食べられなかったお弁当を食べて、ぐっすり休みましょう。
ベコ 「入笠山はこりごりだべこ〜」
なはは〜。
次はもうちょっと歩きやすいコースを選ばないといけませんね。
ベコ、お疲れ様!
つづく
<ベコたびinformation>
入笠山
入笠湿原を過ぎると、ほどなくして入笠山の登山口に到着します。ここから山頂までは40〜50分程度。岩場迂回コースを進みましたが、これがホントに「迂回コース」かと思うくらいの岩場が続き、予想外に体力を消耗する羽目に。
しかも、急勾配を直線的に登るハードなコース。一歩一歩の段差も大きく汗が噴き出してきました。「お手軽トレッキング」を売りにしている入笠山ですが、これのどこがお手軽なんだ!と思わず叫びたくなるような苦しい道のり。ヘトヘトになりながらようやく山頂に到着です。
その山頂は思ったほど広くなくて、けっこうこじんまり。登山客も多いうえ平らな部分が少ないため、お客さんでごった返してました。とはいえ、周囲の山々が360度見渡せるのはやはり壮観。当日は雲が多くて眺めはイマイチでしたが、晴れていればスカッと爽やかな山並みを楽しめたことでしょう。
ちなみに、下山ルートは裏登山道を降り、そこから舗装された林道を通って入笠湿原に戻るコース。登りで苦戦した急斜面を通らずに帰れたので助かりました。
なお、富士見パノラマリゾートからJR富士見駅への送迎バスは15時発の一便のみ。乗り遅れないように余裕を持って下山しておきましょう。