ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの島根散歩3 松江城は鉄砲隊で危機一髪だべこ!

2020年05月24日 | 旅に出るにゃん(国内編)

今回は珍しく駆け足でのベコ旅。

神話の国・出雲を後にしてやってきたのは城下町・松江

何はさておき、まずは松江城に向かいます。

ベコ 「大きなお堀だべこ~」

松江城を囲むお堀には遊覧船がのんびり運行中。

時間があれば乗ってみたいところですが、今回は見送り。

さあ、お堀を渡って敷地を進むと見えてきたのが国宝・松江城です!

ベコ 「出たっ、天下の松江城だべこ!」

おおっ、これは勇壮。

ブラックな外観が渋いですね。

けど、よく見ると上の方は白壁でした。

松江城は「現存12天守」のひとつ。

創建された当時とほぼ同じ姿を残す貴重な国宝なのです。

それでは天守閣に踏み込みましょう。

ベコ 「いざ鎌倉だべこ!」

なはは、ここは鎌倉ではないけどね。

けど、内部はやはり薄暗いですね。

ベコ 「うおー、巨大なしゃちほこだべこ~」

かつて屋根の上に乗っていたものかも。

そんな松江城の高さはおよそ30m。

ベコ 「てっぺんを目指すべこ!」

頑張って最上階を目指しましょう。

ベコ 「どんどん上るべこ!」

昔のお城の階段は意外と高さがあるので、上るのもひと苦労。

ベコ 「さらに上を目指すべこ」

狭い階段をどんどん上っていきます。

ちなみにこれは「石落とし」

敵が来たら、ここから石を落としてやっつけるからくりです。

あちこちに戦うための仕掛けがあるのですね。

それはそうと、さらに上っていきます。

ベコ 「まだまだ上があるべこ~」

さすが巨大な松江城。なかなかゴールに到着しません。

けど、お城の内部の造りがよくわかりますね。

ベコ 「はあはあ、ぜえぜえだべこ~」

だんだんと息が切れてきました。

さあ、最後にもうひと踏ん張り。

ベコ 「やったー!上りきったべこ~」

ふー、お城に上るのもひと仕事。

そんな天守のてっぺんから外を見るとこんな感じ。

お城の庭を見下ろすことができます。

しかも、それだけではありません。

視線を上に向けると…

あれは宍道湖。

湖に浮かぶ小島もかすかに見えてます。

お天気がドン曇りなのはとても残念。

と、まさにその時!

ベコ 「あっ、あれは!」

なんと!

鉄砲隊です!!

ベコが天守に上っているうちに、いつの間にか鉄砲隊に囲まれていたのです!

ひょえー、砲撃が始まりました!

ベコ 「て、敵の砲撃だべこ!!」

予想外の砲撃に度肝を抜かれたベコ。

あたりは鉄砲の煙に包まれてしまいました。

けど、堅牢な松江城ならやすやすと陥落することはありません。

ベコ 「こっちは無傷だべこ!」

さすが天下の松江城。

ベコもひと安心ですね。

さあ、それでは今日のところはここまで。

宿に入ってゆっくりくつろぎましょう!

つづく

 

 <ベコたびinformation>

松江城

松江城は江戸時代初期に建てられたお城で、創建当時の姿を伝える「現存12天守」のひとつ。昭和10年に国宝に指定されたもののその後いったん重要文化財に。2015年に再度国宝に指定されたそうです。

内部は当時のままに保たれているようで、まさに「お城」といった印象。他のお城のように観光用に内部を改装したり、展示品を並べたりしていないためと感じます。

必見ポイントもいくつか。ひとつは付け櫓(つけやぐら)で、天守と櫓が合体している構造だそうです。彦根城や犬山城に見られる珍しい様式なのだとか。

また、籠城に備えて地下に備蓄倉庫がある点や、頑丈な石垣なども見逃せないそうです。こうした点も意識しながら見学すると理解も深まりそう。

お城の敷地はかなり広く、こんもりした丘のような土地のため、てくてくお散歩していたら結構時間がかかります。

なお、松江城のお堀沿いにあるのが「塩見縄手」という昔ながらの町並み。武家屋敷や小泉八雲記念館などが並んでいますが、今回訪れた際はなぜか休館中。楽しみにしていただけに残念でしたが訪れる際は事前確認が欠かせませんね。


 


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