Always Autumn

Letter from Perth

ゴッホが描いた空 ~by 空倶楽部~  

2013-11-29 19:54:29 | 見るだけArt


パース州立美術館では12月2日まで

モダンアートの殿堂、ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art:MoMA)所蔵:
ゴッホ、セザンヌ、ダリ、マティスなどの作品展が開催中です。

昨年のピカソやウォーホル展に続くMoMAシリーズですが、絵画に巨額な保険金がかかるため
今回でこのシリーズの展示会は終了なのだそうです。

次はどんなアートを観れるのかなと、かなり楽しみな美術展シリーズだったためとても残念

美術展の館内ガイドさんがおっしゃっておりましたが、例えばこちらのゴッホの絵は
約50~100億円の価値があるのだそうです。

そんなすごい美術品がわんさかやって来るので、その保険金となるとやはり難しいのでしょう

Vincent Van Gogh

「The Olive Trees」1889 



晩年のゴッホが南フランス滞在中に描いた風景です。

手前にオリーブ畑、向こう側にアルプスの山々、昇りかけの月(左端)白い雲。


この絵でゴッホは木や山々に「アウトライン」という本物の風景には無い物を施すことで
日本の版画の影響だったそうです)

非現実的で斬新な表現を試みたのでした。

 “写真”が世に出始め、人々が絵に描かれた世界だけではなく
別の表現方法(写真)で表された世界を楽しむようになってきたため

近代画家たちはそれに対し、もっと新しい表現方法を築こうとして
それぞれのアートの世界を広げていったのですよ、と先のガイドさんがおっしゃってました。



ゴッホが描いたモニョモニョ~っとした空。

ゴッホは本当はどんな気持ちでこの絵を描いていたのでしょう。

眺めていると、彼の悶々とした気分を感じられます。

やはり芸術のことで悩んでいたのでしょうか。
(写真め~~~とか)

お体の具合が悪かったのかもしれないし…

でも、もしかしたら

『風景だってこんな風に描くと面白い!』ってノリだったかもしれないですね


美術展は間もなく終わりますが、ブログには続きを書いていきます

(アートの世界はド素人なので、ガイドの方から聞いたこと、作品の解説から知ったことなどを簡単にして書いています。
どこか間違えていたら、解説者の方の責任すみません。)




「9」が付く日は空倶楽部の日。

この日に皆さんでいろんな空をアップして、眺めてみませんかという楽しい集まりです。
(なんか今回のは反則ですかね?


詳細はかず某さんchacha〇さんまでどぞ


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Comments (12)
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