金沢散歩を楽しんでいるベコです。
続いてやってきたのは日本三名園のひとつ、兼六園。
歴代の加賀藩主により整備された素晴らしい庭園です!
ベコ 「天下の名園だべこ!」
木々の緑がまぶしい広大な敷地の中は、池が広がり、川が流れ、鳥がさえずる素晴らしい庭園です。
入口の門を過ぎるとほどなくして池が広がっていました。
ベコ 「大きな池だべこ~」
そして、兼六園といえばこれ!
池のほとりに立つ灯篭です。
ここでも江戸時代にタイムトリップですね。
池の周りには小川がさらさら。
庭園の中をくねくね曲がりながら流れていきます。
「曲水」というようですが、華やかな宴が催されたのでしょう。
風流ですね!
川幅の広いところには大きな橋がかかっています。
これまた風情のある光景。
ちなみに、これは橋の近くに立っている一本松。
ベコ 「ひゃー、立派な松だべこ!」
ほんとにすごい松です。
そして、松の向かい側には銅像がしっかりと立っておられます。
凛々しい銅像です。
こうして歩いてみるとかなり広い庭園ですが、本当に緑が豊か。
そして、緑の中を小路が続いていて飽きません。
当日はかなりの人出だったのですが、敷地が広いためほとんど混雑しないのも嬉しいところ。
ベコも気に入ったようです。
ぶらぶら歩いていると、立派なお屋敷がありました。
ベコ 「赤門だべこ!」
ここは重要文化財にも指定されている成巽閣(せいせんかく)。
兼六園に隣接する立派な御殿です。
内部は撮影禁止ですが、きれいに整備されたお庭は撮影OK。
小さいけれど、立派な松もありました。
いやー、さすが兼六園。
立派な庭園とお屋敷にベコも感無量です。
ベコ 「ひゃー、時間が足らないべこ~!」
お、気がつくとそろそろ時間が来てしまったようです。
残念ですが、次のスポットへ進みましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
兼六園
金沢を代表する特別名勝・兼六園。日本三名園の1つで、素晴らしい回遊式庭園です。もともとは金沢城の敷地の一部だったそうですが、5代藩主・前田綱紀が作庭したのが始まりとのこと。その後、金沢の大火に見舞われるものの復興し、徐々に現在の姿に近づいていったそうです。
「兼六園」という名前の言われは中国の古典に由来するそうで、庭園で重要な6つの景観を兼ね備えている稀有な庭園であることから命名されたのだとか。
その6つとは、広大で明るい一方、静寂で奥深いこと。人の手が加わっていながら自然のわびさびがあること。そして、起伏があり池や滝がある一方、遠くまで眺望が開けていること。
訪れると分かりますが、敷地はかなり広く、迷路のような小道を歩くのはとてもワクワクします。また、池あり、小川あり、東屋ありと、庭園の風景も変化に富んでおり飽きません。これまた必見のスポットです。
成巽閣
13代藩主・前田斉泰が母・眞龍院のために建てた隠居所です。兼六園に隣接して建っており、兼六園側の通用門「赤門」からも入館できます。
建物は2階建てで、1階は書院造り、2階は数寄屋風書院造りとのこと。いずれも、さすが加賀百万石の大名屋敷といった感じで、たいへん立派な御殿です。
加えて、藩主の母君のために建てられただけあってどことなく優雅さを感じるしつらえ。それだけに様々な絵や内装など、内部の撮影禁止は残念です。