Always Autumn

Letter from Perth

アンディ・ウォーホル ~近現代美術展 その5・完~

2012-07-17 15:05:17 | 見るだけArt


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パース州立美術館で開かれている近現代美術展の話、その5回目です。

たらたら続いた美術展話のトリはこの方:

ポップアートの代表格アーティスト;

Andy Warhol(アンディ・ウォーホル) 1928-1987 アメリカの芸術家


人気のある作品なので、たくさんの人がこの作品の前で記念撮影をしていました。

Campbell's Soup Cans(キャンベル・スープ缶)
1962年

シルクスクリーンを使った作品ですね。

スープ缶は年代順に並んでいて、左上端のトマト缶が始まり(1897年デビュー)。

ついでに、キャンベル・スープの歴史を調べてみました
History of Campbell Soupより

キャンベルの缶スープの初代のお味は
トマト、コンソメ、ベジタブル、チキンそしてオックステール
今でもトマトスープはアメリカで購入される乾物食料品Top10の中にいつもランク入りしているそうです。

ウォーホルがなぜこれを描いたか聞かれたときに
"Because I used to drink (soup). I used to have the same lunch every day for 20 years." 
(「私はいつもスープを飲んでいたからです。20年間、毎日同じランチを食べ続けていたんですよ」)
と答えたとか。

すごくお好きだったのですね、キャンベルスープ

私はパンプキン味が好きかな

皆様は何味がお好きでしょうか


 “Before and After” 1961
何がビフォー、アフターなんだろうと一瞬、考えてしまいました

↓  “Brillo Box” 1964
“Heinz Tomato Ketchup” 1963-1964


ちなみに、オーストラリアの人は「ケチャップ」ではなく、「トマトソース」と呼びます。

初めてパースに来たときに、まっさきに覚えさせられました

“Self-Portrait” 1966


ウォーホル氏、まだまだ驚くべきアートを世に送り出していたのかもしれないですが
若くして亡くなったんですね。

会場を去る前にもう一度、振り返って。

まだよく見ていないアートがたくさんある~と思ったのですが
この後、歯医者の予約が入っていたので仕方なく出ることに。

12月までに必ず、また来ようっと

アートに詳しくない私でも、モダン・アート展はとても楽しかったです。

絵を眺めながら目が回りそうになったり、なるほどーと感心したり。
知らなかったこと(トマトスープの話とか?)を、覚えたり。 

建築、街作り、ファッション…
日常のさまざまな分野で、アートは重大な役割を果たしているのですね。


近現代美術展の話に長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

もし再び会場を訪れたら、またアップするかもしれませんけど
それまではまた、普通ネタでまいります


日本は本格的な夏の訪れだそうですね
(特にめっちゃ暑そうな関東G県にお住まいのお友達二人、大丈夫かい?

皆様、どうぞ体調を崩されませんように。

それでは



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Comments (8)
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