人気ブログランキングへ
パース州立美術館で開かれている近現代美術展の話、その5回目です。
たらたら続いた美術展話のトリはこの方:
ポップアートの代表格アーティスト;
Andy Warhol(アンディ・ウォーホル) 1928-1987 アメリカの芸術家
↓
人気のある作品なので、たくさんの人がこの作品の前で記念撮影をしていました。
Campbell's Soup Cans(キャンベル・スープ缶)
1962年
シルクスクリーンを使った作品ですね。
スープ缶は年代順に並んでいて、左上端のトマト缶が始まり(1897年デビュー)。
ついでに、キャンベル・スープの歴史を調べてみました
(History of Campbell Soupより)
キャンベルの缶スープの初代のお味は
トマト、コンソメ、ベジタブル、チキンそしてオックステールで
今でもトマトスープはアメリカで購入される乾物食料品Top10の中にいつもランク入りしているそうです。
ウォーホルがなぜこれを描いたか聞かれたときに
"Because I used to drink (soup). I used to have the same lunch every day for 20 years."
(「私はいつもスープを飲んでいたからです。20年間、毎日同じランチを食べ続けていたんですよ」)
と答えたとか。
すごくお好きだったのですね、キャンベルスープ
私はパンプキン味が好きかな
皆様は何味がお好きでしょうか
↓ “Before and After” 1961
何がビフォー、アフターなんだろうと一瞬、考えてしまいました
↓ “Brillo Box” 1964
“Heinz Tomato Ketchup” 1963-1964
ちなみに、オーストラリアの人は「ケチャップ」ではなく、「トマトソース」と呼びます。
初めてパースに来たときに、まっさきに覚えさせられました
↓“Self-Portrait” 1966
ウォーホル氏、まだまだ驚くべきアートを世に送り出していたのかもしれないですが
若くして亡くなったんですね。
↓会場を去る前にもう一度、振り返って。
まだよく見ていないアートがたくさんある~と思ったのですが
この後、歯医者の予約が入っていたので仕方なく出ることに。
12月までに必ず、また来ようっと
アートに詳しくない私でも、モダン・アート展はとても楽しかったです。
絵を眺めながら目が回りそうになったり、なるほどーと感心したり。
知らなかったこと(トマトスープの話とか?)を、覚えたり。
建築、街作り、ファッション…
日常のさまざまな分野で、アートは重大な役割を果たしているのですね。
近現代美術展の話に長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
もし再び会場を訪れたら、またアップするかもしれませんけど
それまではまた、普通ネタでまいります
日本は本格的な夏の訪れだそうですね
(特にめっちゃ暑そうな関東G県にお住まいのお友達二人、大丈夫かい?)
皆様、どうぞ体調を崩されませんように。
それでは
ランキングに参加しています。
応援クリック頂けると嬉しいです